野村美月さんといえば枕詞とも言える代表作「文学少女」ですが、
“文学少女”と死にたがりの道化(ファミ通文庫)
“文学少女“と死にたがりの道化
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野村 美月/竹岡 美穂 KADOKAWA 2006年04月28日頃
どんなものを食べても味がしなくて、代わりに物語を美味しそうに食べる遠子さん。そんな遠子さんに文芸部に引っ張り込まれて、毎日三題噺を書いている心葉も、そんな心葉が気になって仕方ないななせもいたりで、心や感情が理解できないという千愛のお話自体は重かったですが、楽天的で結構熱血な部分もある遠子さんのキャラクターに救われてる部分も大きいのかもしれないですね。全8巻・短編集4巻・外伝3巻・完結編
しかしその後はやや苦戦した感もあったりで、本の刊行としては単独作品としては16年に刊行された「楽園への清く正しき道程」、短編掲載としても17年の「僕とキミの15センチ」を最後に刊行がしばらく途絶えていました。
そんな野村美月さんですが、20年4月に刊行された講談社タイガの「小説の神様 わたしたちの物語」に文学少女の短編を掲載したのを契機に、再び精力的に多彩な作品を刊行するようになっています。
小説の神様 わたしたちの物語(講談社タイガ)
小説の神様 わたしたちの物語 小説の神様アンソロジー
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相沢 沙呼/降田 天 講談社 2020年04月22日頃
降田天さんの小説を書けずに悩む作家、櫻いいよさんの本が読めなくなった読者の葛藤、芹澤正信さんの作家にあこがれる投稿者、手名町紗名さんのマンガ、野村美月さんの文学少女と千谷一也の邂逅、斜線堂有紀さんの水浦しずを応援する二人、相沢紗呼さんの編集者河埜さんのエピソード、紅玉いづきさんのAとのエピソードなど、小説の神様を絡めてそれぞれが思い思いのアプローチでらしさを発揮していましたが、久しぶりの野村美月さんも堪能できましたし、最後に配置されていた紅玉いづきさんの書いた文章がまたいい感じに締めていて良かったですね。
そこで今回、最近刊行されている作品群を紹介するとともに、過去作品も改めて紹介していきたいと思います。また精力的に活動できるようになったようですし、著者さんらしい再び切なく甘い物語をたくさん読めるようになることをこれからも期待しています。
最近刊行された作品・シリーズ
元カノが転校してきて気まずい小暮理知の、罠と恋。(ガガガ文庫)
元カノが転校してきて気まずい小暮理知の、罠と恋。
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野村 美月/へちま 小学館 2021年03月18日
中学時代、秘密の恋人同士だった理知と孤高の美少女渋谷ないる。理知に一方的に別れを告げて転校した彼女が、再び転校生として彼の前に現れる青春小説。再会していっそう美人になったないるを意識せずにいられない理知。一方、理知に冷たい横顔を向けつつ、意味深な発言を繰り返すないる。変わり者の上級生佐伯冴音子の策略に振り回されたり、思わぬ急展開に動揺する理知には忘れていた過去があって、不器用過ぎて拗らせてしまう彼らの距離感がもどかしかったですけど、失いかけていた大切なものを取り戻した二人が迎える結末は微笑ましかったです。
【世界観が同じ関連作品】
「親友の彼女を好きになった向井弘凪の、罪と罰。」(ダッシュエックス文庫)
※詳細は下に別途掲載しています。
『さいごの本やさん』の長い長い終わり むすぶと本。
むすぶと本。 『さいごの本やさん』の長い長い終わり(1)
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野村 美月/竹岡 美穂 KADOKAWA 2020年06月30日頃
