BookWalkerの年末セール「超ラノベFES 2022」。第1弾は電撃文庫400点以上が最大50%OFF&コイン+30%還元!シリーズ1巻目が50%OFFとなっているため、まだ読んでいないシリーズに手を伸ばす絶好のチャンスということで、その中からおすすめ作品を20作品紹介します。キャンペーン期間は12月10日(金)~12月23日(木)まで。ちなみに他オンライン書店でも割引率は同じで、ポイント還元率に差があるようです。気になる作品があったら、この機会にぜひ読んでみて下さい。
※各作品タイトルのリンクはBWページに飛びます。
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1.七つの魔剣が支配する(電撃文庫)
七つの魔剣が支配する(1)
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宇野 朴人/ミユキ ルリア KADOKAWA 2018年09月07日頃
名門キンバリー魔法学校に入学したオリバーが運命的な出会いを果たしたサムライ少女・ナナオ。魔法生物のパレードから始まるトラブルの連続に巻き込まれつつ出会った仲間たちと乗り越えてゆく学園ファンタジー。器用に魔法を応用しながら使いこなすオリバーと剣に突出した力を持つナナオを中心に、それぞれの想いを抱えながら入学した仲間たちと力を合わせ、危機的状況の連続を乗り越えて絆を育んでゆく展開がなかなか良かったからこそ、深い因縁を感じさせるエピローグが今後の波乱を予感させて、ここからどうなるのか楽しみなシリーズですね。現在8巻まで刊行。
2.幼なじみが絶対に負けないラブコメ(電撃文庫)
幼なじみが絶対に負けないラブコメ(1)
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二丸 修一/しぐれうい KADOKAWA 2019年06月08日頃
脈アリと思っていた片思いの相手・白草に彼氏ができたと知った高校生・丸末晴。失意の彼に以前告白してきた幼馴染・黒羽が復讐を持ちかける青春ラブコメディ。美少女で芥見賞受賞の現役女子高生作家・白草と、陽キャでクラスの人気者、かつ中身は世話焼きお姉系の黒羽。偽恋人として白草を挑発したり、白草の恋人という先輩と勝負したり、だいぶ拗らせたそれぞれの恋愛模様にもう素直になれよ…と思いましたけど、甘酸っぱい青春の先には斜め上の結末が待ってました(苦笑)そんな彼らだからこその新展開もあって、今後に期待大の新シリーズですね。現在8巻まで刊行。
3.わたし以外とのラブコメは許さないんだからね(電撃文庫)
わたし以外とのラブコメは許さないんだからね(1)
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羽場 楽人/イコモチ KADOKAWA 2020年09月10日
冷たい態度に負けずアプローチを続けて一年、晴れて孤高の美人・有坂ヨルカに振り向いてもらえた瀬名希墨。強気なくせに恥ずかしがり屋で秘密の両想い生活を送る青春ラブコメディ。クラスの誰をも寄せ付けようとしなかったヨルカと密かに放課後・美術準備室で過ごす日々。一見平凡でも努力家で人のために頑張れるクラス委員の希墨は周囲にも認められていて、そんな希墨を見続けてきたからこそヨルカも彼にだんだん心動かされたんですよね。ほんとは不器用で臆病な彼女が、本当に大切なものを失いたくなくて懸命に頑張る姿はなかなか可愛かったです。22年1月5巻目刊行予定。
4.オーバーライト(電撃文庫)
ブリストルに留学中の大学生ヨシがバイト先の店頭で発見したグラフィティ。何故か絵には詳しい先輩ブーディシアとともに落書きの犯人探しに乗り出す物語。犯人探しをする過程で出会ったグラフィティを競い合う少女ララや仲間たち。グラフィティの聖地を脅かす巨大な陰謀と、かつて「ブリストルのゴースト」と呼ばれたブーディシアが描くのを止めてしまった理由。登場人物たちのグラフィティへの熱く複雑な想いが交錯する展開でしたけど、真相にたどり着く中で明かされる過去と、葛藤を乗り越えて立ち向かうその姿にはぐっと来るものがありました。現在3巻まで刊行。
5.三角の距離は限りないゼロ(電撃文庫)
