今回は10月ガガガ文庫まとめです。
紹介する内訳としては新作3点、シリーズ新刊2点の計5点になります。
まずは平坂読先生の異世界転移してきた魔術を操る皇女が貧乏探偵と出会う「変人のサラダボウル」、病弱な少女の願いで疑似恋愛を小説に書く親友の複雑な心情描写が素晴らしい「こんな小説、書かなければよかった。」、ゆるく共有する世界観で描かれるシリーズの中では個人的には一番好みだった幼馴染の少女との複雑な想いを描く野村美月さんの「幼なじみが妹だった景山北斗の、哀と愛。」をセレクト。
シリーズ続巻は今巻でクライマックスを迎えた月と吸血鬼の物語「月とライカと吸血姫」の7巻目、危機の連続を乗り越えたと思ったら今度は魔王城が敵対的買収に遭ってしまう「剣と魔法の税金対策」の4巻目もなかなか面白かったです。
今年何度目かのガガガ文庫発売全タイトル買いでしたが、もう読むしかないと思ってしまう作品ラインナップなので仕方ないですね(苦笑)どれも面白かったので気になる作品があったらぜひ読んでみてください。
変人のサラダボウル (ガガガ文庫)
こんな小説、書かなければよかった。(ガガガ文庫)
幼なじみが妹だった景山北斗の、哀と愛。(ガガガ文庫)
月とライカと吸血姫7 月面着陸編・下(ガガガ文庫)
剣と魔法の税金対策4(ガガガ文庫)