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読書する日々と備忘録

主に読んだ本の紹介や出版関係のことなどについて書いています

1月に読んだ本 #読書メーターより

今年も早くも1月が終わってしまいました。1月は冊数的に読めていたようにも見えますが、それは正月帰省の移動時に電子書籍でマンガを読んだからという事情もあったためですね(苦笑)とはいえなかなか面白いと思った作品は結構あったので、そういう意味では良い読書ができた一ヶ月だったと思いました。

 

2016年1月の読書メーター
読んだ本の数:71冊
読んだページ数:19568ページ
ナイス数:6570ナイス

小説 ダメな私に恋してください (集英社オレンジ文庫)小説 ダメな私に恋してください (集英社オレンジ文庫)感想
会社が倒産して以来、収入ゼロにもかかわらず年下の大学生に貢ぐ日々を送っていた、柴田ミチコ29歳。就活に惨敗する状況で怖くて大嫌いだった元上司の黒沢と偶然再会する物語。ドラマ化するコミックスの小説版ということで、いかにも少女小説っぽい展開でしたが、小説としても読みやすくて面白かったです。モテないミチコのいかにもありそうな迂闊さとか、そんな彼女に呆れながらもついつい助けてしまう黒沢とか、ここからどうなるのか続きが気になりました。続き出たら読みたいと思いましたが、性質的に小説版の続編は難しいかもしれないですね。
読了日:1月31日 著者:木崎菜菜恵,中原アヤ
マスカレード・オン・アイス (集英社オレンジ文庫)マスカレード・オン・アイス (集英社オレンジ文庫)感想
若手フィギュアスケーターとして将来を嘱望されながらも行き詰まっていた女子高生・白井愛が、ふとしたきっかけからかつて約束をした友人・ユーリに会いに行く物語。経済的な事情にも直面してスケートを続けることすら難しくなりつつある中、狭い世界から飛び出して初めて分かったこと、これまで知り得なかったユーリの複雑な事情。多くの出会いやユーリとの再会によってスケートへの想いを再確認し、多くの刺激を受け自分の良さに気づき、自信を取り戻していく展開はとても良かったですね。近い将来の再会を予感させるエピローグも自分好みでした。
読了日:1月31日 著者:一原みう
まいごなぼくらの旅ごはん (メディアワークス文庫)まいごなぼくらの旅ごはん (メディアワークス文庫)感想
体を壊して仕事をリタイア中の颯太が亡き父が遺した食堂『風来軒』で出会った、大学休学中の食いしん坊女子ひより。人生迷子な二人が食堂存続を目指し、新メニューを探して旅に出る物語。風来軒を継ごうと決心した颯太と閉店で心の拠り所を失ってしまっていたひより。颯太を助けることになったひよりが、二人で父の最後の料理を探したり、岩手や北海道へ旅しておしいものを食べる展開は、とても美味しそうに食べて幸せな気分になる描写があったりで、テンポはいいけれどのんびりとした優しい雰囲気がとても良かったです。お店軌道に乗るといいなあ。
読了日:1月30日 著者:マサト真希
ウロボロス・レコード2 (ヒーロー文庫)ウロボロス・レコード2 (ヒーロー文庫)感想
伯爵家当主となった兄ライナスに子爵とされ、領主就任の名目で王都から追い出されたトゥリウスが、部下たちとともに領地経営に当たる第二弾。ど田舎の痩せた土地を与えられ失敗すれば後が無い状況。ただ面倒に思うだけで必要な手は打てるし、必要に応じて有能な部下も増やしたり、逆境を何とかしてしまうだけの陣容が着実に構築されつつありますね(何かがズレてる主従ですけどw)当面の窮地も脱し順風満帆にも見えますが、トゥリウスに脅威を感じる存在はいるだけに、これからもまた一騒動ありそう。今回もとても面白かったので次巻も楽しみです。
読了日:1月29日 著者:山下湊
グラウスタンディア皇国物語7 (HJ文庫)グラウスタンディア皇国物語7 (HJ文庫)感想
リジア十二貴族ベルゲンとの命懸けの交渉から辛くも帰還した皇国軍師クロム。戦況は遂に両国の王が自ら出陣する事態へと発展、ついに第二次リジア戦役が決着する第七弾。リジア側の様々な思惑や難しい駆け引き、窮地にも見える状況でようやく見えた戦役を決着させるための決断。難しい判断が続く状況の中、死を恐れない奮闘や敵味方を越えた共闘でどうにか迎えた決着は新局面に向けた布石でもあり、まだまだ戦いは続きそうですね。鈍いクロムとヒロインたちとの状況にも変化があって、彼女たちのアプローチにも今後ちょっと期待。次巻も楽しみです。
読了日:1月29日 著者:内堀優一
成り上がり英雄譚 屑星皇子の戦詩3 (HJ文庫)成り上がり英雄譚 屑星皇子の戦詩3 (HJ文庫)感想
バルゼイア連合にて反乱軍との会戦を控え屑星皇子ラウルが動けない状況で、星神教会の派遣した大軍勢が迫っているとの報告が入り、留守を守っていたルシエたちが救援に向かう第三弾。ラウルの戦いは意外な顛末を迎えて収束しましたが、今回は劣勢の中を星神教会の大軍相手に奮闘したルシエが存在感を見せましたね。過去に因縁があった人物に遭遇し苦戦しながらも、自ら身体を張って最後まで諦めずに戦った彼女の決断や行動が、今後の転機に繋っていきそうな予感がしました。いくつかの出会いもあり星神器にもまた謎がありそうで、次巻が楽しみです。
読了日:1月29日 著者:ハヤケン
偉大なる大元帥の転身2 勇者と炎上トーナメント (ファミ通文庫)偉大なる大元帥の転身2 勇者と炎上トーナメント (ファミ通文庫)感想
合同調査から戻ったケータの前に魔族四天王の一人ベスティアリが現れ、魔王の元に帰参するよう要請する第二弾。調査で周囲の評価ががらりと変わってしまった天才少女ライラ。そんな彼女とケータが組んで出場した精霊召喚タッグトーナメントは、まさかの快進撃に加えて決着の仕方までアレで、大元帥に傾倒する軍曹含め何だか苦笑いな顛末でしたが、ケータと組んでようやく素直になれたライラもまた魅力的でした。大会後の騒動でケータが探していた人物や過去の因縁が判明したり、未だ再登場しない魔王の側にも何かありそうで次巻がとても楽しみです。
読了日:1月28日 著者:竹岡葉月
楽園への清く正しき道程 1番目はお嫁さんにしたい系薄幸メイド (ファミ通文庫)楽園への清く正しき道程 1番目はお嫁さんにしたい系薄幸メイド (ファミ通文庫)感想
王妃の発案で「お嫁さんにしたい子番付レース」が開催されることになり、優勝した娘は国王様の寵姫に迎えられるという噂が広がって城中がヒートアップする第二弾。ルディがいじめに遭う内気な侍女ミーネと知り合い、フロリンとなった王妃と共に彼女を勇気づけようと奮闘する今回。ルディとミーネの身分差を超えたロマンスはとても良かったんですけど、それ以上に王妃に惹かれながらどうにもできないルディと、応援すると言いながら自覚ないままに胸を痛める王妃のボタンの掛け違いが切な過ぎて…どうにかならないんでしょうかね。次巻も楽しみです。
読了日:1月28日 著者:野村美月
