読書する日々と備忘録

主に読んだ本の紹介や出版関係のことなどについて書いています

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5/9~5/16に読んだラノベ・小説まとめ

何となく読書ブログな感じになりつつある当ブログですが、ラノベ企画ベースだと早晩ネタ切れで行き詰まりそうな予感はあったので、試しに直近一週間を読んだ本をまとめてみようかなと思いました。

だいたい読むペースとしては1日1~2冊、1週間で10~14冊程度で、なのでとりあえず3冊程度をめどにおすすめしていきたいと思います。


まず今週一番インパクトがあったのはやはりダンまち外伝。

 未到達領域59階層への遠征に向け準備を進めつつベルたちに稽古をつけるアイズと、ロキファミリアの59階層への挑戦を描く外伝第四弾。

 

案外早とちりなレフィーアだったり、膝枕させるためにベルを叩きのめすアイズだったり、前半はわりとほのぼの展開でしたが、一方で短期間で変貌したベルの奮闘ぶりを目の当たりにしたロキファミリアの面々が大きな影響を受けていたことは興味深いですね。

 

後半強敵に圧倒されながらも、諦めず立ち向かうロキファミリアの精鋭たちの戦いもまたとても熱い。徐々に明らかになっていく陰謀や謎がまた新たな展開に繋がりそうで、外伝もまた面白くなっていくことを予感させた一冊でした。

 

次は「白銀のソードブレイカー」がついに完結。

 剣聖殺しエリザが仲間と共に最凶の剣聖・デュランダルと最後の戦いに臨む完結編。デュランダルは他の剣聖とは一線を画す存在で、いったんは圧倒的な差を見せつけられた上での再戦だったわけですが、相手は少しばかり反則級の強さでした(苦笑)

 

絶望的な状況でも諦めず光明を見出そうとする王道展開で、不器用だったエリザがレベンスに素直になっていくところとか、そんな彼女を守ろうと奮闘するレベンスとか、ヴァー様・サンちゃん・サツキといった魅力的なキャラたちの掛け合いなど、この作品に期待していたものを最後まで十分に堪能できたという意味では大満足だったシリーズ。

 

もしかしたらこのシリーズ読むともしかしたらこれくらいがちょうどいいのかもしれないですね。女の子キャラを魅力的に描いている本作は巻数も4巻と手頃ですし、興味がある方はこれを機会に是非読んでみることをオススメします。

 

最後に「天久鷹央の推理カルテ」 (新潮文庫nex)の知念実希人が描く新シリーズ。

改貌屋 天才美容外科医・柊貴之の事件カルテ (幻冬舎文庫)

改貌屋 天才美容外科医・柊貴之の事件カルテ (幻冬舎文庫)

 

 バイト先として天才形成外科医・柊貴之のクリニックを紹介された麻酔科医・明日香が、次々と舞い込む奇妙な依頼や彼の過去の因縁に巻き込まれていく医療ミステリですね。

 

天才的な手腕以外はまるでダメ人間な柊は自分が納得した手術しか受けない主義で、そんな彼に明日香が振り回されながらもその生き様に感化されていく物語。。。かと思ったのですが、後半は柊と弟子・神楽を巡る因縁で何が正しくて何が間違っているのか、状況が二転三転するスリリングな急展開は素晴らしい。

 

過去の因縁は今回で決着したものの、読みやすくて依頼解決パートも話として面白かったので、是非続編に期待したいところです。

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その他読んだ本(リンクは読書メーターに書いた感想)
◎・・・素晴らしい ○・・・オススメ
青春ブタ野郎はシスコンアイドルの夢を見ない (鴨志田一 電撃文庫) 

魔法科高校の劣等生 (16) 四葉継承編 (佐島勤 電撃文庫) 

眠り月は、ただ骨の冬 (櫛木理宇 幻冬舎文庫) 

書店ガール 4 (碧野圭 PHP文芸文庫) 

恋する創薬研究室(喜多喜久 幻冬舎文庫)

  薫子さんには奇なる解を(大槻一翔 富士見L文庫) 

  魔剣戦記 1 (藍藤ユウ オーバーラップ文庫) 

  魔剣戦記2(藍藤ユウ オーバーラップ文庫)

校庭には誰もいない (村崎友 角川文庫)

  結婚指輪は経費ですか?(山田真哉 角川文庫)

ではまた。