読書する日々と備忘録

主に読んだ本の紹介や出版関係のことなどについて書いています

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今注目の中華風ファンタジー18選(19年10月改訂版)

2023年9月改訂の最新版はこちらになります。↓

この該当記事の作成から一年以上が経過し、この時点では読んでいなかった作品もあり、新シリーズが刊行されていたり、巻数を重ねていたりでいろいろ当時とは変わってきています。そこで作品・刊行情報などを更新した改訂版を作ろうと思いました。今回は前回記事から入れ替えをしつつ、再び自分が読んだ作品のうち比較的最近に刊行されている18作品を紹介しています。

 

ちなみに中華風ファンタジーというと当然「十二国記」は?というツッコミが入りそうですが、あの作品は特に紹介しなくても爆発的に売れているので、まあいいだろうということで今回あえてスルーしました(おい 十二国記以外に何かないかな?読んでみたいと思った方向けに紹介する記事ということでよろしくお願いします。

 

1.後宮の烏 (集英社オレンジ文庫)

徐の王太子・寿白は革命の混乱のさなかに王の証・王玉を得たが庚に取って代わられ、十年後に飛牙と名乗って再び国を訪れる中華風ファンタジー。飛牙から玉を取り戻すべく現れた天令の那兪とともに訪れたかつての王都。天から見放され荒れる庚の治政と、寿白時代の飛牙を知る宦官・裏雲や王太后が抱えていた秘密。明かされた事情と混乱の最中で上手く立ち回り、どうにかこうにかうまく取りまとめてみせた飛牙が、裏雲を追って天下四国を旅しながら行く先々で活躍するシリーズです。現在4巻まで刊行。

 

16.後宮天后物語 (ビーズログ文庫)