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読書する日々と備忘録

主に読んだ本の紹介や出版関係のことなどについて書いています

4月の購入検討&気になるラノベほかピックアップ

というわけで4月の購入検討&気になるラノベほかピックアップです。3月が刊行多めな分4月はやや少なめですが、「京都寺町三条のホームズ」が2冊同時発売だったり「東京すみっこごはん」や「霊感検定」待望の続巻、浅葉なつさんのカカノムモノや君の「膵臓をたべたい」文庫化など気になる本が結構あったりします。実際には単行本はもう少し読みたい本ありそうですし、ここからセレクトしたり気まぐれに追加したりもしていますが、現時点で見えているのはこんな感じです。

 

講談社ラノベ文庫(3/31発売)
白翼のポラリス 阿部藍樹/やすも
[第6回講談社ラノベ文庫新人賞<佳作>]
魔女と魔城のサバトマリナ 雨木シュウスケ/POKImari
軍師/詐欺師は紙一重 神野オキナ/智弘カイ

コバルト文庫(4/1発売)
太后のお化粧係 ふたりを結ぶ相思の花 柏てん

スニーカー文庫(4/1発売)
終末なにしてますか?もう一度だけ、会えますか? #04 枯野瑛/ue

HJ文庫(4/1発売)
押しかけ軍師と獅子の戦乙女2 在原竹広/黒獅子
インフィニット・デンドログラム― 3 海道左近/タイキ
造られしイノチとキレイな世界3 緋月薙/ふーみ
精霊幻想記 7 北山結莉/Riv

宝島社文庫(4/6発売)
長崎・オランダ坂の洋館 カフェ シュガーロードと秘密の本 江本マシメサ

ポプラ社文庫(4/6発売)
ショダチ! 向井湘吾

電撃文庫(4/8)
ゼロから始める魔法の書 IX ―ゼロの傭兵〈上〉― 虎走かける/しずまよしのり
俺を好きなのはお前だけかよ (5) 駱駝/ブリキ
いでおろーぐ!椎田十三/憂姫はぐれ
ニアデッドNo.7 九岡望/吟
剣と魔法と裁判所 蘇之一行/ゆーげん
読者と主人公と二人のこれから 岬 鷺宮/Hiten

光文社文庫(4/11発売)
東京すみっこごはん 親子丼に愛を込めて 成田名璃子
屋上のテロリスト 知念実希人

幻冬舎文庫(4/11発売)
ゲームセットにはまだ早い 須賀しのぶ

創元推理文庫(4/12発売)
今だけのあの子 芦沢央

双葉文庫(4/13発売)
京都寺町三条のホームズ6.5 ホームズと歩く京都 望月麻衣
京都寺町三条のホームズ7 贋作師と声なき依頼 望月麻衣

講談社文庫(4/14発売)
霊感検定 春にして君を離れ 織守 きょうや

GA文庫(4/15発売)
レーゼンシア帝国繁栄紀 七条剛/ゆきさん
ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか外伝 ソード・オラトリア大森藤ノ/はいむらきよたか
落第騎士の英雄譚12 海空りく/をん
最弱無敗の神装機竜12 明月千里/春日歩
我が驍勇にふるえよ天地4 あわむら赤光/卵の黄身

富士見L文庫(4/15発売)
夜桜荘交幽帳 井上悠宇/こずみっく
スープ屋かまくら来客簿 和泉桂/細居美恵子
ぼんくら陰陽師の鬼嫁 二 秋田みやび/しのとうこ

ノベルゼロ(4/15発売)
アカシックリコード 水野良/中原

ガガガ文庫(4/18発売)
やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。12 渡航/ぽんかん(8)
俺と彼女の恋を超能力が邪魔している。 助供珠樹/いつい
青春絶対つぶすマンな俺に救いはいらない。 境田吉孝/U35
月とライカと吸血姫2 牧野圭祐/かれい

富士見ファンタジア文庫(4/20発売)
豚公爵に転生したから、今度は君に好きと言いたい2 合田拍子/nauribon
ロクでなし魔術講師と追想日誌2 羊太郎/三嶋くろね
セブンキャストのひきこもり魔術王4 岬かつみ/mmu

集英社オレンジ文庫(4/20発売)
時をかける眼鏡 華燭の典と妖精の涙 椹野道流/南野ましろ
これは経費で落ちません!2 青木祐子/uki
エプロン男子 山本瑤/玉島ノン

MF文庫J(4/25発売)
エイルン・ラストコード ~架空世界より戦場へ~6 東龍乃助/みことあけみ

角川文庫(4/25発売)
憧れの作家は人間じゃありませんでした 澤村御影
[第2回角川文庫キャラクター小説大賞<大賞>]
窓がない部屋のミス・マーシュ 占いユニットで謎解きを 斎藤千輪
初恋は坂道の先へ 藤石 波矢

メディアワークス文庫(4/25発売)
続・ヒーローズ(株)!!! 北川恵海
ちどり亭にようこそ2 十三 湊

ファミ通文庫(4/28発売)
トリア・ルーセントが人間になるまで 三田千恵/ペイント娘
覇剣の皇姫アルティーナ XII むらさきゆきや/himesuz

新潮文庫nex(4/28発売)
カカノムモノ 浅葉なつ

双葉文庫(4/28発売)
君の膵臓をたべたい 住野よる

2017年2月に読んだ新作おすすめ本

 2月はついに「ビブリア古書堂の事件手帖」が完結したり、「最果てのパラディン」が思っていた以上に面白かったり、続巻でも興味深い本がなかなかありました。新作自体はそれほど手を出していなかったので今回はそれほど多くないですが、それぞれなかなか面白かったので興味があったら是非読んでみて下さい。

 

86―エイティシックス― (電撃文庫)

86―エイティシックス― (電撃文庫)

 

 帝国の無人兵器レギオンによる侵略を受け、有色人種を差別し戦わせてしのいでいた共和国。そんな若者たちを率いる少年・シンと、後方から彼らの指揮を執るハンドラーとなった少女・レーナが出会う物語。人権を認められない有人の無人機として戦い続ける「エイティシックス」の若者たち。現状に疑問を持つもののその過酷さを本当の意味では分かっていなかったレーナ。次々と仲間が死んでゆく厳しい状況で彼らに突きつけられる指令には絶望的な気持ちになりましたが、因縁にもきちんと決着を付け迎えた意外な結末はとても良かったですね。続編も期待。

豚公爵に転生したから、今度は君に好きと言いたい (ファンタジア文庫)

豚公爵に転生したから、今度は君に好きと言いたい (ファンタジア文庫)

 

 大人気アニメの嫌われ豚公爵に転生した主人公が、身分を秘した亡国の王女で今は自分の従者・シャーロットに告白するため、熟知するバットエンドを回避するべく奮闘する物語。才能に溢れて将来を嘱望された存在だったはずの豚公爵が、それを投げ捨ててしまった密かな理由。どこか悪徳令嬢ものっぽい雰囲気がある展開でしたが、落ちぶれていた豚公爵の決意とひたむきな想いは素直に応援したいと思えましたし、その評価を覆す奮闘ぶりはとても良かったですね。途中からやや物語に置いて行かれた感もあったメインヒロインでしたけど、今後の活躍に期待。

佐伯さんと、ひとつ屋根の下 I'll have Sherbet! 1 (ファミ通文庫)

佐伯さんと、ひとつ屋根の下 I'll have Sherbet! 1 (ファミ通文庫)

 

 高校二年生の春、ひとり暮らしを始めるはずだった弓月恭嗣が、不動産屋の手違いでひとつ年下の帰国子女・佐伯貴理華と同居するはめになってしまう物語。無防備な距離感で接してきて家の中と外とでは印象が違う佐伯さんと、苦い過去を持つがゆえに家の外では一定の距離を置こうとささやかな抵抗を続ける弓月くん。表情豊かでキャラとしてもよく動いている佐伯さんとの同居生活が弓月くんを少しずつ変えていって、その変化がクールな弓月くんの元カノ宝龍さんや周囲の友人たちにもまた影響を及ぼしてゆく展開はとても良かったです。続巻が楽しみです。

月とライカと吸血姫 (ガガガ文庫)

月とライカと吸血姫 (ガガガ文庫)

 

 連合王国より先に人類を宇宙へ到達させるべく、共和国の最高指導者はロケットで人間を軌道上に送り込む計画を発令。実験体として選ばれた吸血鬼の少女・イリナと監視係に任じられた候補生レフの物語。蔑まれる境遇から自由を得るため実験体として志願したイリナ。そんな彼女に最初は戸惑いながらも、共に過ごし訓練するうちに大切な存在として思うようになってゆくレフ。あくまで実験体としてか扱われない彼女の境遇には厳しいものがありましたが、乗り越えて見せた彼女たちの未来が明るいものであることを信じたくなる素敵な物語でした。

最強魔法師の隠遁計画1 (HJ文庫)

最強魔法師の隠遁計画1 (HJ文庫)

 

 魔物が跋扈する世界。16歳という若さで軍役を満了し、退役を申し出若き天才魔法師のアルス。しかし手放したくない国の申し出で魔法学院に通い、後任を育成することになる物語。10万人以上いる魔法師の頂点に君臨しながら、楽をする方法を研究したいアルス。ふとしたきっかけから彼に教わることになったツンデレ貴族フィアと優しいアリス。隠遁計画のはずが結果的に育成計画に巻き込まれた感もありますが、最初に出会いながらなかなか素直になれないフィアが地歩を固める前に強力過ぎるライバルが出現しどうなるか、続巻が楽しみです。

神様は少々私に手厳しい 1 (プライムノベルス)

神様は少々私に手厳しい 1 (プライムノベルス)

 

 グラース国に転移した須山一樹は年下の少年ルーナと恋に落ちたものの日本に戻されてしまい、なぜか十年後のかつての敵対国に二度目の異世界転移を果たす物語。いい感じなところを戻されて、再び十年後の敵国に転移させられる設定からしてドタバタしていますが、珍妙な言動だったカズキが十年後の転移世界では「黒曜」として驚くほど美化されていて苦笑いですね。わりと再転移先でも恵まれていて、意外と早とちりなルーナとの再会も早かったですけど、黒曜の地位を狙う陰謀に巻き込まれてゆくドタバタ劇は楽しかったですし続巻も期待です。

 

 きちんとゲラを読んで理解し、本の表情を生み出すのが装幀家の役割だと信じる本河わらべが、出版社の合併で本の内容には目を通さない主義の巻島と組むことになり、ことあるごとに衝突しながらも本の装幀を作り上げていく物語。最初はゲラを読む読まないだけでなく、本に似合う装幀を作りたいと思うわらべと、多少強引でも売上に繋がるような装幀を意識する巻島が毎回衝突して苦笑いでしたけど、試行錯誤していく過程で徐々に連携も取れるようになったり、二人がそんな装幀を意識するきっかけに思わぬ顛末が待っていたりとなかなか楽しく読めました。

君は月夜に光り輝く (メディアワークス文庫)

君は月夜に光り輝く (メディアワークス文庫)

 

 大切な姉の死からどこかなげやりに生きていた岡田卓也が、友人に頼まれ「発光病」で入院したままのクラスメイト・渡良瀬まみずと出会ったことで止まっていた二人の時間が再び動き始める物語。余命を宣告されたまみずに死ぬまでにしたいことがあると知らされ、それに協力することを約束した卓也。無茶振りされても奮闘する卓也がなかなか自覚できない自らの想いや、気持ちを伝えることに躊躇するまみずの距離感がもどかしかったですが、遠回りこそしたものの相手に真摯に向き合い大切に思う気持ちを伝え合った、切なくも心の琴線に触れる物語でした。

最良の嘘の最後のひと言 (創元推理文庫)

最良の嘘の最後のひと言 (創元推理文庫)

 

 世界的な大企業ハルウィンが年収8000万で超能力者をひとり採用する告知を出し、自称超能力者7名が採用日前日夜に街中で行われる最終試験に臨む物語。当日の時点で1通しかない採用通知書を持っていた人が採用される試験。特異な能力を活かし自らの目的を果たそうと参加した候補者たち。状況に応じて候補者が手を組み騙し合いながら二転三転する展開で、それぞれの事情も明らかになっていくものの未だ隠されている部分があって、最後まで読めない状況に思えたのに、終わってみれば収まるべきところに収まったように思える結末に唸らされました。

ソウルトランサー (徳間文庫)

ソウルトランサー (徳間文庫)

 

 美少女ハッカー・ゴーストを追い詰めたものの、気がつくと彼女と魂が入れ替わってしまった特対のレド。魂交換者のゴーストことソネットと共に原因を突き止めるため犯罪者が潜む迷宮街へと乗り込む物語。迷宮街で同時多発的に発生した魂交換により混乱する状況で迷宮街の最深部を目指す二人。立ち位置も違い認識がズレている二人の会話は楽しくて、二転三転する状況に振り回されながらテンポよく進んでいくストーリー展開も良かったですね。もう少しその後が読めればなとは思ったもののスッキリと終わった結末で、今後の作品にも期待です。

すしそばてんぷら (ハルキ文庫)

すしそばてんぷら (ハルキ文庫)

 

 早朝のテレビ番組でお天気お姉さんをしている寿々が、事務所の発案で江戸まちめぐりのブログを開設することになり「江戸の味」を求めて歩き回る物語。小学生時代を過ごした下町で祖母とのんびりふたり暮らしをしている寿々。長く付き合ってきた人に婚約を破棄されたりでどこか元気のなかった彼女が、ブログ開設を機に新しい仕事が増えたり、iPadを駆使して検索するおばあちゃんや幼馴染と美味しい江戸の味に挑戦したりと、優しく人情味のある展開はとても良かったです。あまり進展しなさそうな幼馴染との関係含めて続編に期待ですね。

 

コバルト文庫で辿る少女小説変遷史

コバルト文庫で辿る少女小説変遷史

 

 雑誌コバルトの前身小説ジュニアから、WebマガジンCobaltまでの時代を追い、各時代の読者と「少女小説」の移り変わりを徹底追跡した一冊。コバルト文庫だけでなくX文庫やその他レーベルの変遷なども交えつつその歴史が語られていて、若木未生前田珠子桑原水菜あたりが活躍していた頃にがっつり影響を受けた覚えがある自分には、懐かしさとその後の推移になるほどなあという思いで興味深く読めました。書影があるともっとイメージしやすかったかもですが、それでもこれだけのボリュームをコンパクトにまとめていてとても良かったです。

「本をつくる」という仕事 (単行本)

「本をつくる」という仕事 (単行本)

 

 使われなくなった活字書体・秀英体の改刻事業、製紙工場の酸性紙から中性紙へと転換するプロジェクトにかける思い、活版印刷や校閲・校正、デザインなどのこだわり、海外エージェントの仕事など本を支えるプロに話を聞きに行くPR誌「ちくま」連載の書籍化。時代が変わっていく中でのこれまで本を支えてきたプロの矜持やこだわり、それを時には形を変えながらもその本質をうまく残して次代に引き継いでいくプロセスが描かれていて、昔を懐古するだけでなくこれからどうすべきなのか、登場した関係者たちの固い信念には感じるところが多かったです。

ぼくのミステリ・クロニクル

ぼくのミステリ・クロニクル

 

 東京創元社で長く編集者として活躍し、数多くの新人作家を発掘し戦後の日本ミステリ界を牽引した名編集者、戸川安宣さんの編集者人生を語り尽くした一冊。幼い頃の読書体験や自身が編集者になるまで、当時のミステリ界隈の事情や関わってきた企画や多くの作家さんたちのことがとても分かりやすい語り口で綴られていて、最初手に取った第一印象では分厚いなと感じましたが、それでも読みやすかったのはこの本の作り方が上手かったということですね。過去の出版業界を知る上での貴重な回想録という以上に、いろいろ感じることが多かった一冊でした。

本の時間を届けます

本の時間を届けます

 

三陸の廃校、瀬戸内の小さな島、東京の下町で、私設図書館や古本屋、ひとり出版社など「本が好き」な女性たちが選んだ「本にかかわる」自分らしい生き方が紹介された一冊。読んでいるともちろん転機やきっかけ、周囲の理解や後押しもあったとは思うんですが、何もないところから始めようとしたそのパワーやその思い切りの良さをとても感じますね。自分が感じたこと考えていること、やりたいと思うこととはまた違う形のアプローチですけど、こういう形で思いを伝えていきたいと自分なりに頑張っている人たちのことは素直に応援したいと思えました。

2月に読んだ本 #読書メーターより

2月は数字上87冊読んでることになっていますが、うち37冊がコミックだったりするので、実は書籍に限って言うといつもより全然読めていませんでした。体調悪かったり寝落ちが多かったりと読めなかったいろいろ理由はあるんですが、書籍は1日2冊ペースくらいは維持したいなとしみじみ思う今日この頃です。

 