謎好き乙女と偽りの恋心 (新潮文庫nex)謎好き乙女と偽りの恋心 (新潮文庫nex)感想
早伊原樹里の姉葉月による突然の会長辞任宣言。真面目で責任感の強い会長の辞意に疑念を拭えない春一が真相を調べ、過去を回想する第三弾。各エピソードで会長や生徒会役員たちと春一の関係性が明らかになりますが、一見あまり関係がなさそうに見えたエピソードが、予想もしなかった提示によって驚かされ、また違ったものに見えてくる不思議。かつて選択を間違えて大切なものを偽っていた登場人物たち。様々な思惑や二転三転する状況に流されず、自らが一番気になるところに一歩を踏み出した春一の選択がどんな結末をもたらすか、次巻が楽しみです。
読了日:1月28日 著者:瀬川コウ
天久鷹央の推理カルテIV: 悲恋のシンドローム (新潮文庫nex)天久鷹央の推理カルテIV: 悲恋のシンドローム (新潮文庫nex)感想
結婚しようとすると死んだ元婚約者に呪われる女と霊能力者、ゴミ屋敷と行方不明者、瞬間移動した死体の謎など中短編の第四弾。珍しい事件に自ら首を突っ込む鷹央と振り回される小鳥遊という構図は相変わらずですが、鷹央とのカップルを成立させるべく暗躍する鴻ノ池に、小鳥遊の恋はなかなか前途多難というか(苦笑)そんな二人は特異な観察眼や卓越した推理を見せる鷹央の抜けた部分を小鳥遊がフォローしたり、鷹央も解決をあえて小鳥遊に託してみたり、何だかんだ言いながら信頼感が伺えるいいコンビになってきていますね。次巻もまた楽しみです。
読了日:1月27日 著者:知念実希人
ウロボロス・レコード1 (ヒーロー文庫)ウロボロス・レコード1 (ヒーロー文庫)感想
現代日本で死の苦痛を味わった主人公が異世界の伯爵家次男トゥリウスとして転生し、不老不死を目指して錬金術に没頭する物語。主人公が死にたくないがために不老不死を求めて試行錯誤を繰り返しつつ邁進するため、目的のために最低限ギリギリ法に触れない配慮はありながらも、周囲との関係性はさして頓着しない割り切ったものだったりで、ここまで来るとちょっと新鮮ですね(苦笑)でもぐいぐい読ませる文章力はあって、この奇妙な絆で結ばれた主従がこれからどうなっていくのかとても気になりました。次巻あたりでまた物語も動きそうで楽しみです。
読了日:1月27日 著者:山下湊
本好きの下剋上~司書になるためには手段を選んでいられません~ 第二部「神殿の巫女見習いII」本好きの下剋上~司書になるためには手段を選んでいられません~ 第二部「神殿の巫女見習いII」感想
母親が妊娠し生まれてくる赤ん坊への贈り物として絵本作りを開始するマイン。新しい側仕えの管理に追われたり、巫女としての教養を身につけたりしながら冬支度も進める多忙な第五弾。文章はやや冗長な感がありましたが、ついに絵本を作るところまで来たのかと、これまでの苦難を思うと感慨深かったです。身近な人中心の展開から孤児院のことや新しい側仕え、これまであまり付き合いの無かった人たちと関わる難しさも出てきて、マインの背景を知った神官長の存在が今後のカギになりそうですね。巻末エピソードもなかなか良かったです。次巻にも期待。
読了日:1月26日 著者:香月美夜
まちがえない!  子どもの習い事―選び方から生かし方まで (Como子育てBOOKS)まちがえない! 子どもの習い事―選び方から生かし方まで (Como子育てBOOKS)感想
少しずつ周囲に習い事を始める子供がちらほら出てきて、うちの娘はどうしようかという話が出たので手にとってみた一冊。この本はスタンダードな習い事についてのメリット・デメリットや始める時期、注意点などに触れつつ、子供から見た視点、親から見た視点で習い事に対しての考え方についても書かれていて、適切な時期はあっても早ければいいというものではないという指摘になるほどと思いました。どうしてもイメージが先行してしまう状況での疑問を解消するという意味でも、現実的な視点で習い事をどうすべきなのか考える上でも参考になりました。
読了日:1月25日 著者:
戦艦学園のグラムリッター (2) 転落の魔道士と迷える皇女 (ファンタジア文庫)戦艦学園のグラムリッター (2) 転落の魔道士と迷える皇女 (ファンタジア文庫)感想
アドミラル級に呑み込まれ生還した少女・花房響。記憶喪失ながら蒼真に懐く彼女を封槍の後継者として育てることになる第二弾。グラムリッターとしての力量はあるものの、協調性や配慮といった部分に問題を抱える響。そんな彼女の登場に加えてコノハたちもそれぞれ不安要素を抱えていましたが、一人で何とかしようとするのではなくチームとして戦うことの大切さを思い出し、力を周囲と合わせて問題を乗り越える展開は良かったですね。今回随所でうまくフォローしていた鈴音も存在感ありました。まだいろいろ謎もありそうですが、次巻にも期待です。
読了日:1月25日 著者:手島史詞
ロムニア帝国興亡記 (7) ─新たな時代への一歩─ (ファンタジア文庫)ロムニア帝国興亡記 (7) ─新たな時代への一歩─ (ファンタジア文庫)感想
最大の窮地をリ・イン、フレイヤらの獅子奮迅の働きによって凌いだサイファカールが、第三皇子ミラニエゥス軍と全面戦争に挑む第三弾。劣勢の状況から互角に近いところまで持ち直したサイファカールの手腕、そんな彼でも読み切れない部分は部下たちが補っていく展開はなかなか良かったんですが今巻までですか。何を書きたいか序盤に迷走して風呂敷を広げ過ぎた感もあったので、完結させるのは難しいだろうとは思っていましたが、わりといい感じになってきていただけに残念。懲りずにまたこういうファンタジー戦記書いてくれることを期待しています。
読了日:1月24日 著者:舞阪洸
建築学科のけしからん先生、天明屋空将の事件簿 (集英社オレンジ文庫)建築学科のけしからん先生、天明屋空将の事件簿 (集英社オレンジ文庫)感想
天才的建築家ながら変わり者の大学講師・天明屋空将の作品に魅せられていた女子大生・月島小梅が、ふとしたきっかけから彼の助手となり、キャンパスで起こる珍事件を謎解くミステリー。掴みどころのない変人・天明屋に苦学生で正義感溢れる小梅、オタクな杉松などなかなか濃いキャラクターたちを中心に据え、身近に起こる建築ネタを絡めた事件を解決していく連作短編集で、人のために懸命に奔走する優しい小梅と最後はきっちりと引き締める天明屋という構図は、うまくバランスが取れていると思いました。続編が出るようならまた読んでみたいですね。
読了日:1月23日 著者:せひらあやみ
わが家は祇園の拝み屋さん (角川文庫)わが家は祇園の拝み屋さん (角川文庫)感想
とある理由から中学の終わりから不登校になってしまっていた16歳の小春が、京都に住む祖母・吉乃の誘いで祇園和雑貨店「さくら庵」で住み込みの手伝いをすることになる物語。和菓子職人の叔父・宗次朗やはとこの澪人、不思議な依頼を受ける吉乃ら優しい人々と過ごす日々。様々な人との出会いがあったり依頼を一緒に手伝ったりして過ごすうちに、自ら立ち直るきっかけを掴むことができて良かったなあと思えました。著者さんらしい京都周辺の描写も多く、のんびりとした優しい物語の雰囲気はとても良かったので、続編が出ることを期待しています。
