【Kindle50%オフ】KADOKAWA 『おいしいベランダ。』新刊配信記念 癒される!幸せグルメ小説フェア (6/28まで)
今回は「おいしいベランダ。」新刊配信記念ということで癒される!幸せグルメ小説フェアが展開されています。
おいしいベランダ。 亜潟家のアラカルト(富士見L文庫)
おいしいベランダ。 亜潟家のアラカルト(11)
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竹岡 葉月/おかざきおか KADOKAWA 2022年06月15日頃
対象作品のなかから気になるおすすめ作品をピックアップしてみたので、この機会に是非読んでみて下さい。※紹介作品のリンクは該当書籍のBookWalkerページに飛びます。
おいしいベランダ。(富士見L文庫)
ダメダメな一人暮らし生活を送る大学生の栗坂まもりが、ふとしたきっかけからベランダで植物を育てては食すお隣のイケメン園芸男子・亜潟葉二の真の姿を知り、一緒に育てるようになる物語。一人暮らしにありがちなトラブルに巻き込まれて葉ニに救われるまもり。育てたものを一緒に食べることで育まれてゆく二人の交流と、そんな葉二に変わるきっかけを与えた千鶴との再会。不安を抱えながらも自分の思いに正直になって、不器用なりに決意したまもりの奮闘ぶりや、変わってゆく葉ニのまもりを呼ぶ名前の変化はなかなか良かったです。
弁当屋さんのおもてなし(角川文庫)
弁当屋さんのおもてなし ほかほかごはんと北海鮭かま(1)
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喜多 みどり KADOKAWA 2017年05月25日頃
恋人に二股をかけられ傷心状態のまま北海道・札幌市へ転勤したOL千春。仕事帰りの彼女が路地裏にひっそり佇む『くま弁』を発見し、「魔法のお弁当」の作り手・ユウと出会う物語。悩みを抱えた一人のお客様のためだけに作るユウの裏メニュー。それによって救われてゆく常連客たち。北海道ならではの食材やお客さんの思い出のメニューに寄り添うユウが作り出すひとつだけのお弁当がとても美味しそうで、ユウ自身もまた自らのありようを見定めてゆく暖かな気持ちになれる物語でした。千春とユウの距離感も変化の兆しがあって続刊に期待したいですね。
京都烏丸のいつもの焼き菓子(富士見L文庫)
京都烏丸のいつもの焼き菓子 母に贈る酒粕フィナンシェ
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古池 ねじ/イナコ KADOKAWA 2020年09月15日頃
無愛想でしゅっとした菓子職人と可愛い店員さんが営む和の食材を使った京都の小さな焼き菓子屋「初」。丁寧に作られた心が満たされるお菓子を愛する人々の物語。自分らしく生きたいデザイナー、常連のドイツ人大学教員とその教え子、お店のお菓子に魅せられて京都にやってきた就活生、そして店長と店員さんと両親のこと。食べたくなるようなお菓子の描写も素敵ですが、誰もが素直になれない一面を抱えていて、そんな不器用な登場人物たちのはっとするような繊細な想いを巧みな視点で浮き彫りにして、導かれてゆく結末がとても印象に残る物語でした。
熊本くんの本棚(富士見L文庫)
熊本くんの本棚 ゲイ彼と私とカレーライス
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キタハラ/慧子 KADOKAWA 2021年06月15日頃
顔よし体よし性格よし。そのうえ読書家。なんだか現実味のないイケメン熊本くん。彼と何となくつるんでいる大学生のみのりが同級生から彼の意外な噂を聞く不器用な人々の物語。何となく居心地が良かった熊本くんの意外な秘密。明らかになってゆく絡み合う因縁と意外な繋がり、そして生々しく描写される突き付けられた呪いと閉塞感が強烈で、底なし沼に引きずり込まれるような感覚を覚えましたが、知りたいと思ったがゆえに失ってしまった居場所をいつまでも忘れられないみのりが、紆余曲折の末に巡り会った一冊の本がとても印象に残る結末でした。
漫画家先生とメシスタント(富士見L文庫)
漫画家先生とメシスタント
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仲村 つばき/あき KADOKAWA 2019年02月15日頃