2月の読書メーター
読んだ本の数:87
読んだページ数:22589
ナイス数:5201

天久鷹央の推理カルテV: 神秘のセラピスト (新潮文庫 ち 7-5)天久鷹央の推理カルテV: 神秘のセラピスト (新潮文庫 ち 7-5)感想
渋谷のスクランブル交差点に行くと指先が腐ると感じる少年、異様な若返りを実現した整体術の正体、そして再発した白血病から少女を救うため聖痕を持つ預言者の奇蹟に挑む第七弾。毎回こんな症状あるんだなと驚かされる本シリーズですが、何より白血病が再発した少女という苦い過去を思い出す構図に葛藤しながらも、骨髄移植手術を受けられるよう仲間と聖者の奇蹟を暴こうとする鷹央先生には成長を感じましたね(痛い目にも遭いましたがw)。振られネタをいじられまくりの小鳥先生とも相変わらずのいいコンビぶりで次巻がまた楽しみです。
読了日:02月28日 著者:知念 実希人
異世界詐欺師のなんちゃって経営術4 (角川スニーカー文庫)異世界詐欺師のなんちゃって経営術4 (角川スニーカー文庫)感想
元詐欺師のスキルをフル活用し、食堂を軌道にどうにか乗せはじめたヤシロ。大雨による不作・物価高騰に苦しむ領民とを追い詰める行商ギルドの非道さにヤシロが立ち上がり勝負を挑む第四弾。スラム街住民への偏見や大雨による不作・物価高騰という厳しい状況に直面したヤシロでしたけど、それでも何とかしようと活路を求め、自分のためというよりは困っている人たちのために勝負に出るあたり、ジネットたちと出会ってから変わりましたね。挑んだ勝負での大逆転といい感じにまとまった結末には、この物語らしさが詰まっていると思いました。
読了日:02月28日 著者:宮地 拓海
最強魔法師の隠遁計画1 (HJ文庫)最強魔法師の隠遁計画1 (HJ文庫)感想
魔物が跋扈する世界。16歳という若さで軍役を満了し、退役を申し出若き天才魔法師のアルス。しかし手放したくない国の申し出で魔法学院に通い、後任を育成することになる物語。10万人以上いる魔法師の頂点に君臨しながら、楽をする方法を研究したいアルス。ふとしたきっかけから彼に教わることになったツンデレ貴族フィアと優しいアリス。隠遁計画のはずが結果的に育成計画に巻き込まれた感もありますが、最初に出会いながらなかなか素直になれないフィアが地歩を固める前に強力過ぎるライバルが出現しどうなるか、続巻が楽しみです。
読了日:02月28日 著者:イズシロ
やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。-妄言録-(1) (ビッグガンガンコミックス)やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。-妄言録-(1) (ビッグガンガンコミックス)感想
書籍版12巻刊行が決まって何となくコミックで復習。1巻は雪ノ下との出会いと結衣・材木座・戸塚登場や、リア充軍団とのテニス対決で雪ノ下登場まで。そういえばこんな感じだったなーといろいろ懐かしい思いで読みました。ここから今のシリアス展開に繋がっていると思うと隔世の感がありますが、続きも読んでみようと思います。
読了日:02月27日 著者:佳月 玲茅
セブンス 4 (ヒーロー文庫)セブンス 4 (ヒーロー文庫)感想
知識や技術を得たり仲間を集めるため学術都市アラムサースにやってきたライエル一行。地下迷宮に入る学園の許可を得る方法を探る過程で、貴族の少女・ミランダに出会う第四弾。ミランダの紹介で地下迷宮に入る権利を得たライエルたち。目の見えない妹がいるミランダも訳ありな雰囲気でしたが、まさかこんな展開になるとは(苦笑)ヒロインは増えてもノウェムが手綱を締める状況に一石が投じられ、いろいろ濃いメンツが加わったことでパーティーの構成も変わりそうですね。依然としてノウェムも何か抱えてそうですし、これから面白くなりそうです。
読了日:02月27日 著者:三嶋 与夢
装幀室のおしごと。 ~本の表情つくりませんか?~ (メディアワークス文庫)装幀室のおしごと。 ~本の表情つくりませんか?~ (メディアワークス文庫)感想
きちんとゲラを読んで理解し、本の表情を生み出すのが装幀家の役割だと信じる本河わらべが、出版社の合併で本の内容には目を通さない主義の巻島と組むことになり、ことあるごとに衝突しながらも本の装幀を作り上げていく物語。最初はゲラを読む読まないだけでなく、本に似合う装幀を作りたいと思うわらべと、多少強引でも売上に繋がるような装幀を意識する巻島が毎回衝突して苦笑いでしたけど、試行錯誤していく過程で徐々に連携も取れるようになったり、二人がそんな装幀を意識するきっかけに思わぬ顛末が待っていたりとなかなか楽しく読めました。
読了日:02月27日 著者:範乃 秋晴
あやかしとおばんざい2 ~ふたごの京都妖怪ごはん日記~ (メディアワークス文庫)あやかしとおばんざい2 ~ふたごの京都妖怪ごはん日記~ (メディアワークス文庫)感想
京都であやかしを語り命を与える語り手の役目を務める、双子の大学生直史と妹まどかの兄妹。謎めいた「からくさ図書館」の面々やさまざまな出会いを経た直史が自分の進むべき道に巡り合う第二弾。今回はきのこの舞姫、狸の子どもたちを喜ばせるお話作り、龍の子を祝うの三編。からくさ図書館の面々が出てきて嬉しくなりましたが、依頼者の想いに寄り添って物語を書いていくうちに様々な縁もできて、自分の進むべき道が朧気ながらに見えてくる結末は良かったですね。今シリーズはこれで完結とのことですが楽しい双子にはまた再登場を期待しています。
読了日:02月26日 著者:仲町 六絵
はつ恋、ふたたび。(1) (KC デザート)はつ恋、ふたたび。(1) (KC デザート)感想
転校を繰り返していたキリが小学校時代二年間過ごしていた思い出深い町に帰ってきて、すっかり変わってしまったえーくんとBくんに再会する物語。5年ぶりに出会って弱虫だったのにヒーローになっていたBくんと、初恋の相手でどこか避けているえーくん。二人とキリをめぐる物語はベタな展開ですけど、いない間に何があったのか続巻がとても楽しみです。
読了日:02月26日 著者:桑佳 あさ
君は月夜に光り輝く (メディアワークス文庫)君は月夜に光り輝く (メディアワークス文庫)感想
大切な姉の死からどこかなげやりに生きていた岡田卓也が、友人に頼まれ「発光病」で入院したままのクラスメイト・渡良瀬まみずと出会ったことで止まっていた二人の時間が再び動き始める物語。余命を宣告されたまみずに死ぬまでにしたいことがあると知らされ、それに協力することを約束した卓也。無茶振りされても奮闘する卓也がなかなか自覚できない自らの想いや、気持ちを伝えることに躊躇するまみずの距離感がもどかしかったですが、遠回りこそしたものの相手に真摯に向き合い大切に思う気持ちを伝え合った、切なくも心の琴線に触れる物語でした。
読了日:02月25日 著者:佐野 徹夜
ビブリア古書堂の事件手帖7 ~栞子さんと果てない舞台~ (メディアワークス文庫)ビブリア古書堂の事件手帖7 ~栞子さんと果てない舞台~ (メディアワークス文庫)感想
奇妙な縁で対峙することになった劇作家シェイクスピアのファースト・フォリオ。栞子さんの祖母や母・智恵子さんも巻き込んで祖父による巧妙な罠が張り巡らされる第七弾。明らかになる栞子さんの祖母近辺の事情や、祖父の仕事に関わっていた吉原が持ちかけてきた取引。智恵子さんの存在もあって大きく揺さぶられ危機的状況に陥った二人でしたけど、これまでに築いてきた人間関係による支えや二人が育んできた絆があったからこそ、その苦難を乗り越えてきちんと認められましたね。相変わらずなようで確かに変わった二人にとても安心できた結末でした。
読了日:02月25日 著者:三上 延
最良の嘘の最後のひと言 (創元推理文庫)最良の嘘の最後のひと言 (創元推理文庫)感想
世界的な大企業ハルウィンが年収8000万で超能力者をひとり採用する告知を出し、自称超能力者7名が採用日前日夜に街中で行われる最終試験に臨む物語。当日の時点で1通しかない採用通知書を持っていた人が採用される試験。特異な能力を活かし自らの目的を果たそうと参加した候補者たち。状況に応じて候補者が手を組み騙し合いながら二転三転する展開で、それぞれの事情も明らかになっていくものの未だ隠されている部分があって、最後まで読めない状況に思えたのに、終わってみれば収まるべきところに収まったように思える結末に唸らされました。
読了日:02月24日 著者:河野 裕
からかい上手の高木さん 5 (ゲッサン少年サンデーコミックススペシャル)からかい上手の高木さん 5 (ゲッサン少年サンデーコミックススペシャル)感想
冒頭の衝撃的なシーンには一体何これ?とビックリさせられましたが、何だかんだかで相変わらず高木さんに振り回されっぱなしの西片くんが自覚ないままクリティカルに一矢報いていたラスト、高木さんのその表情を西片くんに是非見せてあげたかったです(苦笑)
読了日:02月24日 著者:山本 崇一朗
佐伯さんと、ひとつ屋根の下 I'll have Sherbet! 1 (ファミ通文庫)佐伯さんと、ひとつ屋根の下 I'll have Sherbet! 1 (ファミ通文庫)感想
高校二年生の春、ひとり暮らしを始めるはずだった弓月恭嗣が、不動産屋の手違いでひとつ年下の帰国子女・佐伯貴理華と同居するはめになってしまう物語。無防備な距離感で接してきて家の中と外とでは印象が違う佐伯さんと、苦い過去を持つがゆえに家の外では一定の距離を置こうとささやかな抵抗を続ける弓月くん。表情豊かでキャラとしてもよく動いている佐伯さんとの同居生活が弓月くんを少しずつ変えていって、その変化がクールな弓月くんの元カノ宝龍さんや周囲の友人たちにもまた影響を及ぼしてゆく展開はとても良かったです。続巻が楽しみです。
読了日:02月24日 著者:九曜
最果てのパラディンIII〈下〉 鉄錆の山の王 (オーバーラップ文庫)最果てのパラディンIII〈下〉 鉄錆の山の王 (オーバーラップ文庫)感想
仲間を連れて向かった故郷での懐かしきガスとの再会と、鉄錆山脈へ向かう過程での予期せぬ出会い。そして仲間たちとともに邪竜との決戦に挑む第四弾。決戦に向かう前の相変わらずなガスや、ディーネとメネルとのやりとりがいいアクセントになっていましたが、さすがに強敵である邪竜との戦いは苦しく、そしてとても熱かったですね。しかしウィルはまた一段と人間離れした力を得たことで突き抜けた存在になってしまいましたし、このシリーズではレギュラー化しそうなヒロインなかなか出てないなと思ったらまさかの超展開でしたね(苦笑)続巻に期待。
読了日:02月24日 著者:柳野かなた
最果てのパラディンIII〈上〉 鉄錆の山の王 (オーバーラップ文庫)最果てのパラディンIII〈上〉 鉄錆の山の王 (オーバーラップ文庫)感想
聖騎士となったウィルが仲間と悪魔たちやキマイラを倒し人々に笑顔が戻り始めていた獣の森。しかし森の異常を感じ《獣の森》の深奥に挑んだウィルに、森の王から不吉な予言が告げられる第三弾。着実に秩序と平和が戻りつつあるのを実感する描写があった分、森の王の予言を裏付けるような不穏な変化と、不死神によってウィルに現時点での邪竜打倒の困難さを突きつけられる展開が引き立ちましたね。その上で悩みながらも仲間たちと共に邪竜を討つことを決意、さらにガスとの再会もあって決戦の下巻に向けうまく盛り上げてゆく素晴らしさがありました。
読了日:02月23日 著者:柳野かなた
現実主義勇者の王国再建記III (オーバーラップ文庫)現実主義勇者の王国再建記III (オーバーラップ文庫)感想
公国征伐を果たして占拠した公都・ヴァンで戦後処理に入った暫定国王のソーマ。一方でアドミニア公国の要請によりケイオス帝国女皇の妹ジャンヌ率いる帝国軍がヴァンに迫る第二弾。占拠した地で玉音放送を使用した娯楽番組を始めたソーマ。公国のこれまでの施策を逆手に取った見事な発想の転換でしたが、体裁は譲れない強大な帝国相手に巧みな駆け引きで現実的な先に繋がる成果をえたソーマの手腕が光りましたね。かと思えば周囲の支えが必要な部分もあるソーマは周囲と着実にいい関係を築きつつあって、そんな彼に挑むロロアの挑戦にも期待ですね。
読了日:02月23日 著者:どぜう丸
神話伝説の英雄の異世界譚 7 (オーバーラップ文庫)神話伝説の英雄の異世界譚 7 (オーバーラップ文庫)感想
駆け巡った軍神の死の知らせにリズ達は深く傷つき動揺するグランツ大帝国。一方六つ国軍側も軍神に対する対処を巡って二つに割れてしまい、弟を殺されたルカが憎悪のままに虐殺を開始する第七弾。侵攻を再開した六つ国の対応に追われる帝国のもとへ救援に現れた、レベリング王国のクラウディア女王と仮面の男・黒辰王。少なからず動揺したあの前巻の衝撃な結末から考えると正直やや拍子抜けな感もありましたが、展開自体は比呂の思惑通りに進んだ一方、リズの決意によりどういう構図になってゆくのか、二年経過するらしい第二部開始が楽しみですね。
読了日:02月22日 著者:
最果てのパラディンII 獣の森の射手 (オーバーラップ文庫)最果てのパラディンII 獣の森の射手 (オーバーラップ文庫)感想
死者の街を出て北に向かったウィル。道中出会ったハーフエルフのメネルドールや商人・トニオや楽師・ビィとともに向かった都市で何かに改造され凶暴化したワイバーンに遭遇する第二弾。三人に英才教育を施されていても、世間一般から見るとどこかズレているウィルでしたが、強さも一般的な基準から見たらかなり規格外でしたか(苦笑)だからこそそれを自覚したがゆえの暴走を身体を張って止めてくれる存在に早い段階で巡り合えたことはウィルにとって幸運でしたね。思ったより展開が早いですが、彼らがどこに向かうのか続巻が楽しみです。
読了日:02月22日 著者:柳野かなた
最果てのパラディンI 死者の街の少年 (オーバーラップ文庫)最果てのパラディンI 死者の街の少年 (オーバーラップ文庫)感想
かつて滅びた死者の街。3人のアンデッドに育てられる子供として転生したウィルが、彼ら三人に教えを受け愛を注がれながら育てられ聖騎士への道を歩みだす物語。骸骨の剣士・ブラッド、神官ミイラ・マリー、偏屈な魔法使いの幽霊・ガスという訳ありだけれど力のある存在に英才教育を受けて育ったウィル。特殊な環境でしたけど彼らに愛されて成長した過程があるからこそ、三人のために立ち上がるウィルの奮闘と、家族のような存在であった彼らとの別れと旅立ちにほろりとなってしまいますね。ここからどんな旅になるのか次巻が楽しみです。
読了日:02月22日 著者:柳野かなた
紅霞後宮物語~小玉伝~(2)(プリンセス・コミックス)紅霞後宮物語~小玉伝~(2)(プリンセス・コミックス)感想
高貴妃の処分保留と小玉が身を挺して防いで皇帝・文林暗殺は失敗。首謀者たちの反乱計画をつぶすべく軍人皇后・小玉が立つ第二弾。そういえば原作でもこんな感じだったなあと思い出しながら読んでいましたが、小玉凛々しいですね(宝塚的ノリ?w)李昭儀に語られる形で描かれた小玉が後宮入りしてから皇后になるまでのお話も良かったです。
読了日:02月21日 著者:雪村 花菜(原作),栗美 あい(漫画)
ライトノベル・フロントライン3: 特集 第2回ライトノベル・フロントライン大賞はこれだ!ライトノベル・フロントライン3: 特集 第2回ライトノベル・フロントライン大賞はこれだ!感想
特集は第2回ライトノベル・フロントライン大賞発表で「あの夏、最後に見た打ち上げ花火は」を選出、著者インタビューや最終候補作品のレビュー。その他ライトノベルとアニメやゲームとのメディアミックス、ライトノベル雑誌について、皇族萌えとして杉井光「花咲けるエリアルフォース」について言及など。昨年12月刊行を差し引いても題材で挙げられるタイトルがやや古いのは少し気になるところで、候補作も納得と首を傾げる部分が半々くらいでしたが、当然選者によってアプローチも変わってくるので好みもあるのかもしれないですね。
読了日:02月21日 著者:大橋 崇行,山中 智省
神様は少々私に手厳しい 1 (プライムノベルス)神様は少々私に手厳しい 1 (プライムノベルス)感想
グラース国に転移した須山一樹は年下の少年ルーナと恋に落ちたものの日本に戻されてしまい、なぜか十年後のかつての敵対国に二度目の異世界転移を果たす物語。いい感じなところを戻されて、再び十年後の敵国に転移させられる設定からしてドタバタしていますが、珍妙な言動だったカズキが十年後の転移世界では「黒曜」として驚くほど美化されていて苦笑いですね。わりと再転移先でも恵まれていて、意外と早とちりなルーナとの再会も早かったですけど、黒曜の地位を狙う陰謀に巻き込まれてゆくドタバタ劇は楽しかったですし続巻も期待です。
読了日:02月21日 著者:守野 伊音
月とライカと吸血姫 (ガガガ文庫)月とライカと吸血姫 (ガガガ文庫)感想
連合王国より先に人類を宇宙へ到達させるべく、共和国の最高指導者はロケットで人間を軌道上に送り込む計画を発令。実験体として選ばれた吸血鬼の少女・イリナと監視係に任じられた候補生レフの物語。蔑まれる境遇から自由を得るため実験体として志願したイリナ。そんな彼女に最初は戸惑いながらも、共に過ごし訓練するうちに大切な存在として思うようになってゆくレフ。あくまで実験体としてか扱われない彼女の境遇には厳しいものがありましたが、乗り越えて見せた彼女たちの未来が明るいものであることを信じたくなる素敵な物語でした。
読了日:02月20日 著者:牧野 圭祐
紅霞後宮物語~小玉伝~(1)(プリンセス・コミックス)紅霞後宮物語~小玉伝~(1)(プリンセス・コミックス)感想
原作は読了済でふと気になって手にとってみた一冊。この巻は高貴妃の処罰までで1巻1冊くらいの進み具合なんですかね。情報量的にどうしてもいろいろ端折られている部分はありますがうまくまとめられていて、個人的には原作での登場人物のビジュアルイメージがあまり明確でなかった分、新鮮な気持ちで読めました。
読了日:02月20日 著者:雪村 花菜(原作),栗美 あい(漫画)
ソウルトランサー (徳間文庫)ソウルトランサー (徳間文庫)感想
美少女ハッカー・ゴーストを追い詰めたものの、気がつくと彼女と魂が入れ替わってしまった特対のレド。魂交換者のゴーストことソネットと共に原因を突き止めるため犯罪者が潜む迷宮街へと乗り込む物語。迷宮街で同時多発的に発生した魂交換により混乱する状況で迷宮街の最深部を目指す二人。立ち位置も違い認識がズレている二人の会話は楽しくて、二転三転する状況に振り回されながらテンポよく進んでいくストーリー展開も良かったですね。もう少しその後が読めればなとは思ったもののスッキリと終わった結末で、今後の作品にも期待です。
読了日:02月20日 著者:菱川さかく
すしそばてんぷら (ハルキ文庫)すしそばてんぷら (ハルキ文庫)感想
早朝のテレビ番組でお天気お姉さんをしている寿々が、事務所の発案で江戸まちめぐりのブログを開設することになり「江戸の味」を求めて歩き回る物語。小学生時代を過ごした下町で祖母とのんびりふたり暮らしをしている寿々。長く付き合ってきた人に婚約を破棄されたりでどこか元気のなかった彼女が、ブログ開設を機に新しい仕事が増えたり、iPadを駆使して検索するおばあちゃんや幼馴染と美味しい江戸の味に挑戦したりと、優しく人情味のある展開はとても良かったです。あまり進展しなさそうな幼馴染との関係含めて続編に期待ですね。
読了日:02月20日 著者:藤野 千夜
本の時間を届けます本の時間を届けます感想
三陸の廃校、瀬戸内の小さな島、東京の下町で、私設図書館や古本屋、ひとり出版社など「本が好き」な女性たちが選んだ「本にかかわる」自分らしい生き方が紹介された一冊。読んでいるともちろん転機やきっかけ、周囲の理解や後押しもあったとは思うんですが、何もないところから始めようとしたそのパワーやその思い切りの良さをとても感じますね。自分が感じたこと考えていること、やりたいと思うこととはまた違う形のアプローチですけど、こういう形で思いを伝えていきたいと自分なりに頑張っている人たちのことは素直に応援したいと思えました。
読了日:02月19日 著者:篠賀 典子,芹澤 健介,北條 一浩
渡くんの××が崩壊寸前(3) (ヤンマガKCスペシャル)渡くんの××が崩壊寸前(3) (ヤンマガKCスペシャル)感想