読了日:1月23日 著者:望月麻衣
初恋ロスタイム (メディアワークス文庫)初恋ロスタイム (メディアワークス文庫)感想
ある日自分以外の時間が止まる時間帯があることを知った平凡な高校生・相葉孝司が、自分と同じ景色を見る少女・篠宮時音と出会う物語。毎日決まった時刻に訪れる1日1時間だけの奇妙なロスタイム。不思議な魅力を持つ時音と出会い、同じ時間を過ごしてどんどん惹かれていったからこそ、何か事情を抱えていそうな彼女のことをもっと知りたくなるんですよね。ようやく知った真実はとても切なく、それでも彼女のために奔走した結果は意外な形で繋がっていました。時間停止の概念はやや難しかったですが、なかなか悪くない読後感でした。次回作も期待。
読了日:1月23日 著者:仁科裕貴
東京戦厄高校第72討伐班3 (ダッシュエックス文庫)東京戦厄高校第72討伐班3 (ダッシュエックス文庫)感想
災厄技術庁で特別訓練に励む廻人たちトリニティだが、月佳の父親によってチーム続行が困難に。さらにかつてないほど強力な災厄が廻人たちに迫る第三弾。シューターになることに反対する父親の妨害についに決断する月佳、廻人を想う気持ちに揺れるアリスが聞いた過去の悲しい顛末、そして彼らの前に現れた強力な災厄。いくつもの因縁をまとめあげてひとつの物語に集約させて、読後感爽やかなひとつの解決に導いてゆく著者さんの手腕は流石ですね。苦境を乗り越えるたびに成長する廻人たちトリニティの今後がいろいろな意味で楽しみな終わり方でした。
読了日:1月22日 著者:三上康明
魔剣の軍師と虹の兵団(アルクス・レギオン) (4) (MF文庫J)魔剣の軍師と虹の兵団(アルクス・レギオン) (4) (MF文庫J)感想
ホルムの簒奪王アレクサンドルを撃退したジュリオたち。しかし行方不明だったアレクサンドルや聖剣フォルトゥーナ、その使い手ファウスタらが集結し虹の帝国復活を宣言、大陸支配に乗り出す第四弾。今回も変態な英傑たちのボケと突っ込みは健在でしたが、さすがに圧倒的な聖剣の力で周辺国を呑み込む帝国相手に、聖女や魔剣もその存在を否定され苦しい状況。しかし最終決戦の趨勢を変えたまさかの行動に、この作品の本質があった思いました(苦笑)最後までブレずに走り抜けたどこか締まらない物語はとても楽しかったです。次回作も期待しています。
読了日:1月22日 著者:壱日千次
異世界迷宮の最深部を目指そう 6 (オーバーラップ文庫)異世界迷宮の最深部を目指そう 6 (オーバーラップ文庫)感想
パリンクロンにつけられた腕輪を破壊してようやく虚偽の記憶から解放されたカナミが、抱えていた数々の因縁の決着と、孤独な親友ローウェンの未練を解消するため、武闘大会決勝に挑む第六弾。過去のしがらみを抱えるヒロインたちとリーパーとローウェンの因縁。親友で師弟でもあった二人の決勝戦は集大成とも言える熱い戦いで意外な展開もありましたが、カナミやヒロインたちがこれまでの過去と決別する意思を示して、新たな一歩を踏み出すためには必要な過程だったのかもしれないですね。ここから新たにどんな展開を迎えるのか、次巻が楽しみです。
読了日:1月22日 著者:割内タリサ
勇者と魔王が電撃同盟! キッカケは、お互いの恋を応援するため!? (MF文庫J)勇者と魔王が電撃同盟! キッカケは、お互いの恋を応援するため!? (MF文庫J)感想
最終決戦で勇者レイルが魔王の側近ミアに一目惚れ、魔王ユメも勇者の親友に好意を持って、好きな人と一緒にいるため二人が同盟を結ぶ物語。惚れた経緯や戦いの八百長描写はあっさりめでしたが、ユメ大好きなミアを好ましく思うレイルが、奥手で可愛いユメの健気な恋をミアたちと一緒に応援するストーリーは、ほのぼのなラブコメがメインながらも損なわれた信頼を取り戻すため真剣に闘いながら語り合う場面もあったりでなかなか良かったです。ブラコン姉など登場するキャラたちも魅力的で、恋を諦めない二人の同盟がどうなるのか続巻に期待大ですね。
読了日:1月21日 著者:あごバリア
きょうの日はさようなら (集英社オレンジ文庫)きょうの日はさようなら (集英社オレンジ文庫)感想
2025年の夏休み。双子の高校生・明日子と日々人は突然いとことの同居を父から告げられ、やって来た今日子が実は長い眠りから目覚めた三十年前の女子高生だったという物語。時代のギャップに戸惑いながら徐々に双子と打ち解けてゆく今日子の存在は、バラバラになっていた家族を繋ぐきっかけにもなって、過去との繋がりを感じるがゆえにもう取り戻せないことを痛感する彼女と、どうにもならない現実に直面した双子の対照的な選択、昔の想い人の回想がとても印象に残りました。懐かしい気持ちと切ない気持ちが入り混じる素敵なひと夏の物語ですね。
読了日:1月21日 著者:一穂ミチ
鍵屋甘味処改  3 子猫の恋わずらい (集英社オレンジ文庫)鍵屋甘味処改 3 子猫の恋わずらい (集英社オレンジ文庫)感想
GWも淀川の鍵屋を手伝っていたこずえが、淀川の弟喜多次も加えた三人で鍵屋敷を訪れ、敷中の鍵を開けコインを集める奇妙なゲームに挑戦する第三弾。友人たちにその関係を問われ淀川を意識し始めるこずえ。いつの間にか言葉がなくてもお互い思うところを理解する間柄になりつつある二人に、いちいち突っ込まずにいられない喜多次視点が新鮮でついニヤニヤしてしまいました。今回淀川の祖母・銀子さんの過去も知り、改めてスタートラインに立ったこずえと、以前と少しだけ見る目も変わりつつある淀川の今後がどうなるか、次巻が早く読みたいですね。
読了日:1月20日 著者:梨沙
アサシンズプライド 暗殺教師と無能才女 (ファンタジア文庫)アサシンズプライド 暗殺教師と無能才女 (ファンタジア文庫)感想
マナという能力を持つ貴族が人類を守る責務を負う世界。公爵家の生まれながらマナを持たない少女・メリダの元に、依頼を受けた暗殺者のクーファが家庭教師として派遣される物語。努力家なのにマナを発現させる見込みに乏しいメリダを見て、家庭教師を続けるか暗殺するか決断を迫られたクーファの意外な行動から動き出す物語は、テンポの良いストーリー展開にキャラもよく動いてとても面白かったです。素直で努力家なメリダと、一見クールなのに彼女のために奔走せずにいられない訳あり家庭教師クーファの今後がどうなるのか、次巻に期待しています。
読了日:1月20日 著者:天城ケイ
いつか世界を救うために (2) -クオリディア・コード- (ファンタジア文庫)いつか世界を救うために (2) -クオリディア・コード- (ファンタジア文庫)感想
