読書する日々と備忘録

主に読んだ本の紹介や出版関係のことなどについて書いています

※弊サイト上の商品紹介にはプロモーションが使用されています。

21年4月電撃文庫まとめ

今回は4月電撃文庫のおすすめを紹介していきます。

 

何といっても注目は『ヴァイオレット・エヴァーガーデン』の暁 佳奈が贈る、四季の物語「春夏秋冬代行者 春の舞」上下巻ですね。季節の巡り変わりを四季の代行者が担う世界を舞台とした代行者と護衛官が織りなすそれぞれのエピソードがとてもぐっと来る感じで、個性豊かな主従それぞれの繊細で複雑な関係性は、上下巻で分厚くても気にならないほど一気読みしてしまう読みやすさがあって、この手の作品が好きな方は間違いなく押さえておきたい作品です。

 

また「男女の友情は成立する?(いや、しないっ!!) 」の2巻目、「わたし以外とのラブコメは許さないんだからね」3巻目も期待を裏切らない面白さでした。だんじょるも面白いですが、個人的には羽場楽人さんの「わたし以外とのラブコメは許さないんだからね」も推したいですね。困った人のために頑張らずにいられない希墨とただのツンデレ美少女から成長してきたヨルカの物語は、巻数重ねるごとに面白くなってきてます。

 

そして「続・魔法科高校の劣等生 メイジアン・カンパニー」の2巻目、「魔王学院の不適合者」の9巻目もこれからの展開に期待したくなる安定感があって、どれも面白かったです。

 

春夏秋冬代行者 春の舞 上・下 (電撃文庫)