石原さんと仲良くなりたい渡直人は、友人の計らいでクラスメイトたちとともに旅行で海に行くことに。石原さんといい雰囲気になっていくも、そこに石原さんの元カレと噂される男が現れ事態が一変する第三弾。病んでて強引なイケメン先輩相手に石原さんが頑張った今回でしたけど「私、重いよ?」発言が意味深過ぎるw 傍観者宣言していたはずの紗月の行動や、メガネくんの嗜好も気になるしで不穏な状況は続きそうですね。
読了日:02月19日 著者:鳴見 なる
アサシンズプライド5 暗殺教師と深淵饗宴 (ファンタジア文庫)アサシンズプライド5 暗殺教師と深淵饗宴 (ファンタジア文庫)感想
ロゼッティのクーファへの電撃的な求婚以来、気が気でないメリダ。実地研修に赴くことになったロゼッティの故郷で血塗られた秘密が解き放たれたかのように次々と惨劇が起こる第五弾。ロゼッティを無理矢理結婚させようとするいかにも怪しい義父の存在。ロゼッティの故郷で明かされてゆくクーファの過去。彼が姿を消し不安を抱えていたメリダでしたが、その秘密を明かされてからの戦いはなかなか劇的で、乗り越えた二人の絆はまた強まりましたかね。今回キーマンだったロゼッティも強力なライバルとして浮上した感がありますけど、今後の展開に期待。
読了日:02月18日 著者:天城ケイ
渡くんの××が崩壊寸前(2) (ヤンマガKCスペシャル)渡くんの××が崩壊寸前(2) (ヤンマガKCスペシャル)感想
ある日、直人は風邪をひいてしまい自宅で寝込んでいると、幼馴染の紗月がお見舞いにやってくる。また時を同じくして石原さんもお見舞いにやってくる第二弾。典型的なラブコメシチュエーションには苦笑いでしたが、登場する女の子たちの中で唯一比較的まともそうに見えてた石原さんも何か抱えてそうな雰囲気ですね。過去のトラウマが気になるところです。
読了日:02月18日 著者:鳴見 なる
豚公爵に転生したから、今度は君に好きと言いたい (ファンタジア文庫)豚公爵に転生したから、今度は君に好きと言いたい (ファンタジア文庫)感想
大人気アニメの嫌われ豚公爵に転生した主人公が、身分を秘した亡国の王女で今は自分の従者・シャーロットに告白するため、熟知するバットエンドを回避するべく奮闘する物語。才能に溢れて将来を嘱望された存在だったはずの豚公爵が、それを投げ捨ててしまった密かな理由。どこか悪徳令嬢ものっぽい雰囲気がある展開でしたが、落ちぶれていた豚公爵の決意とひたむきな想いは素直に応援したいと思えましたし、その評価を覆す奮闘ぶりはとても良かったですね。途中からやや物語に置いて行かれた感もあったメインヒロインでしたけど、今後の活躍に期待。
読了日:02月18日 著者:合田拍子
渡くんの××が崩壊寸前 (1) (カドカワコミックス・エース)渡くんの××が崩壊寸前 (1) (カドカワコミックス・エース)感想
両親を亡くし妹と二人で親戚を転々とする高校・渡直人は、久しぶりに再会した幼馴染・紗月に突如キスをされる。その現場を大切な妹・鈴白と、憧れの石原紫に目撃され、平穏な日常が一変してゆく物語。振り回す言動の多い紗月と、二人で生きてきた分兄離れができていない妹の鈴。優しいけれど優柔不断な直人が二人を周囲に抱えながらの不安定な状況で石原さんへの想いがどうなってゆくのか今後に期待。
読了日:02月17日 著者:鳴見 なる
かぐや様は告らせたい 4 ~天才たちの恋愛頭脳戦~ (ヤングジャンプコミックス)かぐや様は告らせたい 4 ~天才たちの恋愛頭脳戦~ (ヤングジャンプコミックス)感想
ついに会長妹が登場。妄想で計算しすぎていろいろ突っ走りがちなかぐやがなかなか可愛かったですが、会長のとてもない音痴を矯正する奮闘ぶりはともかく、神経衰弱でセコい手を使ってあっさりバレる藤原書記には苦笑い。石神会計もいい感じに話に絡んできててイベントが発生しそうな今後が楽しみです。
読了日:02月17日 著者:赤坂 アカ
いまさら翼といわれてもいまさら翼といわれても感想
鏑矢中学の卒業制作の鏡のレリーフに隠された真実、摩耶花が漫研を辞めた経緯、奉太郎のモットーがいかにして生まれたのか、合唱祭で歌うことになっていたえるが突然姿を消してしまった理由などが明かされる連作短編集。奉太郎の生き方に大きな影響を与えたいくつかの事件や、これまで事実のみ語られていた摩耶花の漫研退部といったエピソードによって古典部メンバーたちの変化が掘り下げられて、今後は何を目指すことになるのか、最後の話がとても気になりました。お姉さんは毎回ちょっとしか顔を出さないのに存在感ありますね(苦笑)続編も期待。
読了日:02月17日 著者:米澤 穂信
花魁さんと書道ガール2 (創元推理文庫)花魁さんと書道ガール2 (創元推理文庫)感想
花魁・春風の幽霊に取り憑かれた多摩子の唯一の親友・林檎が恋に落ち、林檎の兄・学との関係にも変化が訪れ、多摩子も書道家としての進路や自分自身の恋にも揺れ動く第二弾。今回は進路にも悩みつつ恋愛アドバイザーとして、大切な友人として、心境が変化しつつある多摩子自身も実際に相談に関わったり、自分もまさかの恋に悩んだりな展開。消えつつある中でも粋で要所をしっかりと締め、その過去も語られた春風さんと、彼女との関わりを通して成長してきた多摩子のやりとりはとても切なくてほろりとしましたが、とても心地よい読後感の物語でした。
読了日:02月16日 著者:瀬那 和章
ダンジョン飯 4巻 (ビームコミックス)ダンジョン飯 4巻 (ビームコミックス)感想
ついに炎竜のいる地下5階にたどり着いたライオス一向。強敵を相手にライオスたちが命をかけた作戦を決行する第五弾。文字通りの死闘でしたけど妹はやっぱり...と思ったので、そこから復活するとは想いませんでした(苦笑)良かったですけどここからどういう展開になるのか気になりますね。
読了日:02月16日 著者:九井 諒子
水鏡推理6 クロノスタシス (講談社文庫)水鏡推理6 クロノスタシス (講談社文庫)感想
過労死リスクを数値化し予防できる画期的新技術が文科省研究公正推進室による最終評価段階を迎え、評価担当者・水鏡瑞希が財務省若手官僚の過労死にまつわる実例を探る第五弾。今回は昨今多くの報道がなされている過労死をテーマに信頼できそうな理論が提示される中、提示された事例の中に直接は関係ないものの不審な点が見いだされる展開。官僚の過酷な労働環境にも触れつつ、明かされてゆく真実は意外な結末で、これはさすがに予想できなかったです(苦笑)毎回同僚が変わっていますが徐々に周囲に理解されるようになってきてますね。次巻も期待。
読了日:02月16日 著者:松岡 圭祐
デボネア・リアル・エステート3 傭兵は勇者となり、地上げ屋たちは浮遊城を堕とす。 (GA文庫)デボネア・リアル・エステート3 傭兵は勇者となり、地上げ屋たちは浮遊城を堕とす。 (GA文庫)感想
元超有名傭兵団の新興地上げ屋「完全な勝利者」に仕事を奪われ続けているデボネアたち。そんな状況で王子が「完全な勝利者」が組んでギルド設立を宣言、原初の鎮守精霊攻略の話が持ち上がる第三弾。天下のスタンザ商会すら出し抜く「完全な勝利者」の驚異的な仕事ぶり。それを率いるルーウィンの傭兵時代の旧知・イルミナとの再会。お約束の魅力的なキャラたちのドタバタ劇を織り交ぜつつ「完全な勝利者」と組んでの原初の鎮守精霊攻略はとてもらしい顛末で面白かったですが、エピローグはもう少しボリューム欲しかったかも。次回作も期待してます。
読了日:02月15日 著者:山貝エビス
高嶺と花 6 (花とゆめコミックス)高嶺と花 6 (花とゆめコミックス)感想
何だかんだでいい感じにまとまっていくのかなーと思いかけていたところに、まさかの高嶺に降ってわいた厳しい試練。これは確かに無茶振りだし混乱するよなーと同情しましたけど、おかもんのナイスアシストもあったりして、突き放そうとする高嶺を支える決意をした花が健気で、これは俄然気になる展開になってきましたね。
読了日:02月14日 著者:師走ゆき
紅霞後宮物語 第五幕 (富士見L文庫)紅霞後宮物語 第五幕 (富士見L文庫)感想
湖西の騒動は収まったものの事後処理に追われる文林。悩みは尽きない文林の疲れを癒やしてくれるのは、帳簿と不本意ながら小玉…と思ったら、突如持ち上がった小玉の不義疑惑。二人の関係にも変化が訪れる第五弾。文林も小玉で癒やされてるんだよなあと思いかけたところで、廃后を狙ってありもしない不義疑惑とかで周囲に足を引っ張られ、酔った勢い?とはいえこれはついに。。。と思ったら何とも苦い結末に頭を抱えました。パートナーとしての絆は揺るがないだけに、余計に最初からどこか拗らせてしまっている二人のすれ違いがもどかしいですね。
読了日:02月14日 著者:雪村花菜
皿の上の聖騎士〈パラディン〉3 ‐ A Tale of Armour ‐ (Novel 0)皿の上の聖騎士〈パラディン〉3 ‐ A Tale of Armour ‐ (Novel 0)感想
アイザックたちはレーヴァテイン王国と肩を並ぶ大国デュランダルにたどり着くが、主導権を巡って国を東西に分裂させてしまった兄弟と、そこにいる二匹の霊獣・スレイプニルコカトリスたちの争いに巻き込まれてしまう第二弾。東西それぞれの思惑がある中で、霊獣たちからアシュリーの体の一部を取り戻せないか機会をうかがうアイザックたち。そしてすっかり弱ってしまったドラゴンの父を心配する娘・イザドラの秘めた力。二体同時に霊獣を戦う苦しい展開でしたけど、その力の片鱗を見せたイザドラはまだ何かありそうで、今後の展開が楽しみですね。
読了日:02月14日 著者:三浦勇雄
りゅうおうのおしごと! 5 (GA文庫)りゅうおうのおしごと! 5 (GA文庫)感想
竜王初防衛戦のため一門で常夏のハワイを訪れた八一たち。名人との厳しい戦いに加えあいと天衣、桂香たちのマイナビ本戦も始まり、余裕のない中で誰もが傷つき苦悩する第五弾。ハワイでのイベントも吹っ飛んでしまう、追い詰められ余裕がなくなってからの大切な人たちと衝突してしまう展開は読んでいてなかなか厳しかったですね…。でも意外な人が見せた意地がきっかけとなって、(あいの実家には笑いましたが)その熱いギリギリの戦いには強く心を揺さぶられました。それぞれの想いが語られるエピローグも素晴らしかったですね。次巻も楽しみです。
読了日:02月13日 著者:白鳥 士郎
高嶺の花なら落ちてこい!!(2) (ガンガンコミックスONLINE)高嶺の花なら落ちてこい!!(2) (ガンガンコミックスONLINE)感想
恋に落とすはずが落ちちゃった白石くんと、天然でイケメン癖のある鈍感な黒河さんの物語第二弾。全巻最後の展開はやっぱりものの見事に空振りでしたか(苦笑)自称白石くんのライバル青山くんが登場してまさかの三角関係展開とか、いい雰囲気もあったのに結果的に一番の友達状態になってる二人の今後が気になりますねー。
読了日:02月13日 著者:夏目 あやの
有松恋染めノスタルジー (富士見L文庫)有松恋染めノスタルジー (富士見L文庫)感想
会社が倒産し絞り染めの産地・有松にある祖母の喫茶店を手伝うことになった雪奈。そんな彼女が常連客の絞り染め職人・沢口と知り合い、有松の地で様々な人々と関わるようになる物語。表情の読めない気ままな猫のような佇まいの一方で、職人としての姿を見せる沢口と、今後を考えてゆく中で徐々に有松に居場所を見出してゆく雪奈。展開としてはシンプルでさらっと読めるような展開でしたが、長く伝統を伝えてきた街で時代に合わせて形を変えながらも伝えていこうという想いや、落ち着いた雰囲気の中での二人の関係はなかなか悪くない読後感でした。
読了日:02月13日 著者:藍生 有
86―エイティシックス― (電撃文庫)86―エイティシックス― (電撃文庫)感想
帝国の無人兵器レギオンによる侵略を受け、有色人種を差別し戦わせてしのいでいた共和国。そんな若者たちを率いる少年・シンと、後方から彼らの指揮を執るハンドラーとなった少女・レーナが出会う物語。人権を認められない有人の無人機として戦い続ける「エイティシックス」の若者たち。現状に疑問を持つもののその過酷さを本当の意味では分かっていなかったレーナ。次々と仲間が死んでゆく厳しい状況で彼らに突きつけられる指令には絶望的な気持ちになりましたが、因縁にもきちんと決着を付け迎えた意外な結末はとても良かったですね。続編も期待。
読了日:02月13日 著者:安里 アサト,I-IV
高嶺の花なら落ちてこい!!(1) (ガンガンコミックスONLINE)高嶺の花なら落ちてこい!!(1) (ガンガンコミックスONLINE)感想
容姿端麗・頭脳明晰、学校の人気者な白石くん。女子はみんな白石を好きになる…はずだったのに、イケメンで高嶺の花な女子・黒河さんに出会ったことで、落とすどころか振り回される4コマラブコメ。わりと正統派イケメンの白石くんが、むしろ天然でいろいろ振り回してくる黒河さんを気になってゆく展開は読み進めるうちにじわじわとくる感じで楽しかったです。思わぬ展開になった続巻に期待。
読了日:02月12日 著者:夏目 あやの
劉備徳子は静かに暮らしたい 1 (花とゆめCOMICS)劉備徳子は静かに暮らしたい 1 (花とゆめCOMICS)感想
三国志の英傑たちが現代に転生。女子高生に転生して密かに人助けをしつつ静かに暮らしたい劉備徳子が、仲間たちと静かとは程遠い日々を送ることになる物語。徳子にちょっかいを出してくる曹操孫権の生まれ変わりも女の子で、周囲を男の子たちが取り囲む構成はいかにも少女マンガな感じですけど、いろいろ拗らせてる関羽の生まれ変わりの関くんとかそれぞれの主従関係もなかなか面白くて続巻が楽しみです。
読了日:02月12日 著者:仲野えみこ
剣と炎のディアスフェルドII (電撃文庫)剣と炎のディアスフェルドII (電撃文庫)感想
イアンマッドの王となったレオームは、超大国アルキランに対抗するためディアスフェルド統一に乗り出す。王として立つこと、ディアスフェルドを統一するとはどういう事かレオーム王の覚悟が試される第二弾。今回もレオームのために動くフィーリの積極的なアクションが物語を動かしましたが、苦戦が続く中での彼女の献身的な働きもさることながら、レオーム自身も敵対する相手とぶつかりながら王のありよう悩み苦しみつつ向き合って答えを出してゆく過程は読み応えがあってとても面白かったです。次回は兄の物語ということでこちらも期待しています。
読了日:02月11日 著者:佐藤 ケイ
ネトゲの嫁は女の子じゃないと思った? Lv.13 (電撃文庫)ネトゲの嫁は女の子じゃないと思った? Lv.13 (電撃文庫)感想
レイドボス戦の誘いに乗って人を揃えて馳せ参じたアレイキャッツの面々。リーダー不在で迷走するレイドPTの状況に見かねて指揮官に就任したのはまさかのセッテさん。彼女が生徒会長にも立候補する第十三弾。要領よくお手軽参加型に見えていたセッテさんが見せた手腕。マスターの生徒会長引退も近づく状況で、コミュニケーション能力も高く人脈もある彼女の実力や境遇が垣間見える一方で、まさかのアコに指摘される意外な一面。レイドボス戦が鮮やかだっただけに、ああやっぱりなオチには苦笑い。これでこそこの作品ですよね。次巻も楽しみです。
読了日:02月11日 著者:聴猫 芝居
新米姉妹のふたりごはん (2) (電撃コミックスNEXT)新米姉妹のふたりごはん (2) (電撃コミックスNEXT)感想
一緒の生活で少しずつ距離を縮めていくサチとあやりの新米姉妹。普段料理をしているのはあやりだけど、サチも料理をする必要が出てきてチャレンジしたりもする第二弾。よくよく考えるとあやりの料理スキルの高さとか、豊富な調理器具とかご両親いつ登場するのかとか、時折垣間見えるあやりのこれまでの背景はいつ語られるのかとか気になる部分はいろいろあるのですが、サチのために頑張っちゃうあやりとそんなあやりを好ましく思うサチの距離感がいいですよね。相変わらず美味しそうな料理も目白押しで次巻も楽しみです。
読了日:02月11日 著者:柊ゆたか
新米姉妹のふたりごはん (1) (電撃コミックスNEXT)新米姉妹のふたりごはん (1) (電撃コミックスNEXT)感想
親の再婚によって突然妹・あやりができた女子高生のサチ。さらに両親が夫婦で早々に海外出張したことで、いきなり二人暮らしを迫られる物語。掴みどころのないあやりとのやりとりに苦慮していた食いしん坊のサチが、料理好きのあやりと美味しいご飯を通じて仲良くなってゆく、読んでいてとても美味しそうでお腹が空くとても心温かいストーリーが良かったです。でも幼馴染からしたらいきなりそんな存在が現れて傾倒していったらそりゃ複雑な気持ちになるよなあとちょっと同情しました(苦笑)
読了日:02月11日 著者:柊ゆたか
寄宿学校のジュリエット(4) (講談社コミックス)寄宿学校のジュリエット(4) (講談社コミックス)感想
犬塚の兄・藍瑠に2人の関係を疑われ、心待ちにしていたペルシアの誕生日は台無しに…。しかし、犬塚は兄を欺き誕生日を祝うため、仲間を引き連れ白猫の寮に乱入する第四弾。傷ついても一緒にいたい露壬雄と、傷つく姿が見たくなくて突き放してしまうペルシア。真実の恋を守り抜くためにこれでもかと身体を張ってしまう二人だけに、要所要所で見せる初々しい距離感のギャップが凄まじく甘くて悶えそうになります。著者が全身壁ドンを実際に弟で実験してたらしくて思わず笑ってしました。
読了日:02月11日 著者:金田 陽介
高嶺と花 5 (花とゆめコミックス)高嶺と花 5 (花とゆめコミックス)感想
花の学校の文化祭に現れた高嶺。クリスマスに予定がない花を高嶺が誘う一方で、高嶺を「先輩」と呼び「好き」と言い切る美女や、小さい高嶺そっくりな従弟の大海が現れる第五弾。高嶺絡みで出て来る新キャラが濃くて苦笑いですが、相変わらずな展開でも少しずつ変化があって、花が逆境でも意外と強くてブレないことで彼らに認められてゆく感じがいいですね。クリスマスがどうなるのか次巻が楽しみです。
読了日:02月10日 著者:師走ゆき
魔法科高校の劣等生(21) 動乱の序章編〈上〉 (電撃文庫)魔法科高校の劣等生(21) 動乱の序章編〈上〉 (電撃文庫)感想
三年生となり新入生に十師族直系とその幼馴染が入学。南米大陸で戦略級魔法が使用され、それを契機に世界中で動乱の嵐が吹き荒れ日本も巻き込まれてゆく第二十一弾。新キャラはエリカが目をつけた幼馴染の今後の成長が気になるところですが、元々注目されつつあった達也が深雪の婚約者とされたことで周囲の見る目も変わり、どのような思惑なのか達也を試すべく暗躍する人たちもいたりで、軍内部や十師族との距離感も微妙なものになっていきそうな予感ですね。難しい立場の達也たちがどのような状況に巻き込まれてゆくのか、今後の展開が楽しみです。
読了日:02月10日 著者:佐島 勤
ふたりの距離の概算 (角川文庫)ふたりの距離の概算 (角川文庫)感想
奉太郎たちの古典部に新入生・大日向が仮入部するも彼女は本入部直前に辞めると告げる。入部締切日のマラソン大会で奉太郎は走りながら心変わりの真相を推理する第四弾。里志・摩耶花・えるにそれぞれ話を聞くためにマラソン大会を利用するあたりがどこか奉太郎らしい?と思いましたが、回想シーンではさりげなく触れられたくらいの些細な描写が重要な意味を持ってくるその推理も、何よりえるの悔恨を解消したいという想いからなんですよね。個人的にはえると奉太郎がさりげなく事実を隠蔽し二人で秘密を共有した事実が一番印象に残りました(苦笑)
読了日:02月09日 著者:米澤 穂信
遠まわりする雛 (角川文庫)遠まわりする雛 (角川文庫)感想
奉太郎が千反田えるの頼みで祭事「生き雛」へ参加するが、連絡の手違いで祭りの開催が危ぶまれる事態に。手違いが気になる千反田は奉太郎とともに真相を推理したりする連作短編集の第四弾。初詣の着物姿だったり納屋での出来事だったり、ものぐさな奉太郎でもやっぱりえるの頼みだと断れずに手伝いに行くんだなあと思っていたら、えるの生き雛姿が見れないことをやけに気になっていたり、未来を語るえるにうっかり提案しようとしたり、随分とまた心境が変わったんだなあとちょっと驚き。数年後二人はどうなってるのかなあとちょっと気になりました。
読了日:02月09日 著者:米澤 穂信
兄の嫁と暮らしています。(1) (ヤングガンガンコミックス)兄の嫁と暮らしています。(1) (ヤングガンガンコミックス)感想