店主の急死により閉店することになった幸本書店。残り少ない時間で閉店フェアを行い様々な人が訪れる中、故人の遺言で書店の全ての本を任されたという高校生・榎木むすぶが現れるもう一つの物語。少年時代、図鑑の立ち読みを楽しみにしていた獣医、「野菊の墓」で時を超えて再び巡り合った二人、「かいけつゾロリ」に救われた少年、地元出身の作家が抱えていた悔恨、そして店員・水海や店主だった笑門さんの想い。本の声が聞こえるむすぶが、店を訪れる人々を思い出の本たちと再会させてゆくエピソードはどれも印象的でぐっと来るものがありました。
むすぶと本。 七冊の『神曲』が断罪する七人のダンテ
むすぶと本。 七冊の『神曲』が断罪する七人のダンテ(2)
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野村 美月 KADOKAWA 2021年02月27日頃
他人の大声や暴力的な言葉が怖くて、教室に入れなくなってしまい図書室登校する中学生の清良。そんな彼女は同じ図書室登校だという眼鏡の少年・榎木むすぶと出会う物語。生徒の集まるネット掲示板に不穏な噂話が書き込まれ続け、静謐で穏やかだったはずの図書室が最近すこしおかしいと感じ始める中で、ともに過ごすようになるむすぶに勧められた黄金の『神曲』。七つの大罪をテーマに展開されるエピソード、そして積み重ねていった先にあるひとつの結末には苦しいだけでなく光明や確かな変化もあって、とても著者さんらしい物語だったと思いました。
『外科室』の一途 むすぶと本。(ファミ通文庫)
本の声が聞こえる少年榎木むすぶ。やきもち焼きの恋人の夜長姫(=本)に激しく嫉妬されながら、本の味方を自認する彼が様々な人と本の問題を解決する学園ビブリオミステリー。学園の王子様・姫倉悠人先輩の協力も得ながら取り組むハナちゃんとの再会を望む「長くつしたのヒッピ」、書店で出会ったとあるラノベの願い、ある本に罹患した少年の苦悩、「十五少年漂流記」と無人島生活といった事件の中で仲良くなった人たちがいて、何より最後の「外科室」の朗読会が迎えた結末が劇的で印象に残りました。彼の物語をまた読んでみたい新シリーズですね。
むすぶと本。 『嵐が丘』を継ぐ者 (ファミ通文庫)
本の声が聞こえる少年・榎木むすぶが、学園のアトリエを訪れると泣いていた妖精。むすぶは悠人先輩から妹が本に罹患しているのではという深刻な相談をされる第二弾。万引される本たちの悲しみ、サッカー部・赤星に言い寄られ困るハナちゃん、悠人先輩の妹・蛍が抱える複雑な想い、赤星がひた隠すコンプレックス、そして夜長姫との出会いのエピソード。人の心の機微には疎いけれど、辛い思いをしている本や人のことを放っておけなくて、だからこそむすぶはみんなに愛されるんですよね。夜長姫の嫉妬も可愛いけど、ハナちゃんとの今後も気になります。
ストーリーテラーのいる洋菓子店 月と私と甘い寓話
様々な悩みを抱えて店を訪れた人たちを、ストーリーテラー語部の語る物語と美しいシェフ・糖子の作る極上のお菓子で心解きほぐしてゆく心に甘く優しく沁みわたる連作短編集。ぱっとしないフリーター、突如休暇を宣言した専業主婦、素直になれなかった少年の呪い、ケーキを買いに行けないシャイな中年男性、糖子の妹・麦の片思い、語部の過去、そして店が生まれ変わるきっかけとなった二人の出会い。ひとつひとつのエピソードも良かったですけど、何より語部の真摯な想いと彼に感化され変わってゆく糖子の不器用で甘い関係がとても素敵な物語でした。
三途の川のおらんだ書房 迷える亡者と極楽への本棚(文春文庫)
人生最後で最上の一冊を選んでくれるという三途の川べりの「おらんだ書房」。生前に大きな未練を残す死者たちが最後の一冊を求めて店を訪れる連作短編集。本が大好きで本で圧死した公務員、先に亡くなった夫が最後に読みたかった本を探す妻、小さな子どもが探していたもの、不倫した夫たちを呪いたい妻、最終回を描かずに亡くなった人気漫画家、つまらない本を所望する高校生など、飄々とした着物姿の店主と彼に振り回されるアルバイトのいばらが、お客さんたちが本を求める真意を読み解いて、彼らのために奔走する姿はとても優しくて印象的でした。