シノが四天王入りを果たし、アプローチしてくる舞姫に慌ててストーキングの証拠隠滅に奔走する中、意外な事実判明から再び事態が動き出す第二弾。今回は舞姫のある事情から四天王とともにシノのストーキングに挑戦。認識しないまま四天王を轟沈させる痛烈なブーメラン返し連発の天然舞姫には苦笑いしました。彼女らの行動に見当違いな疑念を抱きつつも、暗殺指令に違和感を感じ始めていたシノが思い出す過去の因縁と顛末は、ずっと待ち続けていた舞姫の想いや二人の絆の強さの勝利でしたかね。あっさりとした読後感でしたが二人の今後に期待大です。
読了日:1月20日 著者:橘公司(Speakeasy)
カタナなでしこ (講談社タイガ)カタナなでしこ (講談社タイガ)感想
女子高生の千鶴が駆りだされた祖父の形見分けの蔵整理で、夢に見た一振りの刀身だけの日本刀と出会い、同級生たちと無くなった「刀の拵え」作りに挑戦する物語。4人の女子高生がそれぞれクオーターな外見で日本人であることだったり、しっくりしない家族関係や将来のこと、地味であることなどの悩みを抱えながらも、挑戦を通じて様々な人と出会ったり経験を重ねて、これまで気づいていなかったことに気づいたり、自分らしさを見出したり、複雑な想いを乗り越えて試行錯誤する姿はとても心に響きました。読みやすく読後感も爽やかな青春小説でした。
読了日:1月19日 著者:榊一郎
撃戦魔法士 3 (ガガガ文庫)撃戦魔法士 3 (ガガガ文庫)感想
龍之介の内に封印されていた力。それを危険視した魔都の陸軍が動き出し、実の父親である陸軍大将に命を狙われる第三弾。今回は父親の放った追手だけでなく、第一階級魔術師の都議会最高議長ゲオルクも龍之介に興味を持って動き出す状況で、彼の実家や行方不明だった祖父・早乙女幻才も絡んだスピード感のある展開やバトルは総力戦。封印を解いた龍之介だけでなく、七慧やルナといったヒロインたちにも十分存在感ありましたね。その分ようやくスタートラインに立ったファナは、どうしても出遅れた感が否めませんが巻き返しに期待。次巻も楽しみです。
読了日:1月19日 著者:尾地雫
七日の喰い神 2 (ガガガ文庫)七日の喰い神 2 (ガガガ文庫)感想
「六花のマガツカミ」存在の報せを受けた古川七日が、ラティメリアを連れて夏祭りで賑わうとある町を訪れ、昔ともに最前線で戦った女祈祷士・大坂雪生と再会する第二弾。七日がラティメリアを側に置くことに疑問を感じる雪生、強大な力を持つマガツガミ・轢き神や六花のマガツカミたちとの戦いの中で明らかになってゆく、姉・六花や七日たちの壮絶な過去と因縁。テンポよく進む展開の中で様々な表情を見せるラティメリアは、今巻でも魅力溢れるキャラとして存在感がありましたが、物語のキーマンとしても重要な存在のようですね。次巻も楽しみです。
読了日:1月19日 著者:カミツキレイニー
不戦無敵の影殺師 6 (ガガガ文庫)不戦無敵の影殺師 6 (ガガガ文庫)感想
相棒の小手毬を救うため「天上」の一員になった朱雀。時代の移り変わりのように周囲でも様々なものが変わっていく第六弾。朱雀が小手毬と相談した末に下した決断。何かを受け入れるということは何かを失うことでもあって、二人だけでなく登場人物たちそれぞれにも大きな決断がありましたが、それによって大きな転換期を迎えることになったこの物語にも時の流れを感じましたね(正直滝ヶ峰の決断はそれでいいのかと首を傾げましたけど)。苦闘の末に大きな権利を得た二人、そして周囲の人々がこれからどのように変わっていくのか、次巻が楽しみです。
読了日:1月18日 著者:森田季節
おやすみ、ロジャー  魔法のぐっすり絵本おやすみ、ロジャー 魔法のぐっすり絵本感想
読むと10分で熟睡する絵本と聞いて購入。中身は漢字混じりでルビなしの文章なため4歳の娘が一人で読むのは難しく(本人も読めないと言ってました)、今は一緒に読み聞かせする感じの使い方になりそうです。基本的に言葉の意味が分かるようになってから読む絵本かと。「眠くなる」「あくびが出る」といった言葉が多用され、絵本にしては文章量が多く冗長な印象で、絵本として面白いかどうかはやや疑問?実際に娘に試したら11ページ目で力尽きて寝ました。読んであげる時はゆっくりとした感じのイメージで読んであげるといいかもしれないですね。
読了日:1月18日 著者:カール=ヨハン・エリーン
櫻子さんの足下には死体が埋まっている冬の記憶と時の地図 (角川文庫)櫻子さんの足下には死体が埋まっている冬の記憶と時の地図 (角川文庫)感想
櫻子さんの叔父の調査していた十年前の事件との関連性を探るため、二人が函館で調査することになる第五弾。過去の事件は自殺であったのか、他殺であったのか。十年経過した今再び調査したことで明らかになってゆく、関わった人たちの被害者に対する未だ消えぬ恨み・悔恨...同時に櫻子さんや叔父の過去も明らかになっていって、ある意味櫻子さんらしい過去を精算するような提案をする意外な一面もありましたが、違和感を抱えながら最後で反転する急展開は圧巻。懸念していたことが顕在化してしまった今、正太郎と櫻子さんの今後が気になりました。
読了日:1月18日 著者:太田紫織
櫻子さんの足下には死体が埋まっている 蝶は十一月に消えた (角川文庫)櫻子さんの足下には死体が埋まっている 蝶は十一月に消えた (角川文庫)感想
鴻上百合子の叔母である猫好きな園部椿が飼っていた一匹の猫の変死の謎、百合子の祖母が遺したとされる結婚する際に送ろうとした絵、磯崎先生の元教え子の失踪事件を追う第四弾。これまで登場してきた人物が着実にレギュラーとして定着しているのを感じた今巻でしたが、正太郎を気にかけてそうな百合子が今後どんな形で物語に絡んでくるのか、何より最後の失踪事件が思わぬ結果に繋がっただけでなく、いろいろ過去に因縁がありそうな存在も明らかになったりで、いろいろ気になりますね。在原さんがいつ登場するのかもちょっと気になりました(苦笑)
読了日:1月17日 著者:太田紫織
櫻子さんの足下には死体が埋まっている  雨と九月と君の嘘 (角川文庫)櫻子さんの足下には死体が埋まっている 雨と九月と君の嘘 (角川文庫)感想
飼い主に必ず死が訪れる曰くつきの犬を飼っている「呪われた男」、正太郎のお祖母ちゃんが好きだったプリンの秘密、正太郎の高校の文化祭にやってきた櫻子さんが理科準備室で人骨を見つけたりする第三弾。人付き合いが苦手な櫻子さんの推理をきっかけに、関わった人たちの本当の想いに気づく結果となるのがなかなか興味深いですが、櫻子さんの恩師の存在が明らかになったり、猫の骨のエピソードもあったり、未だ謎めいたままの櫻子さんのことを少し知ることが出来たり、うまく言えない関係ながら正太郎と櫻子さんの繋がりの強さを改めて感じました。
読了日:1月17日 著者:太田紫織
櫻子さんの足下には死体が埋まっている   骨と石榴と夏休み (角川文庫)櫻子さんの足下には死体が埋まっている 骨と石榴と夏休み (角川文庫)感想
