今回は9月GA文庫・富士見L文庫新刊感想まとめです。
内訳はGA文庫の新作1点、続巻5点、富士見L文庫の続巻1点の計7点です。
まず新作は低身長主人公と身長差20センチのヒロインの初々しくて複雑な青春ラブコメ「見上げるには近すぎる、離れてくれない高瀬さん」をセレクト、続巻はカップルらしい雰囲気に周囲も慣れてきての文化祭回「お隣の天使様にいつの間にか駄目人間にされていた件」、不穏な雰囲気からいつも以上に斜め上の展開が待っていた「天才王子の赤字国家再生術」、雑な想いが絡み合った三人の関係の壮絶な決着が描かれる「カノジョの妹とキスをした。」、転校が近づく中で二人の複雑な想いが交錯する「クラスのぼっちギャルをお持ち帰りして清楚系美人にしてやった話」女性不信な秋人に想いを告げた優がアプローチしてゆく「優等生のウラのカオ」など、それぞれがらしい物語でしっかり存在感を見せてくれて大満足でした。
また富士見L文庫「浅草鬼嫁日記」もクライマックスに向けて着々と舞台が整ってゆく盛り上がる一冊で、面白かったので気になる本があったら是非読んでみて下さい。
※紹介作品のタイトルリンクは該当書籍のBookWalkerページに飛びます。
見上げるには近すぎる、離れてくれない高瀬さん (GA文庫)
カノジョの妹とキスをした。4 (GA文庫)
お隣の天使様にいつの間にか駄目人間にされていた件7 (GA文庫)
天才王子の赤字国家再生術12~そうだ、売国しよう~ (GA文庫)
クラスのぼっちギャルをお持ち帰りして清楚系美人にしてやった話4 (GA文庫)
優等生のウラのカオ2 実は裏アカ女子だった隣の席の美少女と放課後二人きり(GA文庫)
浅草鬼嫁日記 十 あやかし夫婦は未来のために。(上) (富士見L文庫)