今回は5月電撃文庫のおすすめまとめです。
今回は新作2点を含む5点の紹介になります。
まずは高村資本さんの新作「恋は双子で割り切れない」。タイプの違う美人双子姉妹ヒロインの魅力もさることながら、繰り広げられる熱いオタトーク、自覚していく複雑な想いにないもねだりでこじれにこじらせた三角関係が、ページ数以上に密度の濃い強烈なインパクトでガツンとくる一冊です。久々に凄いものを読んだと思いました。これは読めば誰かといろいろ語りたくなるのでぜひ読んでみてほしいです。
そしてまさかの続巻「楽園ノイズ」2巻目では、大物音楽プロデューサーとしてかの革命家が登場。ヒロインたちのために奔走したり葛藤する姿は惚れ直しちゃうよなと思える頑張りっぷりなのに本人は相変わらず鈍感で、そしてお約束の女装も盛り上がってファンなら大満足間違いなしの一冊ですね。
【参考】著者さんによる楽園ノイズ2楽曲解説
またお互い大切な存在から少しずつ想いを育んでいく「隣のクーデレラを甘やかしたら、ウチの合鍵を渡すことになった」の2巻目、世界を変える干渉力を持つが故に人々に疎まれた少女と飛空船乗りの青年の旅で育まれる絆が印象的な新作「浮遊世界のエアロノーツ」、遠距離恋愛のはずがまさかの同棲生活がスタートする「娘じゃなくて私が好きなの!?」もなかなか良かったですね。
どれも安心しておすすめできるので気になる本があったらぜひ読んでみて下さい。
【新作】恋は双子で割り切れない (電撃文庫)