夏の初めに櫻子さんに付き合って山に出かけた正太郎が、ひっそりと眠る骨に遭遇したり、熱帯夜の深夜にコンビニで三歳くらいの子供に遭遇したり、薔子の実家である藤堂家当主の卒寿のパーティで祖父が心不全で亡くなる第二弾。ふとした偶然から発見した白骨死体が意外なところに繋がっていたり、コンビニで赤ちゃんに遭遇したら危険な事件に巻き込まれたり、親戚の家に行ったら怪しい死に遭遇したり、いろいろ縁は出来ていっていますが、二人は少しばかり事件遭遇率が高過ぎですね(苦笑)旭川のご当地トリビアやグルメもなかなか興味深かったです。
読了日:1月16日 著者:太田紫織
櫻子さんの足下には死体が埋まっている (角川文庫)櫻子さんの足下には死体が埋まっている (角川文庫)感想
北海道旭川。平凡な高校生館脇正太郎が、レトロなお屋敷に住む美人だけど「三度の飯より骨が好き」なちょっと変わったお嬢様九条櫻子さんと関わることで様々な事件に巻き込まれていく物語。許嫁がいたりわりといろいろ事情を抱えていそうな背景を持つ傍若無人な櫻子さんに、お人好しな正太郎や慣れない周囲の人々が振り回される構図ですが、良くも悪くも自分の思いに正直で、優れた洞察力で事件の真相を見通す櫻子さんがふと見せる可愛い表情もあったりで、そんな櫻子さんに正太郎が関わることを止めない理由が少しだけ分かったような気がしました。
読了日:1月15日 著者:太田紫織
仕事は半分の時間で終わる! ―――あなたの常識がスケジュールを遅らせる仕事は半分の時間で終わる! ―――あなたの常識がスケジュールを遅らせる感想
余裕を持って早めに始めた仕事がいつも遅れる、その場しのぎのモグラたたきや目標の見誤り、やり直しが多い、締め切り間際にいつもドタバタ。そんな問題を解決する仕事の正しいすすめ方を提案する一冊。技術的なものよりは正しく仕事を進めるための考え方を説いています。思い込みで仕事を始めずに依頼主にやりたいことを確認する、スケジュールの立て方や段取りの考え方には、なるほどと思わせる部分がありました。分かっていてもなかなか実践できないことは多いですが、仕事に対する考え方を整理する上で一度読んでみるといいかもしれないですね。
読了日:1月15日 著者:津曲公二,清水茂
太宰府オルゴール堂 独身貴族の探偵帳 (双葉文庫)太宰府オルゴール堂 独身貴族の探偵帳 (双葉文庫)感想
福岡・太宰府にある『太宰府オルゴール堂』のアルバイトに応募した東京出身の女子大生・坂下茉奈が1年間での博多弁マスターを条件に採用され身の回りで起こる事件を解決するキャラクターミステリ。方言にこだわりを持つ32歳イケメン独身貴族な店長・伊東秀と家計的にわりと切実な生活をしているらしい茉奈の2人を中心とする物語でしたが、キャラたちはそこそこよく動いていたものの、方言好きとかオルゴール屋とか、その辺りの設定は残念ながらあまり活きていなかった印象。秀さんとのその後とか気になる要素はあるので、続巻出るようなら期待。
読了日:1月14日 著者:篠宮あすか
風ヶ丘五十円玉祭りの謎風ヶ丘五十円玉祭りの謎感想
相変わらず学校内に住んでいる裏染天馬のもとに学食の食器をめぐる不可思議な出来事、吹奏楽部内でのトラブル、お祭りの屋台のお釣りなど様々な謎が持ち込まれる連作短編集。今回は殺人事件など重めな事件解決はなかったですが、いくつかの謎を解きながらの天馬の普段の生活だったり、裏染家を巡る周辺事情などもいろいろ伺えてなかなか興味深かったです。針宮×早乙女の関係その後は自分の中でいろいろ葛藤する針宮の姿が何ともいい感じでした。今回の短編の中で触れられたエピソードは何か先に繋がっていきそうな気もしますし、次巻が楽しみです。
読了日:1月14日 著者:青崎有吾
りゅうおうのおしごと! 2 (GA文庫)りゅうおうのおしごと! 2 (GA文庫)感想
あいと将棋を指した銀子に伸び悩みを指摘され苦悩する八一。そんな状況の中、将棋連盟会長の依頼で同じ小学4年生の夜叉神天衣を指導することになる第二弾。風評や目撃情報の積み重ねで周囲も認めるあいの正妻感みたいな状況には苦笑いですが、縁あって葛藤を抱えながら八一が指導したもう一人のあいもまた才能溢れる末恐ろしい子ですね。二人がライバルとして競い合ったら面白いことになりそう。それにしても今回は鈍い八一にあまりにも残念な言動が多くて、報われない感が半端なかった銀子さんにはちょっと同情。楽しみな展開に次巻も期待大です。
読了日:1月13日 著者:白鳥士郎
鉄ヲタ探偵 曳野鉄の事件簿 (双葉文庫)鉄ヲタ探偵 曳野鉄の事件簿 (双葉文庫)感想
中卒で探偵養成学校に入り探偵を目指す宇佐美操ことウサミミが、鉄ヲタの曳野鉄が所長を務める探偵事務所に就職するライトミステリ。最初は鉄道にしか興味がない曳野にドン引きしたウサミミが、鉄道知識を使って依頼された事件を颯爽と解決したり、情に厚いところを見ていくうちに、事務所で働くことにやりがいを感じていくストーリーで、曳野の高校時代の同級生で腐れ縁な弁護士ハミさんなどキャラたちがよく動く物語は、それぞれのお話の読後感も悪くなくて気持よく読めました。その後が気になるので続きが出るようならまた読んでみたいですね。
読了日:1月13日 著者:こにし桂奈
セブンサーガ ~七つの大罪 赤き竜は憤怒に燃えて~ (電撃文庫)セブンサーガ ~七つの大罪 赤き竜は憤怒に燃えて~ (電撃文庫)感想
神が死に絶望が世界を支配する時代。憤怒の紋章を目に宿した少年が七つの大罪を巡る争いに巻き込まれてゆくファンタジー。裏切られて両親や親しい者たちを失い、その時赤ん坊だったイブとともに旅を続けてついに仇を討ったラファエル。そこからの運命の出会いと皮肉な出会い、そして死んだはずの仇敵との再会と急展開していった物語は、今巻でようやくそのスタートラインに立ったかなというところですか。共に旅立つことになりそうなイブやヒロインとのことも含めて、壮大なスケールの物語をこれからどう描いていくのか今後の展開に期待したいです。
読了日:1月12日 著者:和泉弐式
江ノ島西浦写真館江ノ島西浦写真館感想
写真家の夢を諦めて社会人となり、亡くなった祖母の遺品整理のため「江ノ島西浦写真館」を訪れた孫の桂木繭が、ふとしたきっかけで出会った青年・真鳥と共に再会した人々や写真の謎を解いてゆく物語。祖母と関わりのあった登場人物たちと残された「未渡し写真」たち。変わらない過去を映し出す写真がもたらす謎を繭の閃きが解き明かし、登場人物たちが抱えていた過去と向き合うストーリーで、それぞれが過去を精算する過程にほろ苦さも感じましたが、再び前を向いて進もうとする登場人物たちの背中を後押しする、どこか温かさを感じる物語でした。
読了日:1月12日 著者:三上延
エルフ嫁と始める異世界領主生活 ―俺の住む島に異世界が来ちゃったんだが― (電撃文庫)エルフ嫁と始める異世界領主生活 ―俺の住む島に異世界が来ちゃったんだが― (電撃文庫)感想
東京都の南の果てにある離島に異世界の半島がまるごとやってきた!?一介の高校生でしかない主人公が、領主の娘のハーフエルフを嫁にして奮闘する物語。実際に異世界から半島ごと引っ越してきたら、法律や管轄が複雑で大変なんだなと読んでいて実感。直面した数々の難題を解決していく方法はやや強引だったものの、そんな中でも自分のできることを一生懸命頑張ろうとする主人公の姿勢には好感を持ちましたし、個性的な魅力あるヒロインたちとのドタバタ劇、危機に力を合わせて奮闘するストーリーはなかなか面白かったです。次巻以降の展開にも期待。
