今回は8月ガガガ文庫・集英社オレンジ文庫新刊感想まとめです。
ガガガ文庫は続巻1点、新作3点、オレンジ文庫は新作1点の計5点になります。
まずガガガ文庫は新章開始・新キャラ登場で物語としても大きく動きそうな予感の「千歳くんはラムネ瓶のなか」、世界の時間が止まり北海道から東京に向けて二人で旅をする八目迷さんの新作「琥珀の秋、0秒の旅」、精神世界〈ゾーン〉に侵入する異能を持った少女が概念生命体フォビアと戦うダーク・サイコアクションで第16回小学館ライトノベル大賞優秀賞受賞「SICK: -私のための怪物-」、マウンティングが絶対のルールの学園で仲間たちと最強クラス所属を決めるマウント合戦に挑む同じく16回小学館ライトノベル大賞優秀賞受賞「最強にウザい彼女の、明日から使えるマウント教室」と、どれもなかなかインパクトのあるガガガ文庫らしさを感じる作品でした。
オレンジ文庫は現段階で読んだ竹岡葉月さんらしい定食屋を舞台とする連作短編集「音無橋、たもと屋の純情」も優しい物語でなかなか良かったです。オレンジ文庫は残りの新刊も例によっておいおい読んでいく予定です。 どれも面白かったので、気になる作品があったら是非読んでみて下さい。
※各作品タイトルのリンクはBookWalkerページに飛びます。
千歳くんはラムネ瓶のなか7 (ガガガ文庫)
琥珀の秋、0秒の旅 (ガガガ文庫)
第16回小学館ライトノベル大賞優秀賞受賞
SICK: -私のための怪物- (ガガガ文庫)
第16回小学館ライトノベル大賞優秀賞受賞
最強にウザい彼女の、明日から使えるマウント教室 (ガガガ文庫)
音無橋、たもと屋の純情 旅立つ人への天津飯 (集英社オレンジ文庫)