記憶書店うたかた堂の淡々 (講談社タイガ)
突如失踪した静乃の優しすぎる恋人・誠。職場に連絡すると意外な事実が判明し、冷めた目をした美貌の青年・うたかた堂との出会いによって、心に秘めた過去や秘密、願いが解き明かされてゆく物語。姿を消した恋人の正体、うたかた堂が婚活で出会った一組のカップル、女優・乃木坂カレナとの関係、友人あけるの初恋の結末、おじいちゃんと孫の約束。記憶を代償に人々の大切な願いを叶える謎の青年・現野一夜は、最初は掴みどころのない人物に思えましたけど、不器用な彼が導いてゆくほろ苦くも優しい結末、そして現野自身の変化が印象的な物語でした。
以前刊行した作品・シリーズ
ヒカルが地球にいたころ……(ファミ通文庫)
見た目ヤンキーっぽい是光と、平安学園のアイドル帝門ヒカルはひょんなことで知り合った直後にヒカルが死亡し、葬儀に参列した是光はその亡霊に取り憑かれる羽目に。成仏させるために、心残りを解消するよう行動を開始する是光はやっぱりいいやつで、ヒカルの幼馴染の婚約者葵の頑なな態度や朝衣の妨害に苦戦するものの、そのまっすぐな気持ちをぶつけて、約束を代理で果たしてゆく、不器用でとても魅力的なヒロインたちと是光の物語ですね。全10巻。
ドレスな僕がやんごとなき方々の家庭教師様な件(ファミ通文庫)
天才で双子の姉グリンダが直前に失踪し、同盟国で家庭教師の役を押し付けられたシャール(男の子)と、教え子の子どもたちを中心としたドタバタコメディみたいなお話でしょうか。エーレンの人たちはのんびりとした良い人たちが多く、女装の家庭教師でも何とかなっちゃいそうな感はありますが、正体を知る聖羅、女装姿に惚れる王子とギルマー、元の姿が気になるアニーと、それぞれの思惑がさらなるドタバタを助長して楽しくなりそうです。舞台設定はややアバウトとも感じましたが、いろいろチャレンジしていて著者さんの試行錯誤が感じられる作品ですね。全8巻。
吸血鬼になったキミは永遠の愛をはじめる(1) (ファミ通文庫)
死にかけたところを吸血鬼雫に救われ、吸血鬼になってしまった詩也が、転入先で魔性の聖女・綾音先輩と運命的な出会いを果たし、彼女の所属する演劇部でパートナーとしてドラキュラを演じるお話。序盤は少しあざとい展開も多かったですが、吸血鬼になってしまったことに苦悩する詩也と、彼が普通の男の子ではないことに気づき、劇を通じてその思いに応えようとする綾音先輩とのやりとりが、とても作者さんらしいと思いました。ほんの少しだけ文学少女の遠子先輩たちを思わせる二人が、それに匹敵するような物語を紡いでくれることを期待したくなるシリーズです。全5巻。
吸血鬼になったキミは永遠の愛をはじめる Long Long Engage
交際する男性のプロポーズを「父を置いていけない」という理由で拒絶した詩也の娘ミナ。ずっとそばにはいられなかった母の代わりに決意する娘の視点から描かれる物語。母を愛し続ける父を想う娘の逡巡や、詩也が吸血鬼となるきっかけとなった雫の物語など、吸血鬼である以上は不老不死や周囲との時間の流れの違いにどう向き合うかという部分は避けられなくて、周囲の近況や意外な事実も交えながら紡がれた物語の中で示された結末は、これしかないと思える納得感のあるものでした。完結することなく終わった物語でしたが、これを読めて良かったです。
陸と千星 世界を配る少年と別荘の少女(ファミ通文庫)
両親の離婚協議のために別荘に送られた千星、男癖が悪くてすぐにいなくなる母親に悩まされる陸。そんな中学生二人のひと夏の初恋。運命的な出会いを果たした二人は、生活費のために毎朝別荘に新聞配達で届けに来る陸を千星が待つ不器用な交流を続けていましたが、お互い中学生という立場だと、本人たちの思いだけではどうにもならないことも多いですね。けれど陸が千星に伝えた約束を見事果たしてみせたことは、新しい生活を始めた千星にとって、大きな心の支えになったのではないでしょうか。いつか成長した二人の物語が読んでみたいと思いました。