読了日:1月11日 著者:鷲宮だいじん
魔導書作家になろう! (2) >ならば魔王の誘いに乗っちゃいますか?(はい/いいえ) (電撃文庫)魔導書作家になろう! (2) >ならば魔王の誘いに乗っちゃいますか?(はい/いいえ) (電撃文庫)感想
魔導書作家アジロが元勇者な担当編集・ルビとのダンジョン踏破生活にも慣れ、調子に乗ったところで新作爆死。ダンジョンめいた家の最奥に住む超大物作家の元魔王と出会う第二弾。何かこれ作家生活的に実体験を思い出しながら書いたのかしらとかちょっと思いましたが、ルビと旧知の間柄でもある元魔王のクルミがアジロに興味を持ってルビが動揺する展開は、クルミが魔王になった理由が明かされる一方で、二人がこれまで築き上げてきた信頼関係に対する試練でもあったりで、力を合わせてを乗り越える展開はなかなか良かったです。次巻にも期待します。
読了日:1月11日 著者:岬鷺宮
レオ・アッティール伝 (3) 首なし公の肖像 (電撃文庫)レオ・アッティール伝 (3) 首なし公の肖像 (電撃文庫)感想
コンスコン寺院の攻防を制し、ひとまず外敵を打ち払ったアッティールが、依然残るアリオン、ディティアーヌ両大国の脅威に対抗するために動き出す第三弾。前半は両大国の会合で大物を相手に存在感を示しましたが、勢いだけでは続かずに足をすくわれて一転ジリ貧の状態。うまくいかない時期をこれからどう乗り越えるのか、今巻で打った布石と過去が明らかになったクオンの頑張りあたりがカギを握るんですかね。あれだけやっておきながら構う余裕がなく、釣った魚に餌をやらない状態になっているフロリーにも存在感が欲しいところ。次巻も楽しみです。
読了日:1月10日 著者:杉原智則
サムライ・オーヴァドライブ ―桜花の殺陣― (電撃文庫)サムライ・オーヴァドライブ ―桜花の殺陣― (電撃文庫)感想
銃や戦車よりも刀剣が強き力を持っているもう一つの現代。刀剣ヲタクが高じ、刀剣管理機構『SEAS』に籍を置いた少年・方助が、かつて自分の命を救った業物の使い手である少女・鳴と出会う物語。いろいろな要素を詰め込み過ぎた感はあって、前作の硬さとはまた違った意味での入りづらさは若干感じましたが、圧倒的な力はあっても面倒な組織の中で生きていくにはいろいろ苦労しそうな鳴と、彼女のために奔走する方助のような関係や、周囲を固めるキャラは可能性を感じました。現時点でまだ明かされていない部分もありそうですし今後に期待です。
読了日:1月10日 著者:九岡望
夜桜ヴァンパネルラ (2) (電撃文庫)夜桜ヴァンパネルラ (2) (電撃文庫)感想
吸血種を狩るもうひとつの組織浄血官所属の志津谷竜胆が登場。浄血官の拉致殺害事件が発生し、恋人を竜胆に殺されて復讐に燃える女吸血種の存在が浮かび上がる第二弾。浄血官との合同捜査という状況で、梨沙のことや自分の立ち位置に苦悩する倫子、吸血種を研究する白大人、そして復讐に燃える女吸血種の因縁。自分一人で何とかしようとする倫子をいろんな意味で救っていた紅朗が今回大活躍でしたね(途方も無いバカだけどw)周囲の助けで少しずつ変わりつつある倫子の意識と、まだ救いが感じられる展開には正直ホッとしました。次巻も楽しみです。
読了日:1月9日 著者:杉井光
なれる!SE (14) 世にも奇妙な?ビジネスアライアンス (電撃文庫)なれる!SE (14) 世にも奇妙な?ビジネスアライアンス (電撃文庫)感想
次郎丸と梅林がビジネスチャンスを掘り起こす! ガテン系女子の薬院加奈子初めての合コン、営業力は抜群だが現場を顧みない六本松が大暴れほか短編集第三弾。取引先で再会した梅林と次郎丸が手を組んで状況をひっくり返す展開は面白かったですが、オチはさすがの次郎丸というか(苦笑)社長はいかにもそういうことやりそうだなあという感じでしたけど、工兵もまああれくらいやりそうだよねとか、梢さんはやっぱり梢さんですねとか、スタイルを維持している立華にダイエット方法を請う工兵とか、なかなか楽しく読めた短編でした。次巻も楽しみです。
読了日:1月9日 著者:夏海公司
撃戦魔法士 2 (ガガガ文庫)撃戦魔法士 2 (ガガガ文庫)感想
営む龍之介が出会った記憶を完全に失った行き倒れの少女・ルナ。彼女をしばらく預かることにしたものの、突如ルナを狙って事務所が襲撃される第二弾。1巻目でもわりと登場人物多いと感じましたが、今巻でもさらに多くの新キャラが登場。その分割を食ったキャラがいたりしましたが、訳ありの新キャラをうまく動かして力の有無が全てを決める世界の悲哀を描きつつ、伏線を要所に配置しながらのスピードある展開やバトルは1巻よりも面白かったと感じました。今巻で明らかになった龍之介の秘密が今後どういう展開をもたらすのか、次巻が楽しみです。
読了日:1月9日 著者:尾地雫
スクールライブ・オンライン 7 ラストマン・スタンディング(前) (このライトノベルがすごい!文庫)スクールライブ・オンライン 7 ラストマン・スタンディング(前) (このライトノベルがすごい!文庫)感想
3R内での非合法な脳開発実験計画を阻止すべく、冬休み前の攻城戦で学園史上最強のギルト「高天原」に零央率いる「心の欠片」が挑む最終決戦開始の第七弾。冒頭は状況の割にはわりと緊張感に欠けた日常パートでしたが、沙耶への気持ちを認識している零央と瀧先輩のギリギリの攻防には苦笑い。後半「陽炎騎士団」との攻城戦や、火西先輩との熱いバトルがなかなか良かったですが、ゲスな仙石を乗り越えた瀬川先輩の熱い想いもちゃんと届いたのかもしれないですね。最後にやや意外な動きもありましたけど、次巻でいよいよ最終巻とのことで楽しみです。
読了日:1月8日 著者:木野裕喜
撃戦魔法士 (ガガガ文庫)撃戦魔法士 (ガガガ文庫)感想
全人口が魔術師で構成される魔導都市国家で、民間騎士事務所を営む貧乏騎士の龍之介が、ダークエルフの姫で特使のファナの護衛任務を引き受けて陰謀に巻き込まれてゆく魔導バトルアクション。魔力を持たず魔力を込めた銃で戦う訳ありな主人公や、姫や元婚約者の幼馴染、巫女といったヒロインたちはわりとオーソドックな配置で、黒幕の陰謀があからさま過ぎるわりには詰めが甘いと感じましたが、テンポの良い展開とスピード感のあるバトルアクションが肝なんですかね。諸要素多めですが、うまく整理すれば面白くなりそうな予感もあるので次巻に期待。
読了日:1月8日 著者:尾地雫
君が落とした青空 (スターツ出版文庫)君が落とした青空 (スターツ出版文庫)感想
付き合って2年の女子高生実結と修弥。気まずい雰囲気で別れたある日の放課後に修弥が交通事故に遭うものの、気がつくと同じ日の朝を再び迎えてしまう物語。些細な事からすれ違いが始まり、言いたいこともうまく言えなくなっていた二人。交通事故に遭った修弥を救おうと足掻くことを何度も繰り返すうちに、だんだん気づいていく修弥の本当の想い。自己完結せずあの時話していれば、一歩踏み出していれば気づけたことはたくさんあったんですよね。もどかしい展開が続きましたが、お互いがきちんと理解し合えた上で迎えたラストはとても印象的でした。