マンガ好きを周囲にひた隠す女子高生ときわが、学校帰りにアパートの前で行き倒れているのを発見した会社員・鈴木桂太。ご飯を食べさせてあげた彼が実は大好きなマンガ家の片割れだったと気づく物語。マンガ家のためのアパート・ヒット荘を舞台に、ほのかな恋心を抱く桂太や彼とコンビを組むレオ、新人漫画家の花や鬼の担当編集さん、マンガ家の桂太の妹たちも絡めながら、美味しそうなご飯やデザートを振る舞いつつのドタバタ劇や交流してゆく様子がなかなか楽しかったですね。
茶寮かみくらの偽花嫁(角川文庫)
茶寮かみくらの偽花嫁(1)
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あさば みゆき KADOKAWA 2021年01月22日
いくら食べてもお腹が空く原因不明の虚弱体質による病欠続きで出席日数が足りず、ついに高校を留年した大島小鳥18歳。ある日行き倒れていたところを、助けてくれたミステリアスな料理人・坂頼兼と結婚……とは形ばかりの奇妙な同居生活を始める契約結婚譚。鎌倉を舞台に出会った人をその特異体質で頼兼ととともに救う一方で、なぜ彼はわたしを助けてくれるのか?という疑念を膨らませてゆく小鳥。まあ確かに彼は分かりづらいしもっともな疑問でしたけど、頼兼の作る美味しそうな料理を通じて心を通わせてゆく二人の関係はなかなか良かったですね。
カロリーは引いてください!(富士見L文庫)
カロリーは引いてください! 〜学食ガールと満腹男子〜(1)
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日向夏/時々 KADOKAWA 2017年05月15日頃
大学の学食で働きながら、幼馴染・朝生くんと同じマンションに住んでご飯を作る契約をしている楓。体重を除けば完璧な朝生くんとのダイエットを巡る攻防と、身の回りで起こる謎を解くドタバタミステリ。痩せさせるべく日々工夫しながらご飯を作るのになかなか成果が出ない楓とたくさんご飯を食べたい朝生の探り合うような駆け引き、一方で身の回りで起こる謎に対して(デブだけど)無駄に多才な朝生が大活躍するギャップがなかなか面白かったです。そんな二人の何とも形容し難い関係も今後が気になりますね。
洋食屋じゃぽんの料理帖(富士見L文庫)
洋食屋じゃぽんの料理帖
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左京潤 KADOKAWA 2016年03月
御一新前から続く老舗料理屋「津ざき」。従兄に乗っ取られた亡き両親の店で見習い料理人として働いていた柚子が、両親の墓前で記憶喪失の男・周を助ける物語。明治の時代に元両親の店で見習い料理人として働く柚子の難しい境遇、名前以外記憶がないまま津ざきで働くことになった周の意外な特技、因縁の従兄や古株の親方との対立。辛い立場の柚子と色々言いながら彼女を支えるワケありの周でしたけど、真摯に料理に取り組む彼女を支える人たちもいて、頑張りながら報われていなかった彼女に転機があって良かったなと思えました。
鎌倉おやつ処の死に神(富士見L文庫)
鎌倉おやつ処の死に神
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谷崎泉 KADOKAWA 2016年01月12日頃
鎌倉の『おやつ処みなと』を舞台に、妹・和花の仕事を手伝う売れない小説家・柚琉が、死に神・犀川さんと共に亡き祖父を訪ねてくる依頼人に対応する物語。絶品アイスの作り手で辛党なちょっと変わった犀川さんは見た目含めてとてもインパクトがありましたが、和花や腐れ縁の深町にも自らが抱える秘密を明かしていない柚琉は、一方で犀川さんですら気づくことにも鈍感な上にいろいろこじらせていたりで、いろいろ苦労していそうな深町につい同情してしまいました(苦笑)まだ謎がありそうな物語の行く末も気になりますし、次巻にも期待しています。
桜花妃料理帖(富士見L文庫)
偶然、迷子の国王・紫苑に料理を振る舞った宮廷料理人見習いの玉葉がお礼に差し出された桜の枝を受け取ってしまい、陰謀蠢く宮廷で期間限定の妃を務めることになる中華風ファンタジー。王から王妃に渡され一年間枯れぬことで絆が試される桜花国に伝わる桜・玲紀桜の枝。それを知らぬまま受け取った玉葉の料理バカっぷりと、男心が分からない鈍感さは突き抜けていましたが、でもそんな前向きな彼女のひたむきさが周囲を感化して流れを変えてゆく展開はなかなか良かったです。
