読書する日々と備忘録

主に読んだ本の紹介や出版関係のことなどについて書いています

2018年下半期 続きが気になるライトノベル10選(2018下期好きラノ投票用エントリ)

また好きラノの投票時期がやってきました。

今回はどうしようかなといろいろ思案したのですが、これまでの作ったまとめ記事を踏襲しても面白くないので、とりあえず自分が続巻を読みたいシリーズということで10作品セレクトすることにしました。これはシリーズとして大丈夫だろうという作品は自分が心配することもないと思うので、続巻がどうなるのか気になる、シリーズとして是非続いて欲しいと思う作品から優先して選んでます(ぇ

 

注目としてオーバーラップ文庫虐殺スペック赤三月さんと低スペック九木野瀬くん」はかのレーベルでは珍しい青春小説ですが、是非一読してみて欲しい作品です。あとは面白い青春小説を観光しているレーベルとして注目しているスニーカー文庫から「継母の連れ子が元カノだった」「青春敗者ぼっち野郎、金髪尻軽ギャルのお気に入りになる」「毒舌少女のために帰宅部辞めました」の3点、最近戦記物を出すようになってきたGA文庫からは「辺境貴族、未来の歴史書で成り上がる」、最後に自分は普段こういうライトノベル企画ではラノベレーベル以外からは選ばないのですが、これは読んでおきたい一冊ということであえて新レーベル一二三文庫から「隣の席の佐藤さん」を選出しました。

 

このラノの順位も気になるところではありますが、それ以上に分が選んだ作品の続きを是非読みたいという思いで今回選んだので気になる本があったら是非読んでみて下さい。

 

1.キミの忘れかたを教えて (角川スニーカー文庫)

キミの忘れかたを教えて (角川スニーカー文庫)

キミの忘れかたを教えて (角川スニーカー文庫)

 

余命半年を宣告されて大学を中退し実家でニートと成り果てた松本修。昔からの悪友・トミさんの誘いで母校の中学校を訪れた修が、かつて突き放した因縁の幼馴染・桐山鞘音と再会する青春小説。人生に絶望して投げやりな日々を送る修の後悔と、シンガーソングライターとして不調に陥り戻ってきた鞘音の覚悟。トミさんを介して昔のような不器用な二人の交流が再開して、鞘音と最後の共演のために覚悟を決めて自らを追い込んでゆく修。その過程で取り戻してゆくお互いの大切な想いと、彼らの決意がもたらしたエピローグにはぐっと来るものがありました。19年2月に2巻刊行予定。

【18下期ラノベ投票/9784041070918】

2.七つの魔剣が支配する (電撃文庫) 

名門キンバリー魔法学校に入学したオリバーが運命的な出会いを果たしたサムライ少女・ナナオ。魔法生物のパレードから始まるトラブルの連続に巻き込まれつつ出会った仲間たちと乗り越えてゆく学園ファンタジー。器用に魔法を応用しながら使いこなすオリバーと剣に突出した力を持つナナオを中心に、それぞれの想いを抱えながら入学した仲間たちと力を合わせ、危機的状況の連続を乗り越えて絆を育んでゆく展開がなかなか良かったからこそ、深い因縁を感じさせるエピローグが今後の波乱を予感させて、ここからどうなるのか楽しみな新シリーズですね。19年1月に2巻刊行予定。

【18下期ラノベ投票/9784048939645】

3.ラストラウンド・アーサーズ2 聖女アーサーと赤の幼女騎士 (ファンタジア文庫)

 一緒に住む提案をした凛太朗に、その全財産を使い込み屋敷を買うという相変わらずのロクでなしっぷりを発揮した瑠奈。そんな二人の前に凛太朗を師と慕うアーサー王候補の一角・エマとその騎士・ラモラック卿が現れる第二弾。凛太朗を陣営に引き入れようと積極的に来るエマの魅力が輝く一方で、やることなすこと裏目に出て空回りする残念な瑠奈というお約束展開ですが、それでも一本芯の通ったストーリーの中で魅力的なキャラがよく動いて、複雑に絡み合う想いをバトルで決着をつける熱い展開の安定感は流石の一言。今後も期待できるシリーズですね。

【18下期ラノベ投票/9784040728315】

4.虐殺スペック赤三月さんと低スペック九木野瀬くん plan.1 (オーバーラップ文庫)

虐殺スペック赤三月さんと低スペック九木野瀬くん plan.1 (オーバーラップ文庫)

虐殺スペック赤三月さんと低スペック九木野瀬くん plan.1 (オーバーラップ文庫)

 

たまたま虐殺スペックな女子高生・赤三月朝火の自殺を阻止した低スペックの九木野瀬伊吹。翌朝、朝火から脅迫されて『人生の攻略本作り』を手伝わされる青春小説。容姿端麗の人気者で多才な朝火の素の性格はわりとあれで、低スペックと言われる九木野瀬は屈折した現実主義の努力家。まずは周囲に妬まれて孤立する下級生・黒花(彼女もいい性格w)が直面する困難の克服に協力する展開でしたが、何だかんだでわりといいコンビっぷりを見せた二人はそれぞれ事情を抱えているようで、その関係が今後どう変わってゆくのか続巻に期待大の新シリーズです。

【18下期ラノベ投票/9784865544251】

5.継母の連れ子が元カノだった (角川スニーカー文庫)

