読書する日々と備忘録

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2022年7月に読んだ新作おすすめ本 文庫・単行本編

こちらは2022年7月に読んだ新作おすすめ本 文庫・単行本編です。

文庫15点、ライト文芸4点、文芸単行本12点の計31点の紹介になります。

ライトノベル編はこちら↓

 

まずライト文芸では葉月文さんらしい関係性の描写が魅力の青春小説「この世界からまた君がいなくなる夜に」 (メディアワークス文庫)、彩藤アザミさんらしい雰囲気のある青春ミステリ「エナメル」 (新潮文庫nex)、紅玉いづきさんのデビュー15周年記念・3ヶ月連続刊行第3弾「15秒のターン」 (メディアワークス文庫)、千夜一夜物語風のとりかえばや設定がなかなか良かった「千夜宮ハレムのとりかえ書記姫」 (富士見L文庫)などなかなか粒ぞろいでした。

一般文庫では氷室冴子さんデビュー45周年の一環で99年以来の新装版刊行となった「海がきこえる 〈新装版〉」、町田その子さんの「不幸の家」と言われている一軒家を舞台とした連作短編集「うつくしが丘の不幸の家」、また東野圭吾さんの「希望の糸」(講談社文庫)、雪乃紗衣さんの「永遠の夏をあとに」 (創元文芸文庫)、呉勝浩さんの「スワン」 (角川文庫)など文庫化作品にも注目ですね。

そして文芸単行本は町田その子さんの「宙ごはん」、逸木 裕さんの「風を彩る怪物」、新川帆立さんの「先祖探偵」、鯨井あめさんの「きらめきを落としても」、五十嵐律人さんの「幻告」を挙げておきたいと思います。

気になる本があったらぜひ読んでみて下さい。

※紹介作品のタイトルリンクは該当書籍のBookWalkerページに飛びます。

 

この世界からまた君がいなくなる夜に (メディアワークス文庫) 

エナメル (新潮文庫nex) 

15秒のターン (メディアワークス文庫) 

千夜宮ハレムのとりかえ書記姫 (富士見L文庫) 

 

海がきこえる 〈新装版〉 (徳間文庫)

うつくしが丘の不幸の家 (創元文芸文庫) 

希望の糸 (講談社文庫)

永遠の夏をあとに (創元文芸文庫)

スワン (角川文庫) 

凛の弦音 (光文社文庫) 

サイファー・ピース・ダンサーズ (ハルキ文庫)

ジャポニスム謎調査 新聞社文化部旅するコンビ (双葉文庫) 

黒野葉月は鳥籠で眠らない (双葉文庫)

お父さんはユーチューバー (双葉文庫) 

いまは、空しか見えない (新潮文庫) 

掃除機探偵の推理と冒険 (ハヤカワ文庫JA) 

天才弁護士の孫娘 比良坂小夜子と御子神家の一族 (角川文庫) 

観覧車は謎を乗せて (宝島社文庫) 

災祥 (潮文庫) 

宙ごはん

育ててくれたママと産んでくれたお母さんがいる小学生の宙。育てのママ・風海が夫の海外赴任に同行することになり、産んでくれたお母さんの花野と同居を始める家族の物語。花野と一緒に暮らし始めた宙が直面する、ご飯も作らず子供の世話もしない、授業参観には来ないのに恋人とデートに行く母親との生活。けれどそんな彼女を支えてくれる人たちがいて、宙が成長していく過程でいろいろなことに気づいたり、また違う一面も見えてきたりして、いろいろな人たちのとの大切な出会いや哀しい別れも経験しながら、成長してゆく宙と周囲のひとたちとのかけがえのない日々にはぐっと来るものがありました。

 

風を彩る怪物

先祖探偵

きらめきを落としても 

幻告

香君 上 西から来た少女 

香君 下 遥かな道

拝啓 交換殺人の候 

氷住灯子教授と僕とYの世界

あきらめません! 

臼月トウコは援護りたい

くるまの娘