過去の苦い経験から「偽りの自分」を演じてしまう高校生・矢野四季が、印象的な出会いを果たした物静かな転校生・水瀬秋玻に惹かれ、彼女ともうひとりの人格・春珂を支えるようになってゆく不思議な恋物語。しっかりものの秋玻と対照的な危なっかしい印象の春珂。状況的に春珂をフォローすることが多い四季と二人を見つめる秋玻の繊細な距離感がまた絶妙で、大切な存在なのにすれ違ってしまうやるせなさだったり、ごまかさずにきちんと想いをぶつけてゆく彼らの青春がとても良かったですね。終盤は挿絵の使い方も効いていて続巻が今から楽しみです。現在7巻まで刊行。
6.日和ちゃんのお願いは絶対(電撃文庫)
どんな「お願い」でも叶えられる葉群日和。始まるはずじゃなかった彼女との恋が、頃橋深春の人生や世界全てを決定的に変えていく、終われないセカイの、もしかして最後の恋物語。告白を断るはずだったのに、うっかり知ってしまった日和の秘密。そんな彼女との過ごしてゆく初々しい日々は楽しくて、けれど垣間見える複雑な想いをたくさん抱えた彼女の日常は想像以上に過酷で、幸せを諦めてしまった少女との思い出を忘れても、改めて想いを育んでゆく彼らが取り戻してみせた未来にはぐっと来るものがありました。幼馴染の存在もまた効いていましたね。現在4巻まで刊行。
7.娘じゃなくて私が好きなの!?(電撃文庫)
就職したばかりなのに両親を亡くした幼馴染を引き取って育ててくれた綾子さん。そこから十年...幼馴染同士の恋を応援していた彼女が、大学生になった男の子・左沢巧にまさかの告白をされる恋愛ラブコメ。思ってもみなかった告白に動揺する綾子さんが可愛くて、障害だったはずの諸々もあっさりクリアされて外堀が埋まってゆく展開には苦笑いでしたが、何より十年間頑張ってきた一途な巧の想いが眩しかったですね。あとは自分次第という急展開についていけず、迷走したり暴走してしまう微笑ましい彼女と二人の恋を生温かく見守りたいと思いました。現在6巻まで刊行。
8.隣のクーデレラを甘やかしたら、ウチの合鍵を渡すことになった(電撃文庫)
隣のクーデレラを甘やかしたら、ウチの合鍵を渡すことになった(1)
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雪仁/かがちさく KADOKAWA 2020年12月10日
一人暮らし二年目の高校生・片桐夏臣の隣室に引っ越してきた黒髪碧眼の美少女・ユイ。学校ではクーデレラでそっけない彼女をふとしたきっかけで助けた夏臣が、彼女を手助けしていくことを決意する青春小説。家に複雑な事情を抱えるイギリスからの留学生で、日本語は堪能でも細かい部分はいろいろ疎いユイ。不器用で不安を抱える彼女をしっかりフォローする彼の優しさに感化されて、少しずつ笑顔を取り戻してゆくユイは可愛くて、いい感じに焦らずしっかり絆を深めてゆく二人の距離感がここからどう変わってゆくのか、とても楽しみなシリーズです。現在3巻まで刊行。
9.魔王学院の不適合者(電撃文庫)
魔王学院の不適合者 〜史上最強の魔王の始祖、転生して子孫たちの学校へ通う〜(1)
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秋/しずま よしのり KADOKAWA 2018年03月10日頃
平和な世の中を夢見て転生した暴虐の魔王アノス。しかし二千年後、転生した彼は平和に慣れて弱くなりすぎた子孫たちと魔法に直面するファンタジー。魔法を使って生後一ヶ月で学院に入学する急展開には苦笑いでしたけど、圧倒的な力の差があるのに周囲がそれを認識できない劣等生評価の中、アノス愛溢れるぶっ飛んだ両親との関係だったり、双子ヒロインの危機を颯爽と救うカッコよさだったり、テンポ良く進んでいく中でコメディとシリアスのバランスも絶妙で、運命を切り開いていく展開は楽しかったです。暗躍する存在も出てきそうで続巻にも期待。現在12冊まで刊行。
10.ちっちゃくてかわいい先輩が大好きなので一日三回照れさせたい(電撃文庫)
ちっちゃくてかわいい先輩が大好きなので一日三回照れさせたい(1)
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五十嵐 雄策/はねこと KADOKAWA 2020年07月10日