両親が交通事故で死んで唯一の肉親だった兄も半年前に亡くし、兄嫁の希さんと一緒に住んでいる岸辺志乃、17歳高校生。他人だけど家族な二人の繊細な関係を描く物語。お互い大切な存在を亡くしたばかりで、相手の優しさを感じつつも気を使いながら暮らしている二人。ときどき亡き夫との惚気で自爆するカワイイ希さんも、恥ずかしがり屋だけどいろいろ配慮する志乃もいい人で、そう遠くないうちに家族として無理なく一緒に暮らせるといいですね。続巻に期待。
読了日:02月08日 著者:くずしろ
犬恋花伝 ―青銀の花犬は誓約を恋う― (コバルト文庫)犬恋花伝 ―青銀の花犬は誓約を恋う― (コバルト文庫)感想
人の姿にもなれる不思議な存在・花犬と、花犬を相棒に狩猟をする花操師。過去の花犬との辛い別れが原因で現在の相棒セキとの関係がぎくしゃくしていた花操師見習いのコトナが過去の因縁に挑む物語。花操師としてはまだ未熟なコトナと大切だった花犬・ハルシを亡くした悲しみ、そのハルシを殺した赤鬼の存在。赤鬼を相手に不名誉な負傷を負ったセキの鬱屈。不器用な登場人物たちのすれ違いがもどかしかったですが、そんな彼女たちが過去を乗り越えていろいろな意味できちんと決着を付けた結末には好感。続編か次回作か分かりませんが期待しています。
読了日:02月08日 著者:瑚池 ことり
建築士・音無薫子の設計ノート あなたの人生、リノベーションします。 (宝島社文庫)建築士・音無薫子の設計ノート あなたの人生、リノベーションします。 (宝島社文庫)感想
妻子に出て行かれた男性、サモエドと暮らす老夫婦、自宅カフェ開業を考える二人の主婦...訪れる様々なワケアリクライアントの依頼に、彼ら自身も気づいていない真の問題に建築士・音無薫子が切り込んでゆく第二弾。変わってしまった家族関係をリノベーションでどう解決してゆくのかが描かれた今回でしたけど、最後の登場人物たちの過去も明らかになった話も含めて、提示された解決策は関わる人たちででどう作り上げてゆくのか、どうするのが一番いいのか、なかなか奥が深い回答でとても興味深かったです。また続巻出ることを楽しみにしています。
読了日:02月08日 著者:逢上 央士
僕が僕であるために。(3) (ガンガンコミックスJOKER)僕が僕であるために。(3) (ガンガンコミックスJOKER)感想
歩との入れ替わりで自分が思っていることを徐々に言えるようになった駿。しかしその時の言動が紗奈に好印象で、ドキドキを勘違いしそうな展開がツライ...。しかも友人たちもそれぞれ想いを抱えていて、複雑なモヤモヤを抱える組み合わせになったりとかしないかちょっと心配です。その分巻末のおまけに癒やされました。
読了日:02月07日 著者:葉月 抹茶
椿町ロンリープラネット 6 (マーガレットコミックス)椿町ロンリープラネット 6 (マーガレットコミックス)感想
暁の突然の告白によって付き合うことになったふみ。初めての恋人が暁ということで心浮き立ちつつも少し不安なふみと、相変わらずだけれどどこか違う暁の初デートが描かれる第六弾。思うところあった暁の提案でついに付き合うことになったけど、どこか慣れてなくて初々しい(?)2人の距離感が良かったです。しかしふみを気にかける永人の存在が波紋を投げかけないか、気になるところですねー。
読了日:02月07日 著者:やまもり 三香
クドリャフカの順番 (角川文庫)クドリャフカの順番 (角川文庫)感想
待望の文化祭・カンヤ祭が始まる中、古典部で手違いにより作成した文集「氷菓」を作り過ぎてしまうという大問題が発生。それぞれが3日間での完売に向けて動き出す一方、学内では奇妙な連続盗難事件が起きるシリーズ第三弾。文集を何とか売るための方策にそれぞれの個性が反映されていた今回ですが、相変わらずなものぐさな奉太郎がわらしべプロトコルで次々とものを交換してゆく展開には苦笑い。謎解きやいかに文集完売への道のりも興味深かったですが、自分にないものに対してどう向き合うのかそれぞれの思うところがまたなかなか面白かったです。
読了日:02月07日 著者:米澤 穂信
映画ノベライズ 一週間フレンズ。映画ノベライズ 一週間フレンズ。感想
高校二年生の長谷祐樹が出会った日から惹かれた同級生・藤宮香織。友達のことを一週間で忘れてしまうという秘密を抱える彼女との青春ラブストーリーの実写映画ノベライズ版。図書館で印象的な出会いを果たした香織とクラスメイトになった祐樹。友達になりたかった彼、拒み続けた彼女の交換日記から始まった忘れてしまっても思い出せる二人の交流の積み重ね、転校生の出現によってガラリと変わってしまった二人の関係。何とも切ない展開でしたが、それでも最後には良かったなと思える結末が待っていて、未読だったコミックも読んでみたくなりました。
読了日:02月06日 著者:きりしま 志帆,葉月 抹茶,泉澤 陽子
天野めぐみはスキだらけ! 5 (少年サンデーコミックス)天野めぐみはスキだらけ! 5 (少年サンデーコミックス)感想
相変わらず少ししか出番がないニアミス止まりの遠い存在になりつつある美川さんと、お守りとインパクト(?)で存在感を見せためぐみ。お母さんもなかなかいい感じに絡んできていて、めぐみの剣道部レギュラー抜擢なんかもありましたけど、そろそろもう少し変化というか一歩進展を期待したい頃ですかね。
読了日:02月06日 著者:ねこぐち
天野めぐみはスキだらけ! 4 (少年サンデーコミックス)天野めぐみはスキだらけ! 4 (少年サンデーコミックス)感想
天野家に犬がやってきて少しアクセントになったかなとも思いましたけど、悩みに悩んで付けた名前がそれですか(分かる人にはバレバレですがなw)少しずつまー君を意識するようになってきているめぐみに対して、相変わらずな学はめぐみのことガン見し過ぎなわりには、恋愛感情という意味ではまだ意識してないですね。だからこそ体育祭の最後のシーンでのやりとりはちょっと良かったなと思いました。
読了日:02月06日 著者:ねこぐち
天野めぐみはスキだらけ! 3 (少年サンデーコミックス)天野めぐみはスキだらけ! 3 (少年サンデーコミックス)感想
登校日から夏休み最終日まで。剣道部で体育会系のめぐみと東大志望で特進科の学、幼馴染の夏休み後半戦。学習していない無防備なめぐみが学をドキドキさせまくりなのは相変わらずですが、幼馴染と付き合う澪が気を利かせて一緒にプリクラ撮るように応援してくれるのはいいですよね。傍から見たらめぐみも人気出そうな感じの位置付けなんでしょうけど、明確な学のライバルが出てこないからわりと展開がのんびりですね。
読了日:02月06日 著者:ねこぐち
棄種たちの冬 (ハヤカワ文庫 JA ツ)棄種たちの冬 (ハヤカワ文庫 JA ツ)感想
災厄による滅亡を免れるために人類が演算世界に移住した遠未来。データとなって生きている人間たちと、過酷な物理世界で生きるサエとシロ、ショータたち棄民の物語。自由のない人生を押し付けられるのを嫌い群れのクランから離れたサエとシロ、そして二人に拾われたショータ。過酷な冬に殺伐とした世界観でしたが、データとなった人間だからこそ生きる意味を追い求めたり、いろいろ知りたいと思ったりするんでしょうかね。ギリギリで生きるのに精一杯だとそんなことを考える余裕もないし、その辺の意識の差が結末にも現れているような気がしました。
読了日:02月06日 著者:つかいまこと
「本をつくる」という仕事 (単行本)「本をつくる」という仕事 (単行本)感想
使われなくなった活字書体・秀英体の改刻事業、製紙工場の酸性紙から中性紙へと転換するプロジェクトにかける思い、活版印刷や校閲・校正、デザインなどのこだわり、海外エージェントの仕事など本を支えるプロに話を聞きに行くPR誌「ちくま」連載の書籍化。時代が変わっていく中でのこれまで本を支えてきたプロの矜持やこだわり、それを時には形を変えながらもその本質をうまく残して次代に引き継いでいくプロセスが描かれていて、昔を懐古するだけでなくこれからどうすべきなのか、登場した関係者たちの固い信念には感じるところが多かったです。
読了日:02月06日 著者:稲泉 連
新装版 かけっこが速くなる 親子で楽しく1週間おうちレッスン+なわとび・さかあがり―3才~10才のうちに! (Como子育てBOOKS)新装版 かけっこが速くなる 親子で楽しく1週間おうちレッスン+なわとび・さかあがり―3才~10才のうちに! (Como子育てBOOKS)感想
かけっこ、なわとび、さかあがりあたりは娘がちょっと気にしている運動で、何かコツでもわかればなーと思って手に取ってみた一冊。うまくいかないポイント、こうすれば良くなる・できるポイントが分かりやすくまとめられていて、こういう練習をすればいい、段階的にこうすればいいも理解しやすかったです。とはいえ近くマラソン大会があるというかけっこはともかく、なわとびとかさかあがりはよくよく聞いてみると園児レベルではそういうのにもチャレンジしているという程度で、ちゃんとできるようになるには少しばかり時間がかかりそうです(苦笑)
読了日:02月05日 著者:
天野めぐみはスキだらけ! 2 (少年サンデーコミックス)天野めぐみはスキだらけ! 2 (少年サンデーコミックス)感想
剣道部所属のめぐみと特進科の学はそれぞれの夏休みを過ごすも、帰り道でたびたび会ったり、公園や海水浴場、夏祭りと様々な場所で共に過ごす第二弾。めぐみがだんだん学を意識するようになっているのが伺えて、でも学はスキだらけなめぐみが気になり過ぎて相変わらずなのには苦笑い。しかし美川さんのあれは...もうなんかめぐみでいいんじゃないの?と思うほのぼの展開で、学がどこまで踏みとどまれるかになってゆきそうな予感w
読了日:02月05日 著者:ねこぐち
天野めぐみはスキだらけ! 1 (少年サンデーコミックス)天野めぐみはスキだらけ! 1 (少年サンデーコミックス)感想
進学校受験に失敗して想い人が目指す東大合格に向けて勉強する学に、彼の幼馴染の剣道少女・めぐみが絡んで巻き起こるドタバタラブコメディ。学の前ではスキだらけでドキドキさせまくりのめぐみという分かりやすいベタな展開ですけど、振り回され過ぎて全然集中できてない学がこれで東大合格できるのかちょっと疑問(苦笑)まだ恋愛関係未満の二人の関係がどうなってゆくか今後に期待。
読了日:02月05日 著者:ねこぐち
ぼくのミステリ・クロニクルぼくのミステリ・クロニクル感想
東京創元社で長く編集者として活躍し、数多くの新人作家を発掘し戦後の日本ミステリ界を牽引した名編集者、戸川安宣さんの編集者人生を語り尽くした一冊。幼い頃の読書体験や自身が編集者になるまで、当時のミステリ界隈の事情や関わってきた企画や多くの作家さんたちのことがとても分かりやすい語り口で綴られていて、最初手に取った第一印象では分厚いなと感じましたが、それでも読みやすかったのはこの本の作り方が上手かったということですね。過去の出版業界を知る上での貴重な回想録という以上に、いろいろ感じることが多かった一冊でした。
読了日:02月05日 著者:戸川安宣
コバルト文庫で辿る少女小説変遷史コバルト文庫で辿る少女小説変遷史感想
雑誌コバルトの前身小説ジュニアから、WebマガジンCobaltまでの時代を追い、各時代の読者と「少女小説」の移り変わりを徹底追跡した一冊。コバルト文庫だけでなくX文庫やその他レーベルの変遷なども交えつつその歴史が語られていて、若木未生前田珠子桑原水菜あたりが活躍していた頃にがっつり影響を受けた覚えがある自分には、懐かしさとその後の推移になるほどなあという思いで興味深く読めました。書影があるともっとイメージしやすかったかもですが、それでもこれだけのボリュームをコンパクトにまとめていてとても良かったです。
読了日:02月04日 著者:嵯峨 景子
政宗くんのリベンジ (8) (IDコミックス REXコミックス)政宗くんのリベンジ (8) (IDコミックス REXコミックス)感想
食い違っていた二人の過去の認識に動揺していた政宗でしたけど、真相が明かされてからの急展開でハッピーエンドと思ったらそんな簡単ではなかったですね。。。正体知ってからの愛姫の急変ぶりには苦笑いでしたが、正体バレた兼次もまだ何がしかの出番あるのかな。師匠は師匠で今後どうなるのか、いろいろ気になるところですね。
読了日:02月04日 著者:Tiv
政宗くんのリベンジ 7 (IDコミックス REXコミックス)政宗くんのリベンジ 7 (IDコミックス REXコミックス)感想
修学旅行先のフランスで政宗と愛姫が日本大好きフランス少女のミュリエルにもカップルの振りをさせられて振り回される状況で様々な思惑が交錯する第七弾。食い違う愛姫の認識する過去と政宗の昔話。師匠にも何やらありそうで兼次に動きを封じられたことが今後どう影響するか。寧子さんが普通にいい女になってきてるけど、小十郎との絡みに期待なのかな。
読了日:02月04日 著者:Tiv 竹岡葉月
政宗くんのリベンジ 6 (IDコミックス REXコミックス)政宗くんのリベンジ 6 (IDコミックス REXコミックス)感想
愛姫の許嫁を名乗る謎の男、兼次から演劇で勝負を持ちかけられた政宗。しかし何者かによって二人は拉致されてしまう第六弾。偽物話は決着つくのかと思ったら、ちょっぴり前進くらいの結末ですか。パリへの修学旅行で少しは核心に近づく展開になるんでしょうか。
読了日:02月04日 著者:Tiv 竹岡葉月
政宗くんのリベンジ (5) (IDコミックス/REXコミックス)政宗くんのリベンジ (5) (IDコミックス/REXコミックス)感想
八坂高の文化祭が開幕。後夜祭で愛姫とのダンスを賭けて、政宗のクラスと愛姫と兼続のクラスが同じ名目の演技で激突する第五弾。何か思惑ありげで許嫁として愛姫に接近する偽政宗と、政宗憎しで動く愛姫様親衛隊が組む展開でしたけど、それに気づかない愛姫もいろいろ複雑そうで、逆境にある政宗にさりげなく寧子が献身的でここから反撃なるかですね。
読了日:02月04日 著者:Tiv,竹岡 葉月
政宗くんのリベンジ(4) (REX)政宗くんのリベンジ(4) (REX)感想
夏休み愛姫の別荘へ向かう中、みんなの前で愛姫との交際宣言をした政宗は海バカンスや肝試しを利用し距離を詰めようと画策。そんな状況で寧子が大胆に動く第四弾。腹黒に見せかけて意外と本音だったような寧子が今後どうなるのか気になるところですが、まさかの偽物登場がどう絡んでくるのか期待。
読了日:02月04日 著者:Tiv
政宗くんのリベンジ(3) (IDコミックス REXコミックス)政宗くんのリベンジ(3) (IDコミックス REXコミックス)感想
政宗を運命の人という謎のお嬢様・藤ノ宮寧子登場によって予定外の三角関係が勃発する第三弾。冒頭からいきなり酷い振り方をする愛姫には苦笑いでしたが、新キャラ寧子は思ったよりも動きがなく、むしろ師匠の方が存在感ありましたね。次巻あたりで色々動きがあることを期待。
読了日:02月03日 著者:Tiv
政宗くんのリベンジ(2) (IDコミックス REXコミックス)政宗くんのリベンジ(2) (IDコミックス REXコミックス)感想
実力テストを1か月後に控えたある日。ひょんなことから政宗と愛姫点数勝負をすることになる第二弾。売り言葉に買い言葉で始まったテスト対決の意外な結末には苦笑いでしたけど、少し風向き変わったかなあと思えたところに登場した政宗を慕う新キャラ・藤ノ宮寧子もわりと強烈なキャラのようで、構図がどう変わってゆくのか楽しみです。
読了日:02月03日 著者:Tiv
政宗くんのリベンジ 1 (IDコミックス REXコミックス)政宗くんのリベンジ 1 (IDコミックス REXコミックス)感想
かつて自分に「豚足」というあだ名を付けて振った令嬢安達垣愛姫に復讐すべく、過酷なトレーニングにより激痩せしてイケメンになった真壁政宗が、愛姫を惚れさせたうえで「最高の形で捨てる」という作戦を決行する物語。話の筋としては王道ながらも、政宗の歪んだ思いがどういう展開をもたらすのか、政宗の正体と思惑を見抜いた愛姫の付き人・小岩井吉乃がどのような存在になってゆくのか続巻が楽しみです。
読了日:02月03日 著者:竹岡 葉月
([ほ]4-2)活版印刷三日月堂: 海からの手紙 (ポプラ文庫)([ほ]4-2)活版印刷三日月堂: 海からの手紙 (ポプラ文庫)感想
誰かの忘れていた記憶や言えなかった想いのために小さな活版印刷所「三日月堂」にやってくる客たち。物静かな店主弓子が活字を拾い丁寧に刷り上げる第二弾。今回は朗読会での悩みや知らなかった過去に戸惑う小学生、銅版画や父の心臓病リタイヤで環境が変わってしまった家族など、悩める人たちがこれまで登場した人たちの繋がりなどから活版印刷を知り、弓子さんがきちんと向き合い寄り添って一緒に考えてくれるうちに、自分なりに立ち直るきっかけを得てゆく展開は今回も優しく温かくてとても良かったです。また続編出ることを楽しみにしています。
読了日:02月03日 著者:ほしお さなえ
銃皇無尽のファフニール13 スターダスト・クライ (講談社ラノベ文庫)銃皇無尽のファフニール13 スターダスト・クライ (講談社ラノベ文庫)感想
イリスに弓を引き偽物の篠宮都とともに去っていった深月。自らを犠牲にしようとする彼女を止めるため、悠たちは彼女を追いかつてアトランティス大陸があった場所に残る最後の不可知領域に向かう第十三弾。自分が何とかしないとと思いつめる深月と、最後の段階までは彼女と協力すると告げる偽物の都の思惑。明らかになってゆく世界を救う力と、深月に向かって告げられた悠の迷いのない想い。リーザたちの存在も大きかったと思いますが、やはりあるべき場所に戻れたのは大事なことですよね。物語としても終盤に差し掛かっているようですが次巻も期待。
読了日:02月03日 著者:ツカサ
嘘つき女さくらちゃんの告白 (集英社文庫)嘘つき女さくらちゃんの告白 (集英社文庫)感想
経歴詐称・盗作疑惑が持ち上がる美人イラストレーター・sacraが失踪。幼馴染でライターの朝倉はクラスメイトや恩人、恋人などsacraに関わってきた人々にインタビューし彼女の真実に迫ろうと考える物語。本人不在のまま朝倉が取材した関係者の口から語られてゆく、sacraこと筧さくらの天真爛漫で嘘が当たり前のように散りばめられた過去から現在に至るまでのエピソード。別の視点によって微調整しつつ見えてきた生い立ちと今のさくらとのギャップに一瞬しんみりとしかけただけに、それをあっさり覆してみせた結末には驚かされました。
読了日:02月02日 著者:青木 祐子
古見さんは、コミュ症です。 2 (少年サンデーコミックス)古見さんは、コミュ症です。 2 (少年サンデーコミックス)感想
実はコミュ障で挙動不審だけど人気者な古見さんの物語第二弾。なぜか古見さんにアプローチしてくる人たちは曲者揃いな感じなことには苦笑いでしたけど、友達は自分で選ぶとかびしっと伝えたり、みんなでラーメン行ったり、なぜかオヤジギャクだったり、シュールなじわじわくる感じは今回も健在でしたね。ヤンデレ山井さんは病さんから転じて名前にしたのかなとかちょっとだけ思っちゃいましたw
読了日:02月02日 著者:オダ トモヒト
金の国 水の国 (フラワーコミックスアルファスペシャル)金の国 水の国 (フラワーコミックスアルファスペシャル)感想
隣り合う仲の悪い国がつまらないことで戦争になってしまい、慌てて仲裁に入った神様の計らいでA国の姫・サーラはB国の青年・ナランバヤルが出会うおとぎ娘婿ものがたり。誠実でなかった両国の対応に代わるように出会った二人でしたけど、できることを頑張ろうとする二人に周囲も影響を受けていい方向に向かってゆく優しくて心に響く物語でした。
読了日:02月01日 著者:岩本 ナオ
臨床真実士ユイカの論理 ABX殺人事件 (講談社タイガ)臨床真実士ユイカの論理 ABX殺人事件 (講談社タイガ)感想
臨床真実士本多唯花の元に届いた挑戦状。差出人ABXの予告通り、赤坂で頭文字Aを持つ少年が殺された。連続殺人勝負に見立てABXが唯花を挑発する第二弾。唯花の元に届く殺人予告。被害者の元に置かれる意味深な符号。ABXで構図が語られる被害者たちの関係。前作よりもテンポが良くなった印象があった今回は、振り返れば確かに気になるヒントはあったものの、そこから組み合わせて想像力を働かせて事件の真相に迫るのはやや難しかったです(苦笑)しかし晴彦が鈍過ぎてやきもきする唯花が少し気の毒になったので、次はもう少しその辺も期待。
読了日:02月01日 著者:古野 まほろ

