読書する日々と備忘録

主に読んだ本の紹介や出版関係のことなどについて書いています

2021年1月に読んだ新作おすすめ本 ライト文芸・文庫・単行本編

こちらは2021年1月に読んだ新作おすすめ本 ライト文芸・文庫・単行本編です。ライトノベル編の方にも書きましたが、今回は紹介点数が多いため、ライトノベルとそれ以外に分割しました。

 

ライト文芸だとまず古宮九時さんの「彼女は僕の「顔」を知らない」、そしてこれまで電子書籍のみの刊行だった集英社オレンジ文庫の仲村つばきさんの「廃墟の片隅で春の詩を歌え」、辻村七子さんの「忘れじのK」は要注目の一冊です。一般文庫では三川みりさんの新作中華風ファンタジー「転生佳人伝」に注目ですが、斎藤千倫さんの「神楽坂つきみ茶屋 禁断の盃と絶品江戸レシピ」も今後に向けて期待のシリーズとなりそうです。

 

また文庫化作品では二巻目も単行本で発売する住野よるさんの「麦本三歩の好きなもの」、浅倉秋成さんの青春ミステリ教室が、ひとりになるまで」 、「横浜駅SF」の柞刈湯葉さんが近未来の仕事事情を描いた「未来職安」、「裏世界ピクニック」が好調な宮澤伊織さんの「そいねドリーマー」あたりはチェックしておきたいところですね。

 

文芸単行本では昨年分を繰り越したせいで点数がやや多めですが、「法廷遊戯」も話題だった五十嵐律人さんの「不可逆少年」、第164回芥川賞候補作だった乗代雄介さんの「旅する練習」、天沢夏月さんの初単行本「ヨンケイ!!」、弁護士の卵たちを描く織守きょうやさんの「朝焼けにファンファーレ」、古代オリエントを舞台とした篠原悠希さんの「マッサゲタイの戦女王」を挙げておきます。

 

彼女は僕の「顔」を知らない。 (メディアワークス文庫)