読書する日々と備忘録

主に読んだ本の紹介や出版関係のことなどについて書いています

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2021年上半期注目のおすすめ新作文芸単行本30選

先日ライトノベル編に続く、21年上半期注目のオススメ新作企画第二弾の文芸単行本編です。毎度のことですが読みたい本が多すぎて後追いになっているという状況もあり、最後までどれを入れるのかかなり迷いましたが、とりあえず今回読んだ一般文芸単行本の中から30作品選んでいます。読む本を探す参考になれば幸いです。

 

1.スモールワールズ

【第165回直木賞候補作】

2.正欲

3.六人の嘘つきな大学生

4.死にたがりの君に贈る物語

5.神の悪手

6.不可逆少年

7.和菓子迷宮をぐるぐると

8.おれたちの歌をうたえ

【第165回直木賞候補作】

9.ゴールデンタイムの消費期限

10.道をたずねる

11.レンタルフレンド

12.スイッチ 悪意の実験

【第63回メフィスト賞受賞作】

13.累々

14.ほたるいしマジカルランド

15.草原のサーカス

16.Exit イグジット

17.風は山から吹いている ―― Why climb mountains with me?

18.幻視者の曇り空 ―― cloudy days of Mr.Visionary

19.転職の魔王様

20.飛石を渡れば

21.元彼の遺言状

22.櫓太鼓がきこえる

【第33回小説すばる新人賞受賞作】

高校を中退し親との関係が悪化していた17歳の篤。先の見えない毎日を過ごしていた彼が、相撲ファンの叔父の勧めで相撲部屋に呼出見習いとして入門する物語。実力が全ての力士と違い、完全年功序列の相撲の呼び出しの世界。弟子も少ない弱小の朝霧部屋で力士たちと暮らし、稽古と本場所を繰り返す日々。しくじってばかりで自信を喪失気味で、一方で力士たちの焦りや葛藤を目の当たりにする機会も多くて、感化されて少しずつ前向きに頑張るようになると、きちんと見ていてくれる人もいるんですよね。そんな彼らの頑張りを応援したくなる物語でした。

 

23.ひきなみ

24.パンダより恋が苦手な私たち

25.ヴィンテージガール 仕立屋探偵 桐ヶ谷京介

26.ヴィクトリアン・ホテル

27.風よ僕らの前髪を

【第30回鮎川哲也賞優秀賞受賞作】

28.うしろむき夕食店

29.料理なんて愛なんて

30.私のカレーを食べてください

【第2回「日本おいしい小説大賞」受賞作】

以上です。気になる本があったらぜひ読んでみて下さい。