花咲くキッチン(富士見L文庫)
花咲くキッチン 再会には薬膳スープと桜を添えて
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忍丸/沙月 KADOKAWA 2021年09月15日頃
仕事が大好きで有能な百花。でもお家では華やかさはゼロ! コンビニ飯上等、ジャージが普段着。そんな姿で、美青年となった幼馴染と運命的に再会してしまう。彼は薬膳知識でおいしく健康&綺麗になれる料理店を開くという。実は百花のことが愛しくてならない彼から、強引に試食係に抜擢され……。戸惑う百花の気持ちも、疲れも未病も、絶品料理と薬膳効果で全部まとめて解決! 満面の笑顔となって花開く。一方、恋におっくうな百花と彼の距離は縮まりそうで遠くて……!? ふたりに待ち受ける未来とは――。
鎌倉お寺ごはん(富士見L文庫)
鎌倉お寺ごはん あじさい亭の典座さん
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遠藤 遼/小嶋 ララ子 KADOKAWA 2019年07月13日頃
退職したばかりの元営業・空也は、精進料亭“あじさい亭”で雇ってもらうために鎌倉へやって来た。しかし店主である僧侶・蓮沼竜玄は拒否! ついには、椎茸干しに集中して相づちさえされなくなる。取り繕った理由を話していた空也も、つい言わないつもりだった、この店でなければいけない本当の理由を口にしてしまう。 「このまえ大好きだったばあちゃんが死んだ。堪らなくて、なのに出てきた精進料理が旨くて。味は違うのにばあちゃんの味を思い出した——」空也の独白に竜玄は……?
ペンギン・マスター(富士見L文庫)
真夜中のペンギン・バー
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横田 アサヒ/のみや KADOKAWA 2020年08月12日頃
風間佐和は落ち込んでいた。高校時代から仲が良く、片想いしていた青年と、急に連絡がつかなくなったのだ。体調が悪いの? 会いに行こうか。でも迷惑……?悩む彼女は初めてバーを訪れる。この店のマスターはなんとしゃべるダンディなペンギン!? 佐和は驚きつつも、チョコムースのような甘いカクテルと絶品おつまみに感動。さらにマスターからの特別な一杯とその由来に励まされ――。佐和と4人の思いが温かく解けるとき、全てが繋がる感動が訪れる。さぁ、小さな奇跡とかわいいペンギンが待つバーにようこそ。
スープ屋かまくら来客簿(富士見L文庫)
スープ屋かまくら来客簿 あやかしに効く春野菜の夕焼け色スープ
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和泉桂/細居 美恵子 KADOKAWA 2017年04月15日頃
源頼朝、再び鎌倉に降り立つ――。今度の幕府は軽トラキッチンカー!?柴田晃26歳、料理人。突然の交通事故で蘇った前世の記憶――どうやら僕の前世は源頼朝らしい。導かれるように鎌倉を訪れた晃は、再び鎌倉に根ざすことを決めるのだが、かつての自分を知る人々と再会して――?
小料理屋いろりのお味見レシピ(富士見L文庫)
小料理屋いろりのお味見レシピ ひと匙の恋としみしみ肉豆腐
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望月くらげ/前田 ミック KADOKAWA 2020年05月15日頃
味の決め手が恋の決め手? 味見女子のあったかご飯&恋の物語!空腹のあまり道で倒れた貧乏学生・真緒が目を覚ますと、そこは小料理屋『囲炉裏』。飯マズの店主・神代に頼まれ、真緒は得意な味見を武器にバイトを始めることになるが、どうも無愛想な神代が気になって……?
カフェ・グリムへようこそ(富士見L文庫)
カフェ・グリムへようこそ シンデレラとカボチャのタルト
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藤浪 智之/ひだか なみ KADOKAWA 2018年01月15日頃
童話をモチーフにした料理やスイーツで、ひそかな人気を集める「カフェ・グリム」。就職活動でやらかした帰り道、育美はふとそのお店へ迷い込む。店内ではグリム兄弟に扮する二人の青年が言い争いをしていて……!?あなたに似合う料理とお話はいかがですか? 本当はおいしい現代のおとぎ話