読書メーター

3月の購入検討&気になるラノベほかピックアップ

最近少し購入は厳選する形で抑え気味で、全体として見ると以前ほどは候補もなかったりもするのですが、レーベル単位で欲しいタイトルが固まっていることが増えてきて、そのセレクトが悩みのタネだったりします。目安としてはだいたいレーベルで3~4点、最大で5点くらいかなと考えているので、だいたい最後は直感で選んでしまうのですが、ギリギリまで悩むことも多くて難しいですね。

 

ヒーロー文庫(2/27発売)
セブンス4 三嶋与夢/ともぞ

新潮社文庫nex(3/1発売)
天久鷹央の推理カルテ V 知念実希人/いとうのいぢ

スニーカー文庫(3/1発売)
異世界詐欺師のなんちゃって経営術4 宮地拓海/ファルまろ
ウィザーディング・ゲーム 岬かつみ/彩樹
縛りプレイ英雄記 語部マサユキ/ぎうにう
ひとくいマンイーター 大澤めぐみ/U35
滅びゆく世界を救うために必要な俺以外の主人公の数を求めよ2 みかみてれん/森倉円
サイバーアーツ01 真紅の虚獣 瀬尾つかさ/ヤッペン
スニーカー文庫は最終的にセレクトする予定。

コバルト文庫(3/1発売)
後宮幻華伝 はるおかりの/由利子

ビーンズ文庫(3/1発売)
一華後宮料理帖 第三品 三川みり/凪かすみ

 

講談社ラノベ文庫(3/2発売)
異世界魔王と召喚少女の奴隷魔術7 むらさきゆきや/鶴崎貴大


宝島社文庫(3/4発売)
異世界居酒屋「のぶ」 三杯目 蝉川夏哉/転
きみがすべてを忘れる前に 喜多南

朝日文庫(3/7発売)
男爵の密偵 帝都宮内省秘録 真堂樹/シライシユウコ

電撃文庫(3/10発売)
新説 狼と香辛料 狼と羊皮紙 II 支倉凍砂/文倉十
ビブリア古書堂の事件手帖スピンオフ 峰守ひろかず 原案・監修:三上延/おかだアンミツ
賭博師は祈らない 周藤蓮/ニリツ
[第23回電撃小説大賞<金賞>]
「賭博師は祈らない」あたりは検討

TOブックス単行本(3/10発売)
本好きの下剋上 第三部 「領主の養女 III」 香月美夜/椎名優

ポプラ社単行本(3/10発売)
ワインガールズ 三四六

GA文庫(3/15発売)
ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか ファミリアクロニクル episodeリュー 大森藤ノ/ニリツ
リリエールと祈りの国 白石定規/あずーる
中古でも恋がしたい!9 田尾典丈/ReDrop

