読書する日々と備忘録

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独断と偏見で選ぶ!2020年の年間ジャンル別新作おすすめ40選

 というわけで年間のおすすめ40選です。

昨年はライトノベルと一般文芸・文庫・ライト文芸で各20冊で選びましたが、今回はどのジャンルもそこそこ点数が揃っているので、ライトノベル・ライト文芸・文庫・文芸単行本で各10冊選ぶことにしました。上半期/下半期では全体のバランスや客観的な評価も配慮してセレクトしていますが、こちらはより独断と偏見で個人的に読んでもらいたい本を好みで選んでいます。とはいえ基本的にそもそもの好み自体がマニアックではないので、あまり意外性はありません(苦笑)

 

【ライトノベル部門】

1.楽園ノイズ (電撃文庫)

 

【文芸単行本】

1.盤上に君はもういない

選ばれし者だけが集まる、国内唯一の国立美術大学・東京美術大学油画科。スパルタで知られる森本ゼミに属することになった望音・詩乃・太郎・和美、それぞれの葛藤を描く青春小説。地方出身で天才的な画風の望音、技術はあるがこれといった特徴のない詩乃、美大生としての自分に迷いをもつ太郎、前衛的で現代的な作風の和美。厳しい森本の下で才能とは何か、過酷な現実を何度も突きつけられ、周囲を妬みぶつかり合う厳しさを痛感しましたが、それぞれが悩んできたことに対する自分なりの解答を見出してゆくその結末にはぐっと来るものがありました。

 

8.凪に溺れる