中学生の時に恋人となり些細なことですれ違い、卒業を機に別れた伊理戸水斗と綾井結女。そんな二人が高校入学を機に再婚した親の再婚相手の連れ子として同居する青春ラブコメディ。思ってもみなかった形での最悪の再会と些細なことで衝突する二人。終わったはずなのにふとした拍子に思い出す黒歴史に赤面し、素直になれないけれど何だかんだ言いながらお互いの存在を気にかけていたり再評価したり。恋愛ROM専やぐいぐい介入してくる友人たちに振り回されつつ、再び少しずつ育まれてゆく二人の関係がどう変わってゆくのか続編がとても楽しみです。

【18下期ラノベ投票/9784041076842】

 

6.青春敗者ぼっち野郎、金髪尻軽ギャルのお気に入りになる (角川スニーカー文庫)

ぼっちで昼休みに勉強ばかりしているガリ勉の一条純が、いかにもギャル風で噂も多い橘かれんに勉強を教えてほしいと請われ、そこからいろいろ変わってゆく青春ラブコメディ。ぐいぐい来るかれんに何で自分がと思ううちに教室でも話しかけられるようになって、クラスでの立ち位置も変わってゆく一条。最初は戸惑いながらもちゃんと向き合うようになってゆく彼は面倒見のいいやつで、見た目があれなかれんもまた真っすぐで応援したくなる二人ですね。かれんを意識するようになってツンデレ気味だった一条が陥落する日も近い?ということで続刊に期待。

【18下期ラノベ投票/9784041074619】

7.毒舌少女のために帰宅部辞めました (角川スニーカー文庫)

毒舌少女のために帰宅部辞めました (角川スニーカー文庫)

毒舌少女のために帰宅部辞めました (角川スニーカー文庫)

 

帰宅部生活を謳歌していた高校生・榊木彗が、美人教師の赤草先生から問題児・日羽アリナの毒舌を更生しろと命じられて放課後一緒に過ごす日々が始まる青春小説。毒舌で周囲を寄せ付けないアリナとそれをさらっと受け流す彗が、放課後に二人で一緒に彼女のコミュ力向上のため部活動や生徒会を手伝う日々。第一印象は最悪だった二人のやりとりが少しずつ変わってゆく中、アリナが密かに抱えている事情が明らかになる転機もあったりで、まだまだこれからな彼らの距離感がこれからどう変わってゆくのか、これは続巻に期待したくなる新シリーズですね。

【18下期ラノベ投票/9784041075487】

8.公女殿下の家庭教師 謙虚チートな魔法授業をはじめます (ファンタジア文庫)

公女殿下の家庭教師 謙虚チートな魔法授業をはじめます (ファンタジア文庫)
 

 魔法の実力が人生を左右する世界で、膨大な魔力を持ちながらなぜか魔法を構築できない公爵令嬢・ティナ。そんな彼女の家庭教師に任じられたアレンが、その封じられた才能を開花させて彼女の世界を変えてゆく物語。庶民出身ながら屈指の実力を持つアレンに師事して努力するティナや専属メイド・エリーの成長、アレンに甘える年下ヒロインたちの可愛らしい姿が物語の肝なんですかね。複雑な心情の親たちも絡むヒロインの座争いも熾烈ですが、ラスボス的存在感があるアレンの相方・リディヤは手強そうです(苦笑)これは続巻も期待の新シリーズですね。

【18下期ラノベ投票/9784040730219】

9.辺境貴族、未来の歴史書で成り上がる ~イリスガルド興国記~ (GA文庫)

辺境の貧乏領地を治める若き領主アルトが偶然召還した刻の精霊クロノ。彼女と半強制的に契約を結び未来を書きかえることのできる歴史書を手に入れたアルトが、楽に暮らしたいという夢を叶えるため動き出す歴史ファンタジー。歴史書には書いても実現不可能なことは消えてしまう制約がある中、思いとは裏腹に様々な試行錯誤が必要な状況で着実な手を打てる才幹がアルトにあって、緊張感のある展開に幼馴染エレナや王女といったヒロインを絡めてゆくストーリーは面白かったです。ここからどこまで盛り上げていけるか今後に期待大の新シリーズですね。

【18下期ラノベ投票/9784797398441】

10.隣の席の佐藤さん (一二三文庫)

隣の席の佐藤さん (一二三文庫)

隣の席の佐藤さん (一二三文庫)

 

地味でパッとしない佐藤さんと隣の席になった山口くん。隣の席で交流を積み重ねながら、二人の心境が少しずつ変化してゆく青春小説。始めは鈍くさいけど素直な佐藤さんに調子が狂いイライラしていたのに、いつの間にか彼女が気になってゆく山口くん。だからといってすんなり上手くいくわけでもなくて、ままならない状況でどう接するのがいいのか懸命に考える山口くんが微笑ましいですね。いろいろ遅れがちな彼女を気にかけて寄り添う山口くんの姿勢はカッコよくて、周囲にもバレバレで生温かく見守る二人のその後がまた読んでみたいと思いました。

 

【18下期ラノベ投票/9784891995317】

 

今回からこのラノTwitter投票は随分やりやすくなったそうなので、まだ参加していない方は自分の良かった本を投票してみましょう。以上です。