親友の彼女を好きになった向井弘凪の、罪と罰。(ダッシュエックス文庫)
親友に彼女が出来たと紹介されたのは、自分が電車でずっと気になっていて声を掛けようと思っていたあの女の子だった。過去一人の女の子との関係で親友の遥平を傷つけた負い目を感じている弘凪。遥平が口説き落とした古都を彼の彼女と認めないといけないと感じながら、なぜか彼女とあちこちで遭遇してしまい、趣味が近いことを知り、一緒にいろいろな経験を重ねて、惹かれ合わずにはいられなくなっていく二人。でも裏切れずどうすべきか苦悩する姿は苦しいけれど切なくて、でも最後はほろ苦いながらも良かったなと思える著者さんらしい作品でした。
下読み男子と投稿女子 優しい空が見た、内気な海の話。(ファミ通文庫)
どんな作品も面白いと感じるラノベ新人賞の下読み高校生アルバイト・青と、厳しい祖母との生活や投稿作への酷評から自信をなくしかけていた同級生の美少女・氷ノ宮氷雪。本来出会うはずのない二人が出会い、二人で協力しながら投稿作品を作り上げていく二ヶ月間。周囲とうまく付き合うことのできなかった氷雪と、孤高の彼女に自分は釣り合わないと思う青。お互いに影響を受けて強く惹かれていきながらも、そこからあと一歩を踏み出す勇気を持てないもどかしい二人の迷いや、それを乗り越えようとする真摯な想いが心に響く素敵な青春創作物語でした。
アルジャン・カレール -革命の英雄、或いは女王の菓子職人-〈上〉 (ファミ通文庫)
革命後の混乱を乗り越えたフロリアの王都パリゼ。そこで出会った劇作家オーギュストと、かつての動乱の英雄で女王の菓子職人アルジャン・カレールの物語。無愛想な菓子職人アルジャンの意外な一面を知ったオーギュストが、見事な菓子に魅せられ彼の店に通うようになり、その対照的な二人が巻き込まれる事件を菓子を通じて解決していくストーリーの数々と、そして何よりアルジャンと国のためを思い立ち上がった王女ロクサーヌの出会いから二人の逃避行、そして菓子職人になるまでの過程がとても良かったです。そんな彼らの今後が気になる上巻でした。
アルジャン・カレール -革命の英雄、或いは女王の菓子職人-〈下〉 (ファミ通文庫)
下巻は遠方に嫁ぐ伯爵令嬢ジュゼットと菓子職人アルジャンのささやかな交流、バルトレオン将軍とオーギュストの短編。そして遠征していた将軍の敗戦からの国難に対して、アルジャンの菓子を切り札に外交で渡り合おうとするロクサーヌの奮闘が物語のハイライトでしたね。お互いを想う気持ち、揺るぎない信頼関係があっても、決して本音を伝えることができないロクサーヌとアルジャンの身分を超えた二人の絆がストーリーの大きな軸で、妨害に遭いながらも創り出す菓子の表現力で、見事ロクサーヌの期待に応えてみせたアルジャンの執念は見事でした。
SとSの不埒な同盟 1(ダッシュエックス文庫)
合奏部の美園千冬を鑑賞するため美術部員に入部した真田大輝が、同じ目的を持つ同志藍本ルチアと密かに鑑賞部を立ち上げ同盟を結ぶ物語。自分の嗜虐志向を満たす男を見つけながら、ことごとく空振りに終わるルチアと、目当ての女の子は大輝を気にかけてくれるのに、ルチアが気になって向き合えない大輝。近いのにS同士ゆえ特別になれない、曖昧でもどかしい関係が迎えた結末にはそうなってしまったかとも思いましたが、続巻でどうなるのか期待大です。巻末の千冬の日記は切ない話なのについ笑ってしまうけれど、彼女もまたとてもいい子なんですよね。全2巻。
晴追町には、ひまりさんがいる。 (講談社タイガ)
晴追町には、ひまりさんがいる。 はじまりの春は犬を連れた人妻と
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野村 美月 講談社 2015年10月20日頃
