読書する日々と備忘録

主に読んだ本の紹介や出版関係のことなどについて書いています

2020年7月に読んだ新作おすすめ本

7月に読んだ新作おススメ本です。

 

ライトノベルではガガガ文庫の「現実でラブコメできないとだれが決めた?」、電撃文庫の「ちっちゃくてかわいい先輩が大好きなので一日三回照れさせたい」はインパクトある作品で、近未来を舞台とした「このぬくもりを君と呼ぶんだ」のほか、「やたらと察しのいい俺は、毒舌クーデレ美少女の小さなデレも見逃さずにぐいぐいいく」「ネクラとヒリアが出会う時」「とってもカワイイ私と付き合ってよ!」などもなかなか良かったです。

 

ライト文芸では二カ月連続での刊行となるはるおかりのさん「廃妃は再び玉座に昇る」、野村美月さんの「記憶書店うたかた堂の淡々」、一般文庫では一色さゆりさんの「コンサバター 大英博物館の天才修復士」、望月麻衣さんの「満月珈琲店の星詠み」、才羽 楽さんの「あなたが心置きなく死ぬための簡単なお仕事。」はなかなか印象的でした。

 

単行本もわりと読めた一カ月でしたが、中でも青羽悠さんの「凪に溺れる」、五十嵐律人さんの「法廷遊戯」、一木けいさんの「全部ゆるせたらいいのに」、水沢秋生さん「ミライヲウム」などは注目です。

 

現実でラブコメできないとだれが決めた? (ガガガ文庫)

お父さんはユーチューバー

オリンピックまで2年、昭和37年の東京。集団就職で上京したものの劣悪な労働環境から工場を逃亡した17歳の郷子が、浅草にある「洋食バー高野」のおかみ・とし子に拾われ、そこで働くことになる上京物語。最初の工場でのトラウマからずっと食べられなかったカレーの初体験。頼み込んで働くようになった高野の美味しく温もりあふれる絶品料理、高野で働く勝の淡い想いやお客さんたちとのやりとりがとてもいい感じで、心優しい人たちに支えられながら、自分の居場所を見つけてたくましく生きてゆく郷子のこれからをまた読んでみたいと思いました。