読書する日々と備忘録

主に読んだ本の紹介や出版関係のことなどについて書いています

21年1月ファンタジア文庫・MF文庫J・OVL文庫のおすすめ本

というわけでおまたせしました。1月のファンタジア文庫、オーバーラップ文庫、MF文庫Jのおすすめです。いろいろ刊行が詰まっていたり忙しかったりでまとめてになってしまいましたが、今回3レーベル新作7点を含む11作品を紹介します。

 

まずファンタジア文庫からは第33回ファンタジア大賞<大賞>受賞「魔王2099」と、<金賞>受賞「魔女と始める神への逆襲」、くろいさんの新作「シェアハウスで再会した元カノが迫ってくる」と第一部完の「転生王女と天才令嬢の魔法革」3巻目です。

 

第33回ファンタジア大賞<大賞>の「魔王2099 」 は高度に発達した新宿を舞台に、500年ぶりに復活した魔王が大暴れするサイバーパンクファンタジーです。

21年1月ガガガ文庫のおすすめ本

今回は21年1月のガガガ文庫おすすめ本を紹介します。

1月は6点刊行されていますが、そのうちテレビアニメも絶好調の「弱キャラ友崎くん」の9巻目、SOW先生の新作異世界税制コメディ「剣と魔法の税金対策」、ヒロイン・ひなたがますます存在感を増してゆく「育ちざかりの教え子がやけにエモい」の3巻目の3点をおすすめします。どれも満足できる充実の1冊です。

 

弱キャラ友崎くん」9巻目は不穏な雰囲気を漂わせた菊地さんとの関係。そこからの菊地さんのぐいぐい来る圧倒的存在感と、自らがどうあるべきか葛藤する友崎、そして葵の内面にも迫る物語の核心に迫る怒涛の一冊です。400ページ超でも厚みを感じさせないリーダビリティは圧巻。

 

剣と魔法の税金対策」は銭ケバ脳筋勇者に偽装結婚を迫られたどこからしくない魔王が、伝説のゼイリシ少女の助けを得ながら納税を迫る天使と戦う、なかなか楽しい異世界税制コメディですね。

一冊で読める!おすすめ文庫10選

非常事態宣言でなかなか難しい状況が続いていますが、そんな中で何か面白い本を読んでみたいと思っている方もいると思います。そんな方向けに既刊本のなかから、おすすめの一冊で読める本を10点ほどセレクトしてみました。各レーベルから1点ずつセレクトしています。

 

1.妻を殺してもバレない確率 (宝島社文庫)

幼馴染の史郎を一方的に恋慕い、彼との結婚を夢見る会社員の咲希。そんな彼女が妹の紹介で結婚資金を稼ぐために副業で結婚式の「サクラ」のバイトとして働く物語。同じサクラの百合香とともに臨む憧れの結婚式場で次々と起こる略奪婚、歳の差婚、毒親といったワケアリ結婚式の数々。長年の片想いでずっと近くにいるのに、なかなか見えてこない史郎ことシロの本音。これでもかとばかりに結婚の現実が突きつけられて、頻発するトラブルからひとつの構図が見えてきて、それでも結婚に憧れる咲希の真っ直ぐな想いとその結末は心に響くものがありました。

 

8.誰にも言えない (集英社オレンジ文庫)