ノベルゼロ(3/15発売)
勇者は、奴隷の君は笑え、と言った 内堀優一/エナミカツミ
アカシックリコード 水野良/中原

富士見L文庫(3/15発売)
神さまの百貨店 佐々原史緒/neyagi
先生とわたしのお弁当 田代裕彦/オオタガキフミ

講談社単行本(3/15発売)
禁じられたジュリエット 古野まほろ

ガガガ文庫(3/17発売)
七星のスバル5 田尾典丈/ぶーた
ストライクフォール2 長谷敏司/筑波マサヒロ

ファンタジア文庫(3/18発売)
ゲーマーズ!葵せきな/仙人掌
ロクでなし魔術講師と禁忌教典8 羊太郎/三嶋くろね
冴えない彼女の育てかた12 丸戸史明/深崎暮人
空戦魔導士候補生の教官12 諸星悠/甘味みきひろ
デート・ア・ライブ16 橘公司/つなこ
デート・ア・ライブ フラグメント 東出祐一郎 原案・監修:橘公司/NOCO

双葉社単行本(3/18発売)
図書室のピーナッツ 竹内 真
「図書室のキリギリス」続編。

講談社タイガ(3/21発売)
大正箱娘 怪人カシオペイヤ 紅玉いづき/シライシユウコ

双葉社単行本(3/22発売)
密偵手嶋眞十郎 幻視ロマネスク 三雲岳斗
ストライク・ザ・ブラッド」の著者さんによる大正時代探偵もの。

ダッシュエックス文庫(3/24発売)
ホテル ギガントキャッスルへようこそ SOW/桜木蓮

MF文庫J(3/25発売)
14歳とイラストレーター2 むらさきゆきや 企画:溝口ケージ/溝口ケージ
Re:ゼロから始める異世界生活12 長月達平/大塚真一郎

オーバーラップ文庫(3/25発売)
灰と幻想のグリムガル level.10 十文字青/白井鋭利
灰かぶりの賢者 I. アーカイドの剣聖 夏月涼/ともぞ

集英社オレンジ文庫(3/17発売)
鎌倉香房メモリーズ5 阿部暁子/げみ
君と星の話をしよう 相川真/志村貴子
おやつカフェでひとやすみ 瀬王みかる/しのとうこ

HJ NOVELS(3/23発売)
ウォルテニア戦記VI 保利亮太/bob

メディアワークス文庫(3/25発売)
繰り返されるタイムリープの果てに、きみの瞳に映る人は 1  青葉優一
ハッピー・レボリューション 1 星奏なつめ
一年前の君に、一年後の君と。 1 相原あきら

角川文庫(3/25発売)
カブキブ!6 榎田ユウリ
櫻子さんの足下には死体が埋まっている 蝶の足跡 太田紫織
横浜元町コレクターズ・カフェ 柳瀬みちる

角川ホラー文庫(3/25発売)
ホーンテッド・キャンパス 白い椿と落ちにけり 櫛木理宇/ヤマウチシズ

2017年1月に読んだ新作おすすめ本

 というわけで2017年1月に読んだ新作おすすめ本19点です。見落としていて少し前のものもあったりしますが、できるだけ気をつけてはいても目配りできる範囲には限界を感じますね(苦笑)でも1月もなかなかいい作品を読めたと思います。

リンドウにさよならを (ファミ通文庫)

リンドウにさよならを (ファミ通文庫)

 

 想いを寄せていた少女・襟仁遥人と共に屋上から落下し死んでしまったらしい神田幸久。二年後地縛霊として目覚めた彼はクラスでいじめに遭う穂積美咲に存在を気づかれ彼女と友達になる青春小説。自分の存在に気づいてくれた少女・美咲の優しい一面を知って現状を変えようとアドバイスをし、美咲が勇気を持って踏み出した一歩から少しずつつ変わってゆくその境遇。繊細な描写を積み重ねて作り上げられた伏線を回収してゆくことで意外な事実も明らかになっていって、爽やかで納得感のある結末まで組み上げたその構成力は今後に期待の作家さんですね。

追伸 ソラゴトに微笑んだ君へ (ファンタジア文庫)

追伸 ソラゴトに微笑んだ君へ (ファンタジア文庫)

 

 二学期初日。野球部を辞めた篠山マサキが教室で遭遇したのは、自分の記憶にだけ存在しない少女・風間ハルカ。手紙の送り間違いを知らせてくれた女の子との文通をきっかけにその世界が変わってゆくSF系青春小説。うっかり優等生と評判のハルカの意外な一面を知ってしまうマサキ。怪しい文通をやりとりするたびになぜか突如変わってゆくハルカとの関係性。不器用な二人の距離感が微笑ましくて突然の急展開には呆然としましたが、真相を知って彼女のために奔走したマサキの決意と顛末は、荒削りながらも次回作に期待したくなる爽やかな読後感でした。

 西暦二〇三〇年、突如上空に現れた正体不明の飛行物体「衛精」の無差別攻撃で人類が空を奪われた世界。低空飛行に特化させた飛行艇ULFを駆る運び屋タクロウと銀髪犬耳少女チェルシーの物語。チームを組まない訳ありげな青年タクロウと駄犬扱いの相棒チェルシー。彼らに託した想いのため危険と最速の限界を乗り越えようとする二人の物語は、明らかになってゆく彼らの過去や事情によってガラリと印象も変わりますが、メリハリの効いた展開やギリギリを攻め続ける飛行描写、二人を中心とする人間模様がとても良くてぜひ続刊を期待したい作品ですね。

勇者のセガレ (電撃文庫)

勇者のセガレ (電撃文庫)

 

 謎の金髪美少女ディアナが異世界から若い頃異世界を救った父秀雄を召喚すべく剣崎家に現れ、高校生の長男の康雄や妹がそれに巻き込まれてゆく日常ファンタジー。なかなか信じられない康雄たちの反応はある意味とてもリアルで、平和な日常生活にあるものと危機に脅かされる異世界人間というギャップもうまく描かれていると思いました。転機に至るまでがやや冗長な印象もありましたが、父とともに異世界で戦った母のまさかの変身には爆笑しました。様々な経験を経た上での康雄の決意と再会した帯刀さんも気になりますし、今後が楽しみなシリーズです。

 不器用で口が悪く魔術師として人々に恐れられるザガン。そんなサガンが亡き魔王の闇オークションで白い奴隷エルフの少女ネフィに一目惚れして全財産をつぎ込み購入。不器用な二人の共同生活が始まる物語。コミュ障でどう接していいか分からずたびたび言葉選びを間違えるサガンと、最初は怯えながらも彼の不器用な優しさを知り徐々に心を開いて行くネフィ。これまで孤独な境遇を過ごしてきた二人が、戸惑いながらも危機的状況を乗り越えて絆を育んでいく物語は、わりとシンプルな構図でベタな展開ではありましたがなかなか良かったです。続巻も期待。

まるで人だな、ルーシー (角川スニーカー文庫)

まるで人だな、ルーシー (角川スニーカー文庫)

 

 エキセントリックボックスに宿る少女・スクランブルの人身御供となった御剣乃音が願いを叶える代償は人の感情。人間らしさを失いつつも力を行使し人を救う乃音が、正反対の人身御供・氷室に出会う物語。壊れてゆく自覚から抱える矛盾に悩む乃音と、代償に感情を得てどんどん人間に近づいてゆくスクランブル。大切だったものを次々と切り捨ててしまう乃音の選択には絶望的な気分になりましたが、だからこそ彼が育んできたものをきっかけに、どうにか悪くないとも思えるところに落ち着いた結末には救われる思いでした。これは次回作にも期待ですね。

命の後で咲いた花 (メディアワークス文庫)
 

 教師にならなければならない理由を胸に、晴れて第一志望の教育学部に入学した貧乏学生の榛名なずな。そんな彼女が寡黙で突き放すような年上の同級生・羽宮の優しさに触れ惹かれてゆく物語。不器用なアプローチしかできないなずなと、何かを抱えていそうでなずなを容易に近づかせない羽宮。国語教師になった彼女とたまにしか会えない羽宮の、とても一途で絶望的なのにそこに幸せを見出す切ない恋。読み終わってみるとなるほどなあと唸らされる絶妙な構成で、繊細に積み重ねられてゆく羽宮と彼女の距離感がとても好みでした。後日談も良かったです。

 高二の夏に心臓の病が原因で亡くなった彼女・透子のことを未だ引きずっていた成吾。四年ぶりに地元に帰った成吾が再び手にした交換日記の空白に新たな返事が綴られてゆく物語。彼女が亡くなって以来、初めて訪れた彼女の実家で手にした交換日記に起こった不思議な出来事。語られる彼らの出会いと、交換日記を通じて交わされる時を超えた透子とのやりとり。未来を知っているからこそ何とか変えたい成吾と、その時を後悔しないように精一杯生きたい透子の交流はもどかしく切なかったですが、精一杯真摯に向き合った二人のやりとりは心に響きました。

僕が恋したカフカな彼女 (富士見L文庫)

僕が恋したカフカな彼女 (富士見L文庫)

 

 気になる架能風香から誤字脱字だらけの恋文に散々なダメ出しを食らった深海楓が、彼女にふさわしい男になるべく小説家を志すボーイ・ミーツ・ガールミステリ。普段からヘルメットを着用し敬愛するカフカになれと告げる風香と、女好きだった過去を封印する偽装天然な楓。カフカの作品になぞらえた身近な謎を二人で解決するうちに少しずつ変化する距離感と、彼女を本当に好きになっていく楓の想い、彼に対して秘密を抱える風香の逡巡といった心情描写がなかなか良かったです。このレーベルらしい一風変わった、けれどとても自分好みな青春小説でした。

Bの戦場 さいたま新都心ブライダル課の攻防 (集英社オレンジ文庫)

Bの戦場 さいたま新都心ブライダル課の攻防 (集英社オレンジ文庫)

 

 物心ついた頃からブスで、結婚式に憧れ自分は無理でもそれを演出する人になろうと、ウェディングプランナーになった北條香澄。そんな彼女が絶世のブスと絶賛されやり手で絶世の美男子・久世課長に求婚される物語。これでもかと香澄のブスっぷりを真正面から突きつけられる展開は少なからずグサグサ突き刺さりましたが、さらに突き抜けている久世課長の存在感(苦笑)そういう決断しちゃうのかーとは少し思いましたが、お仕事小説としても面白かったですし、仕事に真摯に向き合う香澄の姿勢やその人柄が愛されているのが伺えて悪くない読後感でした。

花を追え――仕立屋・琥珀と着物の迷宮 (ハヤカワ文庫JA)

花を追え――仕立屋・琥珀と着物の迷宮 (ハヤカワ文庫JA)

 

 仙台の夏の夕暮れ。篠笛教室に通う着物が苦手な女子高生・八重はふとしたことから着流し姿の仕立屋・宝紀琥珀と出会い、着物にやたらと詳しい琥珀とともに着物にまつわる様々な謎に挑む着物ミステリ。着物を愛する有能な仕立屋・琥珀と女子高生・八重を結んだ5円の縁。モテモテな美青年なのに10歳も違う女子高生相手にその琥珀のプレゼントやアプローチはどうなの?と苦笑いもしましたが、事件を共に解決してゆく中で浮かんでくる琥珀と八重の過去は複雑に絡まっていて、二転三転するドキドキな展開を粋な感じにまとめてくれた素敵な物語でした。

後宮に星は宿る 金椛国春秋 (角川文庫)

後宮に星は宿る 金椛国春秋 (角川文庫)

 

 金椛帝国の皇帝崩御に伴い、「皇帝に外戚なし」の法のもとに皇后に選ばれた星皇后の一族は全て殉死を命じられ、胡娘の助けにより御曹司の遊圭がひとり生き延びる中華ファンタジー。追われる身だった遊圭が、以前助けた縁で匿ってくれた町娘の明々と一緒に密かに男の身で後宮に出仕するまさかの展開。病弱で世間知らずゆえか義憤に駆られて自らの身を危うくするような状況にはハラハラしましたが、宦官・玄月に正体を疑われながらも知恵を駆使して何とか乗り切った展開はなかなか面白かったです。後宮からの脱出を目指す遊圭たちの今後に期待ですね。

 京都・松老寺で発見された国宝「鳥獣戯画」絵巻の断簡を専門家が本物と判定。オークションにて10億円で落札されるも関係者が次々と不審死を遂げ、天才的な審美眼をもつ安斎洋人も陰謀に巻き込まれてゆくミステリ。断簡を見た洋人が感じた違和感。断簡を巡る関係者たちの思惑、洋人の旧知で関係者でもある玲子との再会とその因縁。洋人が自分のありように迷いながらも事件を通じて過去とも向き合い事件の謎と自らの想いに答えを見い出してゆく展開は、2つのテーマをうまく絡められなかった感はあったもののなかなか面白かったです。次回作も期待。

屋上で縁結び (集英社文庫)

屋上で縁結び (集英社文庫)

 

 勤め先が倒産し再就職活動も連敗中の苑子。面接会場から遠くのビルの屋上に建つ神社を見つけ神頼みをした彼女が、その神社があるビルの受付に採用が決まるお仕事ミステリ。人の顔を覚えるのが得意なことからビルの受付として採用された苑子。文化教室が入っていたり屋上に神社があるビルで起こる事件の謎解きだったり、神社のアラサーバツイチ子持ちイケメン神主・幹人と出会う展開は意外な人間関係の繋がりも明らかになっていってなかなか興味深かったです。恋模様はなかなかビターな状況でしたけど、続刊出るならまた読みたい期待感がありました。

メシマズ狂想曲

メシマズ狂想曲

 

 かなり出世は早いけど、彼氏も料理の作り方もさっぱりわからないまま34歳になってしまった滝田和紗、独身。健康診断でメタボ予備軍とされ一念発起で自炊生活に挑戦?利害が一致した同期の村越と一緒に料理研究を始める物語。仕事では有能な雰囲気が伺えるのになぜかふたりともびっくりな料理音痴ぶりでしたが、事あるごとに対抗心を燃やす同期の腐れ縁な二人の料理に対する切実な戸惑いと、周囲の人間模様を絡めてゆく展開は、ようやく向き合うようになった二人の関係が変化してゆく物語でもあって、随分遠回りしましたけど悪くない読後感でした。

本バスめぐりん。

本バスめぐりん。

 

 定年を迎えて移動図書館、愛称「本バスめぐりん」の新人運転手になったテルさん。図書館司書ウメちゃんの年の差四十のでこぼこコンビで身近に起こる謎や出来事を解決してゆくハートフルミステリ。様々な場所のいろいろな事情を抱える利用者たちとの交流や、利用者のことを考えて載せる3000冊の本の一部を入れ替えたり、移動図書館に対する利用者や地域の人の想いなど、試行錯誤しながらテルさんの奥さんや利用者も一緒に解決の方法を考えてゆく展開はとても良かったですね。コミュニティの中心にあった移動図書館の可能性を改めて実感しました。

 

悪辣執事のなげやり人生 (レジーナブックス)

悪辣執事のなげやり人生 (レジーナブックス)

 

 

悪辣執事のなげやり人生〈2〉 (レジーナブックス)

悪辣執事のなげやり人生〈2〉 (レジーナブックス)

 

 ちょうど完結前に今月追いついたので全2巻ものを紹介。不運もありいったん工場勤務まで落ちぶれた田舎の貴族令嬢・アルベルタ。そんな彼女が過去の縁から家人も使用人も訳ありだらけで問題も多い伯爵家の女執事に採用される物語。いろいろ素直に向き合えない事情を抱えていた伯爵家の人びとでしたけど、良くも悪くも率直で真っ直ぐに切り込んでくるアルベルタの行動に感化されて少しずつ変わってゆく展開がいいですね。予想外の展開があったり思わぬ出会いもあったりで、きちんと筋を通して皆に祝福される幸せな結末はとても良かったですね。

1月に読んだ本 #読書メーターより

年末に右手骨折とかいう、しなくてもいいアクシデントに遭遇したことで大幅に予定が狂いましたが、1月は何となくコミックのまとめ読みしたりもして、結局数字上はいつもよりちょっと多めになりました。ラノベはわりとこれだというものをピンポイントで買ったのでやや少なめですが、積読をちょっと減らせて気になっていた本も少し消化できたかなという状況です。

 