読了日:1月7日 著者:櫻いいよ
千早あやかし派遣会社 (集英社オレンジ文庫)千早あやかし派遣会社 (集英社オレンジ文庫)感想
大学教授の父が研究にお金を費やすため超貧乏暮らしな女子大生の由莉が、好待遇過ぎる求人に飛びついてあやかしのための人材派遣会社で奮闘する物語。美しく金持ちだけどやや性格の悪い社長千早と、貧乏だけど真っ直ぐでたくましい庶民派な由莉。感覚が違い過ぎて最初は衝突していた二人が、お互いを知るうちに認め合うようになる関係がいいですね。弁天様が井の頭公園で「リア充なんて爆発すればいいのですわ」とか呪っているのはツボに入りました(苦笑)のんびりと和める雰囲気はとても良かったですし、二人の今後も気になるので続編に期待です。
読了日:1月7日 著者:長尾彩子
神殺しの英雄と七つの誓約<エルメンヒルデ> 2 (オーバーラップノベルス)神殺しの英雄と七つの誓約<エルメンヒルデ> 2 (オーバーラップノベルス)感想
フランシェスカとの旅の末に魔術都市に到着した蓮司が、ギルドにてフェイロナというエルフの青年と出会い、かつての仲間十三人の英雄で魔術学院に在籍する芙蓉阿弥たちとも再会する第二弾。蓮司自身は力が足りないと悔恨の念ばかりがあったようですけど、仲間や多くの人々を身体を張って守ろうとしていた彼はたくさんの人たちに慕われていたんですね。その力の特質ゆえに戦いではこれからも苦戦はしそうですが、難儀な性格の彼を慕うフランシェスカや阿弥との今後も気になりますし、何よりこの物語の雰囲気がとても自分好みなので次巻も楽しみです。
読了日:1月6日 著者:ウメ種
お世話になっております。陰陽課です (メディアワークス文庫)お世話になっております。陰陽課です (メディアワークス文庫)感想
公務員として京都市役所で働くことになった火乃宮祈理が通称陰陽課に配属され、最初は戸惑いながらも京都の町で人間に紛れて暮らす妖怪たちの生活を守るべく頑張るようになる物語。最初は法令を丸暗記するような杓子定規な対応しかできなくて、無愛想な公認陰陽師の五行主任とも相性最悪な印象でしたが、失敗や経験を積み重ねていくうちにその大切さを理解し、五行や妖怪の協力も得て陰陽課の危機に立ち向かうテンポ良いストーリー展開や、だんだんお互いの距離感や考え方が変わっていく祈里と春明の二人の関係も良かったですね。次回作に期待です。
読了日:1月6日 著者:峰守ひろかず
校閲ガール ア・ラ・モード校閲ガール ア・ラ・モード感想
出版社の校閲部で働く河野悦子の同僚や上司、同期のファッション誌や文芸の編集者など、彼女をとりまく人たちを描く第二弾。主人公の悦子のキャラが濃過ぎてインパクトがあるんですが、極端に見えて意外と真理を突くような鋭い指摘があったり、周囲の人たちもそれぞれ知られていなかったドラマがあったりで、ほろ苦かったりはっとさせられるような経験してるんだなと思わされました。校閲部長とある作家にあった過去とその別れはとても切なかったです。登場人物たちの語る仕事観にも至言がありとても面白かったので、また続編を読んでみたいですね。
読了日:1月5日 著者:宮木あや子
水族館の殺人水族館の殺人感想
夏休み中盤に向坂香織たち新聞部が取材した市内の穴場水族館で、飼育員が巨大水槽の中でサメに喰らいつかれる殺人事件に遭遇。強固なアリバイを持つ容疑者11人に裏染天馬が挑む第二弾。相変わらずの駄目人間っぷりながら、些細な手掛かりから大胆な推理で真相に迫る天馬と、それに振り回される柚乃たちは今回も健在。推理は難解で何度も行き詰まりながらもそれを乗り越えての解決劇でしたが、まさに水族館ならではの殺人事件でした。天馬の妹も登場して部室に住む謎も徐々に明らかになって、彼を巡る人間関係も気になりますね。次巻も楽しみです。
読了日:1月4日 著者:青崎有吾
図書室のキリギリス (双葉文庫)図書室のキリギリス (双葉文庫)感想
バツイチになったのを機に資格を持たないなんちゃって司書として高校の図書室で働きはじめた詩織。人には言えない秘密を抱える彼女のもとに、様々な謎が持ちこまれる物語。自称キリギリスという割には真面目で熱心な仕事ぶりだなとは感じましたが、気になる前任の司書さんを調べたり、生徒たちが本に興味を持つきっかけ作りだったり、謎めいた本を巡るストーリーは著者さんも本が好きなんだなということを感じて、読んでいてとても心地よかったです。ままならないことはあっても、自分にできることを頑張ろうとする気持ちはとても大事なことですね。
読了日:1月3日 著者:竹内真
終わりのセラフ 10 (ジャンプコミックス)終わりのセラフ 10 (ジャンプコミックス)感想
前線から撤退中の月鬼ノ組は、優一郎を助けるために単身で現れたミカエラと遭遇し戦うも、優一郎をただ一心に想うミカエラの姿に心を打たれたシノアたちが意外な行動に出る第十弾。ミカエラと遭遇したシノアたちの決断、そしてついに再会した優一郎とミカエラ。かなり葛藤していたように見えたミカエラでしたけど、優一郎と語り合い何か強引に説得されてしまったように見えた彼が今後どんな行動を取るのかが気になりますね。そしてギリギリのタイミングでついに動き出したグレンの豹変。いくつかの動きがどんな結末に繋がるのか、次巻も楽しみです。
読了日:1月3日 著者:山本ヤマト
終わりのセラフ 9 (ジャンプコミックス)終わりのセラフ 9 (ジャンプコミックス)感想
名古屋での作戦中に人質となった仲間を救うべく行動する月鬼ノ組だが、対する貴族クローリーの強さは圧倒的。優一郎たちが参戦するもグレンまで深手を負って囚われてしまう第九弾。いやほんとクローリーが強過ぎて、グレンですらどうにもならずに囚われる状況。まあグレンを残したまま撤退という選択肢は優一郎が採らないだろうなとは思っていましたが、あの阿朱羅丸に鬼よりも質が悪いと言わせるラッパの存在、そして優一郎の秘密は気になりますね。君月の成長やチームの仲間に救われましたけど、ようやくミカエラと再会しそうな次巻が楽しみです。
読了日:1月3日 著者:山本ヤマト
終わりのセラフ 8 (ジャンプコミックス)終わりのセラフ 8 (ジャンプコミックス)感想
名古屋に向かっての吸血鬼殲滅作戦で優一郎たちは鳴海隊と連係し貴族の吸血に挑む。一方で他の部隊には死者も出て、クローリーに人質まで取られる事態に部隊を率いるグレンが決断を下す第八弾。優一郎たちはチームワークでどうにかこうにか初戦を乗り切りましたけど、貴族クラスの吸血鬼個々のは強さは突出している印象。その上人質を餌に罠を張る吸血鬼・クローリー相手の人質救出作戦は、クローリー自身がさらに強そうでかなり厳しい戦いになりそうですね。そんな中戦の場に到着しそうなミカエラと優一郎がついに再会するのか、次巻が楽しみです。
