読書する日々と備忘録

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2022年7月ガガガ文庫・ファンタジア文庫・GCN文庫新刊感想まとめ

今回は7月ガガガ文庫・ファンタジア文庫・GCN文庫の新刊感想まとめです。

内訳はガガガ文庫が続巻2点、新作4点、ファンタジア文庫が続巻2点、新作1点、GCN文庫が続巻1点の計10点になります。

まずガガガ文庫の続巻は怒涛の文化祭が圧巻だった最終巻の「現実でラブコメできないとだれが決めた?」、もどかしい二人の関係に彼らの妹たちが介入する「弥生ちゃんは秘密を隠せない」、新作も第16回小学館ライトノベル大賞<優秀賞>で氷山の現れた海岸で一人の少女・日暈と出会うひと夏の青春小説「サマータイム・アイスバーグ」、第16回小学館ライトノベル大賞<大賞>で小学校の音楽室で少女と唯一無二の運命的な出会いを果たす青春小説「わたしはあなたの涙になりたい」、美少年と愛が重たい少女たちによる仁義なき恋の戦いの物語「衛くんと愛が重たい少女たち」、無気力な高校生と夢を捨て切れない隠れオタの酔っ払い女教師が出会う「未来から離脱したので女教師(モブ)の夢に全振りします」とどれもなかなか印象的でした。

ファンタジア文庫はまさにオールスター総力戦で激動の展開だった「公女殿下の家庭教師」、同じ部署に異動してきた元同級生の木内さんメインのエピソードが綴られる「ぽんこつかわいい間宮さん」、やり直し七度目の人生で、「怪物」と噂される美しき少女と出会う新作ファンタジー「僕は七度目の人生で、怪物姫を手に入れた」も良かったですし、GCN文庫の「霜月さんはモブが好き」もリアクション気味だった主人公が成長したりとなかなか粒ぞろいでおすすめです。

気になる本があったらぜひ読んでみて下さい。

※紹介作品のタイトルリンクは該当書籍のBookWalkerページに飛びます。

 

現実でラブコメできないとだれが決めた? 6(ガガガ文庫) 

弥生ちゃんは秘密を隠せない2 (ガガガ文庫) 

サマータイム・アイスバーグ(ガガガ文庫) 

わたしはあなたの涙になりたい(ガガガ文庫) 

衛くんと愛が重たい少女たち(ガガガ文庫) 

未来から離脱したので女教師(モブ)の夢に全振りします(ガガガ文庫) 

公女殿下の家庭教師12 約束の花園 (ファンタジア文庫) 

ぽんこつかわいい間宮さん2 ~社内の美人広報がとなりの席に居座る件~ (ファンタジア文庫) 

僕は七度目の人生で、怪物姫を手に入れた (ファンタジア文庫) 

霜月さんはモブが好き 3 (GCN文庫) 

このタイミングでは見送ったスパイ教室はそのうち読みます。

スパイ教室08 《草原》のサラ (ファンタジア文庫)