放送部長を務める小動物のようなかわいらしい花梨先輩と、唯一の放送部員である後輩・市村龍之介。とある目的から先輩を一日三回褒めることをノルマに掲げる龍之介と先輩の攻防を描く青春ラブコメディ。かわいい先輩を尊敬し臆面もなくストレートにガンガン褒めていく龍之介と、彼の前では余裕ある大人な先輩でいたくて必死に耐える花梨。赤面して照れる先輩が可愛くて、二人の仲良さげな距離感に周囲も生温かく見守る状況で、危機的状況も乗り越え本気を出してきそうな龍之介に花梨がどこまで耐えられるのか、続巻がとても楽しみな新シリーズです。現在3巻まで刊行。
11.エロマンガ先生(電撃文庫)
エロマンガ先生 妹と開かずの間
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伏見 つかさ/かんざき ひろ KADOKAWA 2013年12月10日頃
高校生兼ラノベ作家の和泉マサムネと、まったく部屋から出てこない一年前に妹になった引きこもりの義妹・紗霧。そんな彼女が担当イラストレーターの『エロマンガ先生』だったことが判明する兄妹ラブコメディ。周囲をやきもきさせながら絡んでいくめんどうくさい二人。エルフはエロマンガ先生を巡って正宗と勝負していたはずなのに、結果として別の重要な事実を本人に残酷にも突きつけられて、その裏ではエロマンガ先生が勘違いして努力していて、すれ違っていた二人は分かり合えたかに思えたのに、結果的にまたすれ違ってしまった今後が楽しみです。現在12巻まで刊行。
12.吸血鬼に天国はない(電撃文庫)
大戦と禁酒法で旧来の道徳が崩れ去った時代。非合法の運び屋シーモアのもとに、運んで欲しい荷物として正真正銘の吸血鬼の少女・ルーミーが持ち込まれる歴史ファンタジー。仕事上のトラブルから始まったルーミーとの同居生活。吸血鬼らしさを見せないルーミーと共に過ごすうちにシーモアの心境が変化してゆく中で、ふと気づいてしまったひとつの事実。確かに変わってしまった何かがあって、それでも二人の間には確かに育まれていたものがあって、ぶつかりあった本音の先にあった結末がとても自分好みでした。これは続巻に期待大の新シリーズですね。現在4巻まで刊行。
13.あの日、神様に願ったことは(電撃文庫)
あの日、神様に願ったことはI kiss of the orange prince
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葉月 文/フライ KADOKAWA 2019年03月09日頃
一年に一度、願いが叶う宿星市に住む風祭叶羽が、十七歳の誕生日に出会った先輩・逢見燈華。願いを叶えるために星の幸魂の試練を課された燈華と、姉を喪い傷心を抱える叶羽の優しくて少し痛い奇跡の青春小説。病床にあった姉との悔いの残る別れから、写真を撮ることを止めてしまった叶羽が、人知れず試練を抱えていた燈華と出会い、振り回されながらも惹かれていく展開で、登場人物たちの不器用で甘酸っぱい想い、そして絶望を救おうと奔走する真摯で一途な想いがもたらした奇跡はとても素晴らしかったです。続巻も気になる期待のシリーズですね。現在3巻まで刊行。
14.グリモアレファレンス(電撃文庫)
グリモアレファレンス 図書委員は書庫迷宮に挑む(1)
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佐伯 庸介/花ヶ田 KADOKAWA 2020年12月10日
国内有数の蔵書数を誇る、宇伊豆学園図書館の地下にある広大な地下迷宮。高等部の図書委員・守砂尊が立入禁止の閉架書庫に足を踏み入れ、図書委員たちの迷宮探索を知る学園ファンタジー。かつて断念した冒険家の夢。秘密を知った尊がチームを組んで始めた、妖魔が跋扈する迷宮で未知の蔵書を探す地下レファレンスの冒険。苦い過去を踏まえた尊の発想や、他の図書委員たちとの駆け引きがなかなか面白かったですけど、ここからどう展開を広げていくかに期待ですかね。尊を好き過ぎて怖い三火や他のヒロインたちとのこれからも楽しみにしてます(苦笑)現在2巻まで刊行。
15.俺の妹がこんなに可愛いわけがない(電撃文庫)
俺の妹がこんなに可愛いわけがない
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伏見 つかさ/かんざき ひろ KADOKAWA 2008年08月10日頃