 2017年1月の読書メーター
読んだ本の数:85冊
読んだページ数:21568ページ
ナイス数:5558ナイス

まるで人だな、ルーシー (角川スニーカー文庫)まるで人だな、ルーシー (角川スニーカー文庫)感想
エキセントリックボックスに宿る少女・スクランブルの人身御供となった御剣乃音が願いを叶える代償は人の感情。人間らしさを失いつつも力を行使し人を救う乃音が、正反対の人身御供・氷室に出会う物語。壊れてゆく自覚から抱える矛盾に悩む乃音と、代償に感情を得てどんどん人間に近づいてゆくスクランブル。大切だったものを次々と切り捨ててしまう乃音の選択には絶望的な気分になりましたが、だからこそ彼が育んできたものをきっかけに、どうにか悪くないとも思えるところに落ち着いた結末には救われる思いでした。これは次回作にも期待ですね。
読了日:1月31日 著者:零真似
終末なにしてますか? 忙しいですか? 救ってもらっていいですか?#EX (角川スニーカー文庫)終末なにしてますか? 忙しいですか? 救ってもらっていいですか?#EX (角川スニーカー文庫)感想
聖剣セニオリスを抱えたラキシュの夢という形でかつての所有者である500年前の正規勇者リーリァと準勇者ヴィレムの日常と、クトリとヴィレムの想い慕われる日常が描かれる第一部外伝。これまで断片的にしか登場しなかったヴィレムの妹弟子で正規勇者・リーファの生い立ちとそのありよう。過酷な過去を乗り越えてきたその強さと、一言では言い表せない確かな絆を育んできたヴィレムとの関係がリーファを魅力的な存在にしていて、クトリのヴィレムのやりとりもまた甘酸っぱいエピソードでした。充足感が高くこういう外伝ならまた読んでみたいです。
読了日:1月31日 著者:枯野瑛
魔王の俺が奴隷エルフを嫁にしたんだが、どう愛でればいい? 1 (HJ文庫)魔王の俺が奴隷エルフを嫁にしたんだが、どう愛でればいい? 1 (HJ文庫)感想
不器用で口が悪く魔術師として人々に恐れられるザガン。そんなサガンが亡き魔王の闇オークションで白い奴隷エルフの少女ネフィに一目惚れして全財産をつぎ込み購入。不器用な二人の共同生活が始まる物語。コミュ障でどう接していいか分からずたびたび言葉選びを間違えるサガンと、最初は怯えながらも彼の不器用な優しさを知り徐々に心を開いて行くネフィ。これまで孤独な境遇を過ごしてきた二人が、戸惑いながらも危機的状況を乗り越えて絆を育んでいく物語は、わりとシンプルな構図でベタな展開ではありましたがなかなか良かったです。続巻も期待。
読了日:1月30日 著者:手島史詞
美術鑑定士・安斎洋人 「鳥獣戯画」空白の絵巻 (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ)美術鑑定士・安斎洋人 「鳥獣戯画」空白の絵巻 (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ)感想
京都・松老寺で発見された国宝「鳥獣戯画」絵巻の断簡を専門家が本物と判定。オークションにて10億円で落札されるも関係者が次々と不審死を遂げ、天才的な審美眼をもつ安斎洋人も陰謀に巻き込まれてゆくミステリ。断簡を見た洋人が感じた違和感。断簡を巡る関係者たちの思惑、洋人の旧知で関係者でもある玲子との再会とその因縁。洋人が自分のありように迷いながらも事件を通じて過去とも向き合い事件の謎と自らの想いに答えを見い出してゆく展開は、2つのテーマをうまく絡められなかった感はあったもののなかなか面白かったです。次回作も期待。
読了日:1月30日 著者:中村啓
これは愛じゃないので、よろしく 2 (マーガレットコミックス)これは愛じゃないので、よろしく 2 (マーガレットコミックス)感想
惚れそうになったのがくやしくて九条を惚れさせてやると誓ったさら。しかし他校の文化祭に出かけた際に知り合った大家がその後も学校に現れたりで、さらは戸惑い九条もやきもきする第二弾。大家という分かりやすいライバルの登場で、本気じゃなかったはずの九条が勘違いしたりどんどんのめり込んでゆく展開がとても良かったですね。番外編では幼年期の因縁も描かれていて、これはどうなるのか気になりますねえ。
読了日:1月29日 著者:湯木のじん
メンズファッションの解剖図鑑メンズファッションの解剖図鑑感想
メンズファッションの大原則からアイテムの選び方や習慣作りまで、日本人に適したおしゃれの理論がやさしく分かるということで期待して手に取った本。イラストも多くポイントを押さえたシンプルな構成で、これさえあれば大丈夫というレベルの内容ではなかったですが、取り上げている参考アイテムも手頃感のあるものが多く、これまでファッションに特に興味を持ってこなかったり苦手意識を持っていた、あるいは自信が持てなかった層がまずは基本を押さえたい時の入門書として読むと参考になる部分も多いのかなと感じたとても読みやすい一冊でした。
読了日:1月29日 著者:MB
おにんぎょうさまがた (集英社オレンジ文庫)おにんぎょうさまがた (集英社オレンジ文庫)感想
金色の巻き毛に、青いガラス目。丸みを帯びた桜色の頬に、控えめな微笑み。そんな人形たちとの出会いがその運命を変えてゆく、五体の人形にまつわる美しくも哀しいノスタルジック・ホラー。淡々と綴られてゆく特異な力を持っている不気味な人形たちとの出会いと、それによって次々と発生する凄惨な事件。各エピソードを読んでゆくともちろん人形を持つことが悪いことばかりでもなかったことがわかりますが、昏い感情を抱える所有者のちょっとした転機が悲劇の引き金に繋がってしまう展開には、著者さんらしい雰囲気が感じられました。次回作も期待。
読了日:1月29日 著者:長谷川夕
リンドウにさよならを (ファミ通文庫)リンドウにさよならを (ファミ通文庫)感想
想いを寄せていた少女・襟仁遥人と共に屋上から落下し死んでしまったらしい神田幸久。二年後地縛霊として目覚めた彼はクラスでいじめに遭う穂積美咲に存在を気づかれ彼女と友達になる青春小説。自分の存在に気づいてくれた少女・美咲の優しい一面を知って現状を変えようとアドバイスをし、美咲が勇気を持って踏み出した一歩から少しずつつ変わってゆくその境遇。繊細な描写を積み重ねて作り上げられた伏線を回収してゆくことで意外な事実も明らかになっていって、爽やかで納得感のある結末まで組み上げたその構成力は今後に期待の作家さんですね。
読了日:1月29日 著者:三田千恵
これは愛じゃないので、よろしく 1 (マーガレットコミックス)これは愛じゃないので、よろしく 1 (マーガレットコミックス)感想
物語みたいなほんとの愛に憧れる泉さら(高1)。イケメン・九条翼が彼女と別れる場面に遭遇し、その思いやりに感動するもその九条の黒王子っぷりを知ってしまう物語。夢見がちでちょっとズレてるけどピュアなさらと、過去の苦い思い出から女嫌いでやや捻くれ気味の九条。二人の複雑な思いをベースとするテンポの良い展開はなかなか楽しくて、九条の友人がまたいいアクセントになってますね。どうなってゆくのか期待の作品。
読了日:1月28日 著者:湯木のじん
屋上で縁結び (集英社文庫)屋上で縁結び (集英社文庫)感想
勤め先が倒産し再就職活動も連敗中の苑子。面接会場から遠くのビルの屋上に建つ神社を見つけ神頼みをした彼女が、その神社があるビルの受付に採用が決まるお仕事ミステリ。人の顔を覚えるのが得意なことからビルの受付として採用された苑子。文化教室が入っていたり屋上に神社があるビルで起こる事件の謎解きだったり、神社のアラサーバツイチ子持ちイケメン神主・幹人と出会う展開は意外な人間関係の繋がりも明らかになっていってなかなか興味深かったです。恋模様はなかなかビターな状況でしたけど、続刊出るならまた読みたい期待感がありました。
読了日:1月28日 著者:岡篠名桜
クズの本懐(7) (ビッグガンガンコミックス)クズの本懐(7) (ビッグガンガンコミックス)感想
本性を隠さなくなった皆川先生をそれでもいいという鐘井。花火はえっちゃんときちんと向き合いその気持ちに区切りをつける第七弾。花火とえっちゃんの本音で向き合った展開にはちょっとうるって来ちゃいましたが、クズ過ぎてもいいとか言ってしまう鐘井と、彼女を何とかしたい麦にアプローチされる皆川先生とかいう展開は予想してなかった。最後はみんな幸せになって欲しいんだけどどういう結末になるのか気になります。
読了日:1月28日 著者:横槍メンゴ
クズの本懐(6) (ビッグガンガンコミックス)クズの本懐(6) (ビッグガンガンコミックス)感想
ついに告白を決意した花火と、モカの気持ちと向き合う麦、花火を想い続けるえっちゃん。諦めきれない想いに決着をつける第六弾。今回はふんぎりをつけるいいきっかけになるだろうし、これはこれでいい流れに繋がってくれればと思いながら読んでたらまさかの展開。花火を傷心旅行に誘ったえっちゃんでしたけど、彼女のそばに支えてくれる人がいてどこかホッとしました。
読了日:1月28日 著者:横槍メンゴ
クズの本懐(5) (ビッグガンガンコミックス)クズの本懐(5) (ビッグガンガンコミックス)感想
正式に付き合うことになった花火と麦だったが、歪んだ愛情で花火を惑わせるえっちゃん。一方麦を一途に想い続けるモカが麦とデートする第五弾。ここで素直に二人が向き合えれば良かったんですけど、諦めきれない二人のアプローチと、自分とタイプが違うのに皆川先生を意識し過ぎていることが花火を危うい感じにしててハラハラします...。
読了日:1月28日 著者:横槍メンゴ
クズの本懐(4) (ビッグガンガンコミックス)クズの本懐(4) (ビッグガンガンコミックス)感想
麦は皆川先生のあの本性知ってたのねと遠い目しつつ、麦は先輩、花火はえっちゃんとそれぞれ急接近して、いつの間にか二人の間に距離ができてしまうことに。えっちゃんの心境も気になるところですが、何より危うい状態の花火が痛々しいことになってて、自暴自棄になってしまわないか心配です。
読了日:1月28日 著者:横槍メンゴ
クズの本懐(3) (ビッグガンガンコミックス)クズの本懐(3) (ビッグガンガンコミックス)感想
見た目は一見まともそうな皆川先生が想像以上にどうしようもなくクズ過ぎてドン引きしました。こういう相手の気持ちに気づいていながら、自分のことしか考えていない周囲を振り回すタイプが一番質が悪い(苦笑)しかし花火がそっちに行っちゃったか感があって、それがさらなる迷走に繋がりそうな危うさが出てきましたねえ。
読了日:1月28日 著者:横槍メンゴ
クズの本懐 (2) (ビッグガンガンコミックス)クズの本懐 (2) (ビッグガンガンコミックス)感想
契約的恋人な二人は何だかんだ言いつつもだんだん距離が縮まってきているのかなあと感じつつも、えっちゃんがうっかり想いを告げて花火を動揺させたり、モカも真摯な想いをぶつけたりといろいろ展開が動き出してきてる状況。いろいろ思うところの多い二人がどうなるのか気になるところですねえ。
読了日:1月28日 著者:横槍メンゴ
ゆきうさぎのお品書き 熱々おでんと雪見酒 (集英社オレンジ文庫)ゆきうさぎのお品書き 熱々おでんと雪見酒 (集英社オレンジ文庫)感想
「ゆきうさぎ」に大樹の弟・瑞樹の奥さんが訳ありで訪ねてきたり、商店街の盛り上げ企画だったり、仲がこじれていた星花の親とその友人の仲直りだったりする第三弾。大樹の弟さんの奥さんの話や過去にゆきうさぎの縁があった人の話から明らかになってゆく大樹の実家や先代の事情。過去のわだかまりを解きほぐしてゆくゆきうさぎの料理はとても暖かくて良かったですが、ゆきうさぎの周囲の人々にもいろいろ変化の兆しがあったりで、そんなところから少しずつつ意識しつつある大樹とタマの関係も、いい感じになってくれたらいいなあと期待しています。
読了日:1月27日 著者:小湊悠貴
夜伽の国の月光姫5夜伽の国の月光姫5感想
月光姫の暗殺事件から早2年。竜峰でイケメン王子との再戦に備えて、自分磨きに勤しむ美幼女セレネ(中身おっさん)の元に亡き呪詛吐きの弟子で復讐を誓う美少女・シンニが現れる第五弾。今回はギィとザナの街歩きや薬によって皮肉にもまともになったセレネとミラン王子のデート短編などのエピソードも交えた構成で、呪詛吐きの復讐を誓う美少女シンニが、都合のいい解釈でなぜか改心してしまう展開は最後までブレなかったですね。傍から見たら出来過ぎなそろそろ年貢の納め時かなあという結末には苦笑いでしたけど、時には諦めも肝心ですかね。
読了日:1月27日 著者:青野海鳥
改訂新版 一番わかりやすい小学算数の教え方改訂新版 一番わかりやすい小学算数の教え方感想
5歳の娘が足し算引き算にチャレンジするようになったので、解き方や教えるコツ、気にかけるべきポイントがあるのかなと思い手に取った1冊。学年別にまとめられているのではなく「数」「図形」「単位」「早さ、道のり、時間」「割合」「比」と6つの章立て構成。項目ごとに細分化しわかりやすく解説されていて、とりあえず今回はメインの足し算引き算のポイントだけ押さえてあとはざっと全体を通してパラパラ読んだ程度でしたが、順序立てて理解してゆくことを意識していてとても分かりやすいと感じました。もう少し進んだらまた読んでみたいです。
読了日:1月27日 著者:大嶋秀樹
悪辣執事のなげやり人生 2 (レジーナブックス)悪辣執事のなげやり人生 2 (レジーナブックス)感想
これまでの積み重ねもあって、頑なだった主人一家の面々にも変化の兆しが生まれ、紆余曲折の末にヴィクターとの結婚話が持ち上がりあれこれ悩むアルベルタ。さらには思わぬ事件にも巻き込まれる第二弾。いつの間にかアルベルタに大きな信頼を寄せるようになっていたコーデリアの悔恨とイザドラの懇願。アルベルタの悩みもようやく解消されるのかと思っていたら、そこからさらに予想外の展開が待っていてビックリしましたw 思わぬ出会いもあったりで、きちんと筋を通して皆に祝福される幸せな結末はとても良かったですね。次回作も期待しています。
読了日:1月26日 著者:江本マシメサ
クズの本懐(1) (ビッグガンガンコミックス)クズの本懐(1) (ビッグガンガンコミックス)感想
品行方正なカップルとして周囲から羨望の眼差しを浴びている花火と麦。一見理想的な男女交際に見えるけれどそれぞれ報われない想いを抱えていて、お互いを慰め合うためのどこか危うさを孕む歪んだ関係。周囲の人間関係にも火種を抱えていて今後の波乱を感じさせるスタートですね。続刊以降の展開に期待。
読了日:1月26日 著者:横槍メンゴ
命の後で咲いた花 (メディアワークス文庫)命の後で咲いた花 (メディアワークス文庫)感想
教師にならなければならない理由を胸に、晴れて第一志望の教育学部に入学した貧乏学生の榛名なずな。そんな彼女が寡黙で突き放すような年上の同級生・羽宮の優しさに触れ惹かれてゆく物語。不器用なアプローチしかできないなずなと、何かを抱えていそうでなずなを容易に近づかせない羽宮。国語教師になった彼女とたまにしか会えない羽宮の、とても一途で絶望的なのにそこに幸せを見出す切ない恋。読み終わってみるとなるほどなあと唸らされる絶妙な構成で、繊細に積み重ねられてゆく羽宮と彼女の距離感がとても好みでした。後日談も良かったです。
読了日:1月26日 著者:綾崎隼
逆転召喚 3 ~裏設定まで知り尽くした異世界に学校ごと召喚されて~ (ダッシュエックス文庫)逆転召喚 3 ~裏設定まで知り尽くした異世界に学校ごと召喚されて~ (ダッシュエックス文庫)感想
栞里の兄・彩東伊織が会長を務める生徒会が悪魔の国セメタリーを攻め、劣勢のセメタリーが栞里を交渉材料とすべくその守護神たる黒死龍が訪れ、生徒会のメンバーもまた栞里の確保に動き出す第三弾。今回は栞里の実家である彩東家の過酷な環境とそこで厳しい状況に置かれていた栞里の立場が明かされましたが、栞里に対して様々な思いを抱く生徒会との戦いを通じて、メンバーも大きく成長しそうなきっかけを得たり、その関係も思っていた以上に大きく変わりそうですね。いろいろありましたけど、自らの立ち位置も見えてきた湊たちの今後が楽しみです。
読了日:1月25日 著者:三河ごーすと