読了日:1月3日 著者:山本ヤマト
終わりのセラフ 7 (ジャンプコミックス)終わりのセラフ 7 (ジャンプコミックス)感想
名古屋出撃命令を受けて隊のメンバーと車で部隊の集結地へ向かうものの、大遅刻でグレンの怒りを買ってしまい遅刻の罰を受けることになる優一郎。そして作戦を共にする鳴海小隊と名古屋に向かう第七弾。かなり大きな作戦なのにどうも緊張感なさそうなシノアたちでしたけど、グレンはその辺きちんと引き締めるあたり流石かなと。そういえばシノア隊以外の他部隊と共同して作戦に参加するの初めてなんですよね。強力な吸血鬼相手で奇襲してもかなり厳しい戦いになりそうですけど、どれくらい犠牲出るのか今から戦々恐々です。。。次巻が気になります。
読了日:1月3日 著者:山本ヤマト
終わりのセラフ 6 (ジャンプコミックス)終わりのセラフ 6 (ジャンプコミックス)感想
鬼呪装備の修業で阿朱羅丸と対決・対話することになる優一郎。君月も動揺に修業で鬼籍王と対峙していく過程でチームの絆は深まる中、ついに帝鬼軍や吸血鬼がそれぞれ大きく動き始める第六弾。それぞれの家族について語られた今回、君月もいろいろ苦労してそうな印象ですが、ツンデレっぽい反応をシノアや三葉にからかわれるいつも通りの展開に苦笑い。でも吸血鬼側が帝鬼軍に大きく攻勢を仕掛けそうな状況に、帝鬼軍側も機先を制して動くことになりそうで、大きな戦いの予感が高まりますね。ミカエラと優一郎もまた再会するのか、次巻が楽しみです。
読了日:1月3日 著者:山本ヤマト
金物屋夜見坂少年の怪しい副業 (集英社オレンジ文庫)金物屋夜見坂少年の怪しい副業 (集英社オレンジ文庫)感想
去年他界した先代から鍋や薬缶を売る金物屋を引き継いだ夜見坂少年が、もう一つ引き継いだ副業「まじない屋」として、依頼されたり巡り合った不穏な事件を次々と解決してゆく物語。依頼人にこんなに若くて大丈夫かと心配される容姿の夜見坂少年ですが、呪いの人形や怪異が続く家、不可思議な夢の話など、淡々とした語り口で複雑に絡まった事件の真相を見つけるdけでなく、それぞれの家で澱んでいた人間関係もきちんとリセットして再構築し、重い背景を抱えた事件を心地よい読後感に変えてくれる手腕は見事。続巻があるならまた読んでみたいですね。
読了日:1月2日 著者:紙上ユキ
終わりのセラフ 5 (ジャンプコミックス)終わりのセラフ 5 (ジャンプコミックス)感想
意識を戻した優一郎に柊家の過酷な尋問が降りかかる…。ミカエラを救うため、仲間のため、優一郎は更なる《鬼呪装備》強化の修業に燃える第五弾。ミカエラの生存を知って有り様が変わってきた優一郎とそれに影響を受けて変わってきていることを自覚するシノア。二人の関係は暖かく見守りたい感じですけど、仲間とも何かいい感じにまとまっていきそうな雰囲気ですね。真昼の現状についても説明ありましたが、そこまでの経緯が気になるところ。今回は鬼呪装備強化に向けた訓練の中で鬼呪装備についての解説もあったりで、なかなか興味深かったです。
読了日:1月2日 著者:山本ヤマト
終わりのセラフ 4 (ジャンプコミックス)終わりのセラフ 4 (ジャンプコミックス)感想
新宿攻防戦、吸血鬼の貴族を相手に苦戦するグレンのチーム。絶体絶命の危機に駆けつけた優一郎が、吸血鬼となっていたミカエラと再会を果たす第四弾。わりと衝撃的な二人の再会で初めて生きていたお互いの現状を知ったわけで、立場を違えた二人がお互い相手を救い出そうとするこの状況はとても悩ましい。感情をあまり表に出すことのなかったシノアが、優一郎と出会ってからは可愛らしい反応も見せるようになって、徐々に変わりつつあるのかなという点も気になるところですが、最後フェリドと通じているのは。。。何を企んでいるのか気になりますね。
読了日:1月2日 著者:山本ヤマト
終わりのセラフ 3 (ジャンプコミックス)終わりのセラフ 3 (ジャンプコミックス)感想
念願の吸血鬼殲滅部隊に配属された優一郎。三葉も部隊に加わり渋谷より出撃。原宿で吸血鬼から人間を解放し新宿を目指す第三弾。優一郎は相変わらず突っ走ってましたけど、三葉もなかなかいいキャラで、危機を何とか乗り切って徐々にチームの絆も生まれてきたのかな。でも一般の吸血鬼相手だと圧倒できる5人でも貴族クラスの吸血鬼は別格ですか。(深夜はいなかったけど)グレン隊のメンバーがまだ残っていたのはちょっと胸熱な展開。フェリド率いる吸血鬼とグレン隊が対決する流れで、ついに邂逅しそうな優一郎とミカエラの今後が気になりますね。
読了日:1月2日 著者:山本ヤマト
ななつぼし洋食店の秘密 (集英社オレンジ文庫)ななつぼし洋食店の秘密 (集英社オレンジ文庫)感想
没落華族の令嬢・十和子に新興会社の若社長・桐谷との利害が一致した結婚話が持ち上がり、お見合いの席で十和子は「自分に一切干渉しないこと」を条件に契約を持ちかける物語。関東大震災で行方不明となった縁のある店主・一哉が戻るまで店を守るため下町で洋食店を営む十和子。理由あってそんな条件を飲んだ桐谷も徐々に真っ直ぐな十和子のことを気にかけるようになって、十和子もまた桐谷に素直になれない不器用な二人の関係がもどかしいような微笑ましいような感じで良かったです。今後が気になるので、次巻出るようならまた読んでみたいですね。
読了日:1月1日 著者:日高砂羽
終わりのセラフ 2 (ジャンプコミックス)終わりのセラフ 2 (ジャンプコミックス)感想
ついに月鬼ノ組の研修生になった優一郎がクラスの君月という問題児と遭遇。上位の鬼呪装備獲得に向け争う一方、死亡したはずのミカエラが成長した姿で地上に出現する第二弾。最初は相性最悪でことあるごとに対立した優一郎と君月でしたけど、彼の抱える事情を知ってからは相変わらず喧嘩はするものの、取り憑かれた状態から見事立ち直ってみせた与一とともにいい仲間になりそうな予感ですね。一方でその後の事情が語られたミカエラの側も何かいろいろありそうな雰囲気でしたけど、新宿襲撃に加わることになって二人が遭遇の予感?次巻も楽しみです。
読了日:1月1日 著者:鏡貴也
終わりのセラフ 1 (ジャンプコミックス)終わりのセラフ 1 (ジャンプコミックス)感想
未知のウイルスにより人類は壊滅、地下都市で吸血鬼に支配されていた子供たち。勝気な少年・百夜優一郎は家族として育った孤児院仲間ミカエラが立てた脱出計画で仲間の犠牲でただ一人脱出に成功、家族たちの復讐を誓う物語。小説版のその後のストーリーなんですね。吸血鬼に復讐することしか考えていない優一郎とそれを監視するシノア。今後仲間になりそうな与一、グレンなど小説版で知っている人物たちも登場して、鬼呪装備を得た優一郎と犠牲になったはずなのに生きていたミカエラ。彼らの物語がどのようなものになっていくのか今後が楽しみです。
読了日:1月1日 著者:山本ヤマト

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