今回は7月スニーカー文庫・講談社ラノベ文庫の新刊感想まとめです。
内訳はスニーカー文庫が続巻3点、新作3点、ラノベ文庫が続巻2点の計8点です。 まずスニーカー文庫の続巻は、怒涛の展開からの決着が圧巻の「継母の連れ子が元カノだった」、後輩・冬莉の過去と葛藤が描かれる「忘れさせてよ、後輩くん。」、付き合い始めた聖ちゃんと司のイチャイチャっぷりも加速する「ラブコメ漫画に入ってしまったので、推しの負けヒロインを全力で幸せにする」の三点はどれも秀逸でした。
また新作も元カノとの未練タラタラな関係性がもどかしい「マッチングアプリで元恋人と再会した。」、刻の怪獣に変身する能力を手に入れ幼馴染を救うために過去に跳ぶタイムリープファンタジー「刻をかける怪獣」、姉に彼氏ができたシスコン高校生が、彼氏のシスコン妹と一緒に二人を監視する「男嫌いなクラスの美女が、実はブラコンだと知ってしまった結果。」もなかなか良かったですね。
ラノベ文庫の続巻2点はいずれも今巻完結で、友達としてリスタートした元勇者と魔女の転生コンビのその後を描いた「英雄と魔女の転生ラブコメ」、家族になった初恋の少女と幼馴染の少女との関係に結論を出した「初恋だった同級生が家族になってから、幼馴染がやけに甘えてくる」もなかかなか興味深い結末でした。
気になる本があったらぜひ読んでみてください。
※紹介作品のタイトルリンクは該当書籍のBookWalkerページに飛びます。
継母の連れ子が元カノだった9プロポーズじゃ物足りない (角川スニーカー文庫)
忘れさせてよ、後輩くん。2 (角川スニーカー文庫)
ラブコメ漫画に入ってしまったので、推しの負けヒロインを全力で幸せにする2 (角川スニーカー文庫)
マッチングアプリで元恋人と再会した。 (角川スニーカー文庫)
刻をかける怪獣 (角川スニーカー文庫)
男嫌いなクラスの美女が、実はブラコンだと知ってしまった結果。 (角川スニーカー文庫)
英雄と魔女の転生ラブコメ2 (講談社ラノベ文庫)
初恋だった同級生が家族になってから、幼馴染がやけに甘えてくる2(講談社ラノベ文庫)