八月の終わりは、きっと世界の終わりに似ている。 (メディアワークス文庫)八月の終わりは、きっと世界の終わりに似ている。 (メディアワークス文庫)感想
高二の夏に心臓の病が原因で亡くなった彼女・透子のことを未だ引きずっていた成吾。四年ぶりに地元に帰った成吾が再び手にした交換日記の空白に新たな返事が綴られてゆく物語。彼女が亡くなって以来、初めて訪れた彼女の実家で手にした交換日記に起こった不思議な出来事。語られる彼らの出会いと、交換日記を通じて交わされる時を超えた透子とのやりとり。未来を知っているからこそ何とか変えたい成吾と、その時を後悔しないように精一杯生きたい透子の交流はもどかしく切なかったですが、精一杯真摯に向き合った二人のやりとりは心に響きました。
読了日:1月25日 著者:天沢夏月
わが家は祇園の拝み屋さん4 椿の花が落ちるころ (角川文庫)わが家は祇園の拝み屋さん4 椿の花が落ちるころ (角川文庫)感想
京都でお正月を迎えた小春は吉乃や宗次朗とともに、澪人の実家である賀茂家の新年会に行くことに。そこで小春は今まで見てきた不思議な夢の意味を知る第四弾。様々な巡り合わせを踏まえた上で、現在の状況があることに気づく小春。謎の「祓い屋」が手当たり次第に京の妖を祓う嫌な状況。そんな中で迎えたバレンタインはあまり予想していなかった形でのひとつの転機となりましたけど、それぞれが思惑を持って動きそうな予感がある中、不安を抱える小春がどうなってしまうのか、澪人が今後どうするのかも気になるところで、次巻が早く読みたいですね。
読了日:1月25日 著者:望月麻衣
逃げるは恥だが役に立つ(8) (KC KISS)逃げるは恥だが役に立つ(8) (KC KISS)感想
百合と風見に動きがあったと思ったら何とも切ない展開。彼女の大人な判断は分かるんだけど、これで良かったなのかなあと何とも複雑な心境に。一方みくりが手伝った青空市をきっかけに仕事の方も何か道が見えてきましたか。二人はいい感じになりつつあるのかなあとも感じるだけに、百合&風見コンビがこのままなのかが気になりますね。
読了日:1月24日 著者:海野つなみ
世界の終わりの世界録<アンコール>9 絶望の始祖 (MF文庫J)世界の終わりの世界録<アンコール>9 絶望の始祖 (MF文庫J)感想
ついに神性都市の入り口にたどり着いたものの秘境の砂漠地帯に飛ばされ、天使や悪魔を捕らえた水晶の監獄の存在を知るレンたち。行方不明のフィアもそこにいると推測した一行は手がかりを求め探査に乗り出す第九弾。再会するまで大変だったのね...と思わせておいてやっぱりフィア先輩はフィア先輩だった展開には苦笑いしましたが、シオンやエリエス、ゼルブライトや沈黙機関らも集う神性都市で遭遇した圧倒的な強敵を相手に、苦しみながらもレンがまた新たな進化を見せてくれましたね。三人の英勇が集う展開で何が起こるのか、次巻も楽しみです。
読了日:1月24日 著者:細音啓
フレイム王国興亡記 6 (オーバーラップ文庫)フレイム王国興亡記 6 (オーバーラップ文庫)感想
周囲の期待に応えられず逃げ出すようにフレイム王国からの召集に応じたコータ。気分転換にシオンに連れられて「ホテル・ラルキア」を訪れ、シオンの旧友らとともにその改革に挑む第六弾。経営危機に瀕するホテルの実情を知り協力を約束する浩太。老舗ホテルグループの金看板を背負う会長と幹部たち相手に提案する改革案。今回の奮闘は自らの力不足を痛感して自信を無くしかけていた浩太、彼の不在でいかに依存していたかを知ったテラの人々にとっても大きな転機になりそうですね。最後に登場した召喚者がどう絡んでいくのか次巻がとても楽しみです。
読了日:1月24日 著者:疎陀陽
逃げるは恥だが役に立つ(7) (KC KISS)逃げるは恥だが役に立つ(7) (KC KISS)感想
契約恋人の期間を経てホンモノと恋人となったみくりと平匡さん。けれど結婚の契約部分はどうなるのか新たな問題が持ち上がり、平匡さんの勤務先に統合の話が持ち上がる第七弾。平匡さんの転機もあってトントン拍子に話が進みかけるも、ちょっと考えたいみくりの逡巡は大丈夫かなあと思ったんですがどうにか方向性見えそうですかね。風見と百合の関係も気になるところですが…。
読了日:1月24日 著者:海野つなみ
魔弾の王と戦姫<ヴァナディース>16 (MF文庫J)魔弾の王と戦姫<ヴァナディース>16 (MF文庫J)感想
ルスラン王子復活と国王ヴィクトールの死により不安定なジスタート。そんな状況でヴァレンティナは自らの野望を果たすため動き出し、戦姫同士の対立が決定的になる第十六弾。謹慎を装いつつ着々と手を打つヴァレンティナと手を組んだフィグネリアを軸として国内が混乱の度合いを深めてゆく状況に、個別の対応を迫られる戦姫とティグルたち。思わぬ動きもあった一方でこれを乗り越えれば...的な何かも垣間見えただけに、このギリギリの状況をティグルや戦姫たちがいかに乗り越えるのか、見せ場を期待できそうなリム含めて次の最終巻が楽しみです。
読了日:1月23日 著者:川口士,よし☆ヲ
櫻子さんの足下には死体が埋まっている 八月のまぼろし (角川文庫)櫻子さんの足下には死体が埋まっている 八月のまぼろし (角川文庫)感想
正太郎の家の前に置かれたカラスの死体。薔子の親友が犯した世間を揺るがした殺人の真相。そして正太郎と櫻子に転機が訪れる第十弾。カラス事件を通じて見えてきた母親の想いやノロレにはなるほどと思いましたが、早く一人前になりたいと思う正太郎の焦りもあったりで、櫻子さんに対する高過ぎる期待から思わぬ形で彼女と衝突してしまう事態にはちょっと危ういなあと心配になりましたが、まさかそこからこういう展開になってしまうとは…。最後の淡々とした磯崎先生のコメントも気になりましたけど、ここからどういう展開になるのか気になりますね。
読了日:1月23日 著者:太田紫織
櫻子さんの足下には死体が埋まっている 狼の時間 (角川文庫)櫻子さんの足下には死体が埋まっている 狼の時間 (角川文庫)感想
正太郎のもとに届いた愛犬ウルフの衝撃的な写真。花房の仕業かと正太郎は怒りを感じるものの、Phantomから意外な依頼が届く第九弾。取引の交換条件として集団自殺を目論むグループの中から救い出すべき「彼女」を探し出す依頼を受けてしまう正太郎。早く大人になりたいと焦燥を募らせる正太郎だからこその展開でしたけど、結果的に問題なかったとはいえ二人の関係にどこか暗雲の兆しも感じたりで今後が心配ですね。磯崎先生の価値観もまた独特だなあと思うエピソードもありましたが、内海の部屋探しエピソードは彼の人柄がよく出ていました。
読了日:1月22日 著者:太田紫織
櫻子さんの足下には死体が埋まっている はじまりの音 (角川文庫)櫻子さんの足下には死体が埋まっている はじまりの音 (角川文庫)感想
高校二年生になった正太郎。今居や鴻上と同じクラスになったものの、転校生のゴスロリ少女・蘭香が突如鴻上に急接近、そんな彼女に振り回される第八弾。新キャラ阿世智蘭香は一見正太郎たちを振り回しているようにも見えましたけど、やり方が不器用なだけでとても心優しい少女でしたね。これまでのエピソードから鴻上と周囲の交友関係の難しさは感じていましたが女の子の人間関係は難しい。抑圧された環境から関係をこじらせてゆく2つの事件に、正太郎に贈り物が届くインパクトのある幕引きでしたが最後にあった三賢人の話はなかなか良かったです。
読了日:1月22日 著者:太田紫織
逃げるは恥だが役に立つ(6) (KC KISS)逃げるは恥だが役に立つ(6) (KC KISS)感想
両想いになって結ばれたのに、依然としてお互い考えていてそれでハッピーエンドにはならない二人。結婚したらこれまで対価をもらっていたお仕事は?とか、言いたいことは分からなくもないんですけど、契約結婚で始まった関係だからこそいろいろ課題は山積でというか。。。風見さんと百合さんの関係もなにげに気になりますね。
読了日:1月21日 著者:海野つなみ
櫻子さんの足下には死体が埋まっている 謡う指先 (角川文庫)櫻子さんの足下には死体が埋まっている 謡う指先 (角川文庫)感想
厳寒の二月。正太郎は櫻子と親しい薔子に頼まれてとある別荘の掃除に行く事に。櫻子も合流した別荘で意外なものを発見してしまう第七弾。学校で陰湿な嫌がらせを受けて疑心暗鬼になってゆく正太郎でしたけど、こういう状況だと仕方ないんですかね。百合子視点のエピソードはなかなか新鮮で、彼女自身もまだ自分の中にある複雑な想いがどういうものか明確には認識できていないのかもと。正太郎がずっと抱いていた懸念も思わぬ形で判明しましたが、杞憂というか櫻子さんがあまりにも突き抜けていて苦笑いでした。ウルフはまた再登場あるんでしょうか。
読了日:1月21日 著者:太田紫織
櫻子さんの足下には死体が埋まっている 白から始まる秘密 (角川文庫)櫻子さんの足下には死体が埋まっている 白から始まる秘密 (角川文庫)感想
函館で正太郎が捜査中に怪我を負い、これ以上危険にさらすまいと距離を置くことにする櫻子と、再び彼女と事件を追いかけたいと思う正太郎。櫻子と正太郎の出会いや都市伝説流布の話も描かれる第六弾。平凡な高校生だった正太郎と櫻子との出会いはやっぱり強烈だったんだなあと苦笑いしましたけど、お互いもやもやするものを抱えたままの再会はどこか二人の距離感がぎこちなかったですね。幼馴染を陥れたのに他人事な感覚にはさすがに唖然としましたが、心の隙間に巧みに入り込む花房の暗躍には、不安定な二人の距離感を思うと少し不安になりました。
読了日:1月21日 著者:太田紫織
逃げるは恥だが役に立つ(5) (KC KISS)逃げるは恥だが役に立つ(5) (KC KISS)感想
母親のケガで急遽実家に帰っていたみくりが久しぶりに帰宅。内心大喜びの素直に嬉しさを表せない平匡。「ハグの日」もやっぱり自分からは言い出せない平匡が迷走するようになって、壁を感じるみくりが悩みだす第五弾。いい関係が見えてきてお互い好意を持っているのにこじらせてしまうとか(遠い目 みくりもうっかり失言で空回りするしほんと大変だなあ。。。
読了日:1月20日 著者:海野つなみ
鍵屋甘味処改 5 野良猫少女の卒業 (集英社オレンジ文庫)鍵屋甘味処改 5 野良猫少女の卒業 (集英社オレンジ文庫)感想
修学旅行やテストなどが続いて久しぶりに鍵屋へ顔を出したこずえ。祐雨子と淀川の関係も気になる状況で淀川の元カノが現れ、たびたび淀川を呼び出し始める第五弾。想いを自覚して距離感が分からなくなり、祐雨子と淀川の近過ぎる距離感に不安を抱きながらも淀川のためにあれこれ奮闘するこずえ。淀川も戸惑い気味だったり振り回されたりでしたけど、それでも自分の大切なものに対する想いはブレなくて最後はちょっと頑張ってくれましたかね。エピローグはややあっさりめでしたが、今後の期待感に満ちた悪くない結末でした。次回作も期待しています。
読了日:1月20日 著者:梨沙
追伸 ソラゴトに微笑んだ君へ (ファンタジア文庫)追伸 ソラゴトに微笑んだ君へ (ファンタジア文庫)感想
二学期初日。野球部を辞めた篠山マサキが教室で遭遇したのは、自分の記憶にだけ存在しない少女・風間ハルカ。手紙の送り間違いを知らせてくれた女の子との文通をきっかけにその世界が変わってゆくSF系青春小説。うっかり優等生と評判のハルカの意外な一面を知ってしまうマサキ。怪しい文通をやりとりするたびになぜか突如変わってゆくハルカとの関係性。不器用な二人の距離感が微笑ましくて突然の急展開には呆然としましたが、真相を知って彼女のために奔走したマサキの決意と顛末は、荒削りながらも次回作に期待したくなる爽やかな読後感でした。
読了日:1月20日 著者:田辺屋敷
逃げるは恥だが役に立つ(4) (KC KISS)逃げるは恥だが役に立つ(4) (KC KISS)感想
風見さんでのお仕事(家事代行)が百合にバレて仕事現場に乗り込まれたみくり。百合ちゃんの家庭訪問をきっかけに新婚旅行として二人で温泉に行くことになる第四弾。社員旅行という発想がアレですがw 二人で旅行に行ってスキンシップや距離感もいい感じになっているとは思うんですけど、お互いいろいろ考え過ぎてて進みそうで進まないのがもどかしいですね。
読了日:1月19日 著者:海野つなみ
本バスめぐりん。本バスめぐりん。感想
定年を迎えて移動図書館、愛称「本バスめぐりん」の新人運転手になったテルさん。図書館司書ウメちゃんの年の差四十のでこぼこコンビで身近に起こる謎や出来事を解決してゆくハートフルミステリ。様々な場所のいろいろな事情を抱える利用者たちとの交流や、利用者のことを考えて載せる3000冊の本の一部を入れ替えたり、移動図書館に対する利用者や地域の人の想いなど、試行錯誤しながらテルさんの奥さんや利用者も一緒に解決の方法を考えてゆく展開はとても良かったですね。コミュニティの中心にあった移動図書館の可能性を改めて実感しました。
読了日:1月19日 著者:大崎梢
逃げるは恥だが役に立つ(3) (KC KISS)逃げるは恥だが役に立つ(3) (KC KISS)感想
シェアして三角関係?契約結婚の危機?と思いながら読みましたが意外とビジネスライクな感じだったりでちょっとホッとしました。けど平匡がわりとこじらせてる消極男子で、みくりが歩み寄りを見せているのに進展しない状況がもどかしい。恋人という役割もできて、きちんと二人で向き合えばうまくいきそうな気もするんですが、そうさせてくれない周囲にいろいろ振り回される状況は続きそうですね(苦笑)
読了日:1月18日 著者:海野つなみ
やがて恋するヴィヴィ・レイン 2 (ガガガ文庫)やがて恋するヴィヴィ・レイン 2 (ガガガ文庫)感想
アステルと共にヴィヴィ・レインを探す旅をするルカが旧友ジェミニと再会。そこで悲劇の英雄として領主に対する暴動の首謀者として祭り上げられてしまい、王女のファニアと対立することになってしまう第二弾。昔の借りがあるためにジェミニの思惑に協力するルカ。思わぬ形で対峙することになった恩人のルカを何とか助けられないか深く葛藤するファニア。ギリギリの状況で密かに交わされる二人の想いが何とも切なくて、交わされた約束と提示された目標によって物語の方向性も見えてきて、ここからどういう展開になるのかとても楽しみになりました。
読了日:1月18日 著者:犬村小六
弱キャラ友崎くん Lv.3 (ガガガ文庫)弱キャラ友崎くん Lv.3 (ガガガ文庫)感想
夏休みに入っても日南から特訓漬けにされていた友崎が、リア充グループとともにBBQ(男女お泊り付き)に参加したり、菊池さんと付き合うことを目標に花火大会デートへと誘う第三弾。相変わらずダメ出しされたり試行錯誤する中で参加した合宿もなかなか面白かったですが、何より悩める中村や対する日南のありようが友崎にとって転機になりましたかね。菊池さんはとてもいい子だなという思いを新たにしつつも、自分なりのやり方で前に進むことを選んだ友崎と、再構築される日南との関係性がどのようなものになってゆくのか次巻が今から楽しみです。
読了日:1月18日 著者:屋久ユウキ
逃げるは恥だが役に立つ(2) (KC KISS)逃げるは恥だが役に立つ(2) (KC KISS)感想
万事うまく運んでいた平匡とみくりの生活。津崎さんの会社の後輩・風見涼太から「仮面夫婦」の疑いをかけられてしまう第二弾。契約結婚ではあったけれど、少しずつ意識するようになってゆく二人の距離感を楽しんでいたんですが、まさかこういう介入のされ方するとは。。。その衝撃的な提案がどういうものなのか、特に平匡さんがいろこじらせたりしないか心配です。
読了日:1月18日 著者:海野つなみ
女王陛下の補給線(3)<完> (講談社コミックス)女王陛下の補給線(3)<完> (講談社コミックス)感想
王国中からその命を狙われる俘虜・殺塵鬼アーベルト・マイヤーの護送中、彼の言葉に煽られ翻弄される二○二試験補給中隊の面々。分裂の危機に陥る中、友軍の急襲を受けかる第三弾。殺塵鬼にいいように振り回される補給中隊を襲った黒幕の意外な正体。伍長の超人ぶりがまた突き抜けてましたが、各人のエピソードを交えつつ決着付くところまでは読めると思っていたので、ここでの完結は残念。次回作も期待しています。
読了日:1月17日 著者:カワグチタケシ