読書する日々と備忘録

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2021年4月に読んだ新作おすすめ本 文庫・単行本編

こちらは2021年4月に読んだ新作おすすめ本 文庫・単行本編です。

ライトノベル編はこちら↓

ライト文芸では死んだ親友の妹・優子との突然の再会から全てが変わりはじめる青春小説「君と、眠らないまま夢をみる」 (メディアワークス文庫)、「死の森の魔女」リコリスと王兄の関係が気になる「死の森の魔女は愛を知らない」(富士見L文庫)、何だかよくわからないまま最後まで一気に読んでします「心が折れた夜のプレイリスト」 (新潮文庫nex)、似鳥鶏らしさでじわじわくる「叙述トリック短編集」 (講談社タイガ)が印象的ですね。

また文庫ではぐうたら侍女検死官と美貌の宦官のコンビで事件を解決する後宮小説「後宮の検屍女官」 (角川文庫)、近未来を舞台とした芝村裕吏さんの「統計外事態」 (ハヤカワ文庫)、あと文庫化された「ひとつむぎの手」(新潮文庫)「本のエンドロール」 (講談社文庫)「その日、朱音は空を飛んだ」 (幻冬舎文庫)「金木犀と彼女の時間」 (創元推理文庫)あたりは注目作品です。

文芸単行本もなかなかインパクトある作品が多かったですが、王様のブランチでも紹介された浅倉秋成さんの「六人の嘘つきな大学生」、一穂ミチさんの印象的な連作短編集「スモールワールズ」、第63回メフィスト賞受賞作「スイッチ 悪意の実験」、彩瀬まるさんの正反対な姉妹の数奇な運命を描く「草原のサーカス」、「カモフラージュ」に続いてなかなか面白かった松井玲奈さんの「累々」を挙げておきます。

 

君と、眠らないまま夢をみる (メディアワークス文庫)

スモールワールズ

スイッチ 悪意の実験

草原のサーカス

累々

ヴィンテージガール 仕立屋探偵

櫓太鼓がきこえる

 

書店員と二つの罪

 

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