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読書する日々と備忘録

主に読んだ本の紹介や出版関係のことなどについて書いています

インプットとアウトプットを両立し続ける難しさ

日常生活の中でインプットとアウトプットをどうやって両立させていくか。生活環境が変化していく中で成立させるべく、ずっと前からいろいろ試行錯誤を続けていますが、その辺について参考になればと思い、今回思ったこと感じたことや、自分の現況について少し書いてみたいと思います。


まず基本的な自分の趣味で言うと、読書とサッカー観戦、それと仕事に関連する出版関係とそれに伴う周辺事情を含めた全般的な情報収集でした。個人的な実感として何かに関わってアウトプットしていこうとすると、直接趣味の対象に関わるだけでなく、関連事情に関する雑多な情報収集といったインプットは欠かせません。前提としてそういったことを知っている、積み重ねているかどうかの差は思っている以上に大きいものです。基礎体力のようなものですね。

 

ただ基本的にインプットに時間を掛けようと思ったらわりと際限がなくて、いくらでも時間がかけられます。一方でそれを止めてしまうことは容易なのですが、インプットを続けていかないと見えてくるものが狭くなりますし、状況やトレンドの変化についていけなくなります。適当なところで満足する、見ているだけというのも一つの方法ですが、そういうインプットをしないまま自分から意見を発信しようとすると、自分が経験したことや知っている過去をベースにした話しかできなくなります。

 

また例えば家族が増えていく中で、仕事が忙しい中でどうやってそれを維持していくか。基本的に多種多様な趣味を持っていたとして、人との関り合いや仕事に関する時間が増えていく状況の中で、一人の自由な時間や資金があった時と同じようなレベルを維持していくのは難しいです。周囲と平和的な関係を維持しようと考えていくと、必然的に広く浅くか選択してリソースを集中するか、何らかの手段を講じる必要が出て来る人がほとんどでしょう。

 

そんな中で自分が採った方法は選択と集中です。考えた末に情報収集する範囲を減らして、サッカー関連を諦めました(今はダイジェストを確認するくらい)。長年続けてきたことなので大きな葛藤を伴う決断でしたが、ひとつひとつにそれなりのパワーを割いて来たことなので、我を通して全てを維持し続けるのが難しいとは感じていましたし、やるならきちんと関わりたいタイプなので、それぞれを縮小して継続するという選択肢はあまり考えませんでした。

 

とはいえそれでも子供が出来てそれなりに大きくなってくると、どうしても子供と向き合う時間が増えてきます。自分の趣味に使える時間という観点から見ると、例えば同年代の似たような境遇の人たちと比較すると、行き帰りの通勤時間だったり、子どもたちの寝た後だったり、比較的自分の自由になる時間はある方だと思いますが、早く家に帰ったとしても、それは子供と向き合う時間が増えるだけだったりもします。

 

また平日よりも時間があるはずの休日の方が、実は自由な時間が少なかったりする難しさもあって、大型連休などは素直に歓迎できない複雑な気持ちになったりします。そういった中で本を読むとか、何かまとまった時間を確保しようとすると、インプットもアウトプットもというのは正直なかなか時間のやりくりが難しいですね。現況の中でそれをしようとしたら、それもまた選択と集中なんだと思います。

 

正直に言うといろんな趣味に手を出したり、貪欲にインプットしたりアウトプットしたりしている人を眺めていて、羨ましいなあと思うことはあります。ただそれは現況に至ったことを後悔しているということではありません。これまで経験することのなかったいろいろなリアルな体験から感じること、得られることもまた大きいですし、今ある環境で何ができるのか、使える時間をうまく使ってどう質の高いインプットやアウトプットをしていけるか、そう考えたいと思います。