これまで恋してきたのはいつも人妻だった大学生春近が、眠れなくて出かけた深夜の公園で白い毛並みのサモエド犬・有海さんを連れた人妻ひまりさんと出会う物語。旦那の有海さんを見かけたことはないけれど、そんな彼だけを想って飼い犬の有海さんと強く優しく生きているひまりさん。彼女との恋にはなかなか希望が見えてきませんが、歳上にしか恋愛感情を抱けない巴崎や先輩天馬と彼女の夜理子さん、強面園長小鳥遊といった晴追町の個性的な人たちとの、不器用だけれど心温まる優しいやりとりがとても良かったです。全2巻。
楽園への清く正しき道程 (ファミ通文庫)
楽園への清く正しき道程(1番目はお嫁さんにしたい系薄幸)
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野村美月 KADOKAWA 2016年01月28日頃
王妃の発案で「お嫁さんにしたい子番付レース」が開催されることになり、優勝した娘は国王様の寵姫に迎えられるという噂が広がって城中がヒートアップする第二弾。ルディがいじめに遭う内気な侍女ミーネと知り合い、フロリンとなった王妃と共に彼女を勇気づけようと奮闘する今回。ルディとミーネの身分差を超えたロマンスはとても良かったんですけど、それ以上に王妃に惹かれながらどうにもできないルディと、応援すると言いながら自覚ないままに胸を痛める王妃のボタンの掛け違いが切な過ぎて…どうにかならないんでしょうかと思わずにはいられません。全4巻。
野村美月さんの作品が載っている短編集
このへんは全部は読めていないです。すいません。
僕とキミの15センチ ショートストーリーズ(ファミ通文庫)
ショートストーリーズ 僕とキミの15センチ
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井上 堅二/竹岡 美穂 KADOKAWA 2017年10月30日頃
「僕とキミの15センチ」をテーマに総勢20名の作家が参加して描かれたショートストーリー集。同じテーマで書いていても著者さんそれぞれで着目点が違ったり、作品にらしさがよく出ていてとても興味深かったですが、個人的には九曜さんや三田千恵さん、久遠侑さんあたりの青春小説は今後も期待したくなりましたね。そして何よりもう読めないと思っていた東雲侑子シリーズと文学少女のエピソードが読めたのは嬉しかったです。一つ一つの作品がもう少しボリュームあると良かったかなとは感じましたが、全体としてみれば十分満足できる一冊でした。
3分間のボーイ・ミーツ・ガール ショートストーリーズ(ファミ通文庫)
寮の七日間 青春ミステリーアンソロジー(ポプラ文庫ピュアフル)
児童書の青い鳥文庫で最近出たシリーズ
読んだ娘は面白かったと言ってました(苦笑) 4月に3巻目が刊行になるようです。 世々と海くんの図書館デート 1 恋するきつね…(講談社青い鳥文庫)
世々と海くんの図書館デート 恋するきつねは、さくらのバレエシューズをはいて、絵本をめくるのです。
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野村 美月/U35 講談社 2020年10月14日頃
世々と海くんの図書館デート 2 夏のきつねの…(講談社青い鳥文庫)
世々と海くんの図書館デート(2) 夏のきつねのねがいごとは、だいすき。だいすき。だいすきです。
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野村 美月/U35 講談社 2020年10月14日頃
文学少女よりも前に刊行された初期作品
このあたりも未読です。すいません(苦笑)とりあえずご案内ということで。
卓球場シリーズ (ファミ通文庫) 全4巻
フォーマイダーリン!―月夜は無邪気に竜退治 (ファミ通文庫)
天使のベースボール (ファミ通文庫) 全2巻
Bad! Daddy (ファミ通文庫) 全4巻
うさ恋。(ファミ通文庫)全5巻