読書する日々と備忘録

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最近読んだ注目のオススメライトノベル15選

 というわけで文芸単行本、キャラ文芸編に続く第三弾ライトノベル編です。この前電撃文庫GA文庫を読んだあたりで勢いで新作ライトノベル企画を作ってしまいましたが、ファンタジア文庫や四連休の間に読んだ最近の作品がみんな思ったより良くて、これはもう一度新作企画を作らねばなるまいと、過去は忘れてもう一度作ることにしました(白目)どうしても追いかけているシリーズもの多いと、新作が後回しになってしまいますが、気になる作品があったらチェックしてみて下さい。

 

1.川上稔 短編集 パワーワードのラブコメが、ハッピーエンドで五本入り(電撃文庫)

電子書籍限定電撃文庫人の心が読める無口系少女の不器用な初恋、恋愛成就の「告白の木」が三本もある町で、その一本をお気に入りスポットにしている少女と黒のジャージ少年、開かずの踏切とその周辺の喫茶店に集まる作家と編集者たち、学校で漂う幽霊と彼が見える後輩、画家を目指していた少女の初めての挫折と美術部の彼。独特なちょっとクセのあるノリで登場人物たちもちょっと変わっているけれど、積み重ねていったものが溜めに溜めた先にガチっとハマった時の破壊力がどうにも凄まじい、パワフルでインパクトのあるラブコメ連作短編集でした。

電子書籍限定電撃文庫第二弾。弁当を美味そうに食う少女とまずそうに食う少年の弁当交換会、想い人に恋愛相談をされてしまった家業が神社の少女の顛末、心に鍵を掛ける少年が入部した文芸部で出会った風変わりな先輩、元秀才女子と才覚男子の勉強攻略、ゴリラ女子とオスの人類のちょっと恥ずかしい昔話。二巻目は前巻とはまたちょっと違ったテイストで、自分はお弁当の話とか文芸部の先輩後輩の話とか、こういうお話が好きなんですよ。なかなか気づかないけれど、そんな溜めに溜めた展開の先にある結末がまたじわじわくるラブコメ連作短編集でした。

 

2.ドラキュラやきん! (電撃文庫)