茶髪にピアスのいわゆるイマドキの女子中学生で、身内の贔屓目抜きにしてもかなり美人な高坂京介の妹・桐乃。兄を平気で見下して、ここ数年まともに口なんか交わしていなかった兄妹が、ふとしたきっかけで妹の秘めたオタクな趣味を兄が知ったことで、その関係も変わってゆく物語。関係としては上手くいってなかったけれど、でも京介は桐乃を気にかけていて、だからこそいざという時力になってあげられたのかなと。京介は基本的に妹思いのいい兄貴なんですよね。そんな二人や周囲との関係がこれからどうなるのか今後の展開が気になるシリーズですね。現在17巻まで刊行。
16.ストライク・ザ・ブラッド(電撃文庫)
ストライク・ザ・ブラッド1 聖者の右腕
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三雲 岳斗/マニャ子 KADOKAWA 2011年05月10日頃
世界最強の吸血鬼“第四真祖”暁古城は、一見怠惰な生活を送る普通の高校生で、そこに獅子王機関から見習い剣巫の姫柊雪菜が、監視役として派遣されることで始まるお話。主人公はまだ真の力を目覚めさせていない吸血鬼で、血を吸うことでその眷属を目覚めさせることができるようですが、監視役のはずの雪菜がヒロインしていて、同級生の浅葱がツンデレの空回り役?ということで、なぜかロリっぽい先生や、妹含めた古城を取り巻くヒロインたちにも期待しています。全24巻。
17.なれる!SE(電撃文庫)
なれる!SE2週間でわかる?SE入門
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夏海 公司/Ixy KADOKAWA 2010年06月10日頃
新卒SEとして入社したスルガシステムは、想像以上の過酷な職場だったというお話。確かに社長はいい加減だし、会社案内のエピソードもあれだし、入社していきなり人が倒れてたり、徹夜当たり前だったりすると、それはまあビビリますよね。とはいえ受け身なばかりでは何も始まらないわけで、コピペしたり、言われたらやる、言われた通りにやるとかではなくて、自発的に問題解決に向けて取り組む姿勢も大事ですよね。そういう意味で作者のメッセージは示唆に富んでいました。立華さんの年齢不詳もアレだけど、カモメさんもまた謎人物ですね(苦笑)全16巻。
18.ガーリー・エアフォース(電撃文庫)
突如出現した謎の飛翔体ザイに、母親と第二の故郷を奪われた少年鳴谷慧が、彼を救ったドーターを操る少女グリペンと出会うボーイミーツガールな物語。ザイに対抗する兵器として基地でも周囲から距離を置かれ、挙動が不安定で廃棄予定も囁かれているグリペン。そんな彼女が安定する存在として認識される慧が、その生い立ちを知って葛藤しながらも彼女を支えようと決意するストーリーは良かったと思いました。兵器とされるグリペンらも可愛くて、展開も設定もポイントを押さえた説明で複雑になり過ぎずわかりやすかったです。全12巻。
19.ドウルマスターズ(電撃文庫)
大規模な戦争の結果、都市国家ポリスを太陽系連盟が調停する世界で、姉とともに連盟の最強部隊ソフィアにスカウトされた主人公のお話。設定過多気味なのは相変わらずで(苦笑)今回は潜在能力を引き出せないことにもどかしさを感じている主人公蒼生が、時々凄まじい力を発揮する感じなんですかね。やや過保護気味な姉の朱理と玲音がダブルヒロイン、ライバルに龍一と分かりやすく配置された面々がどう絡んでいくか。蒼生だけでなく朱理も早々に専用機を与えられそうな気配で、戦いは華々しくなりそうな予感の今後に期待のシリーズですね。全5巻。
20.白銀のソードブレイカー(電撃文庫)
白銀のソードブレイカー -聖剣破壊の少女ー
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松山 剛/ファルまろ KADOKAWA 2014年01月10日頃
7本の聖剣と『剣聖』が調和を保つ世界。仇を探すあてなき旅の途中『剣聖』の一人の警護を請け負った傭兵レベンスと、背丈にそぐわぬ大剣を操り7人の剣聖を殺そうとする少女エリザが運命の出会いを果たすファンタジー。拙い剣技でエリザが剣聖を殺そうとする理由と彼女が扱う剣の秘密、そして戦ったりエリザとの会話する中で徐々に明らかになってゆく剣聖と剣魔の関係。エリザの戦っている時と平時のまだ幼い感じのギャップは可愛くて、またレベンスとの組み合わせもなかなか良かったですね。やや展開が早い感もありますが、以降の展開に期待です。全4巻。